January 30, 2004

全滅からの復興

関東地方徐々に温かくなってきました
我が家の全滅度合いも大分良くなってきて
本日は旦那が会社へと向かいました
大丈夫かな……無事帰って来れるかしら
熱は37度まで引いたらしいけれど
会社勤めの人は大変です

子供達の様子も大分良くなって来た
娘も幼稚園に今日から出勤だし
赤ちゃんも昨夜から添い寝の時に腕枕をしなくても
落ち着いて寝られるようになっていた
一週間位……一日を抜いて(赤ちゃんが一日遅れでインフルエンザにかかったので初日は免除された)
毎日腕枕していました……右腕は既にボロボロです

「ママから一秒でも離れているもんか!」

寝ている間も私の体温を欲しがるのです……
五才の娘も「ママーママ」と夜泣きをするし
オモラシするし……
最近ずっと止まっていたのですが
体調の悪い時は仕方が無いですよね

明日は久しぶりに仕事で外に出ます
とは言えまだ病人が多い家ですからね
仕事が終ったらとんぼ返りする事になると思います
ではまた良い週末を!

Posted by Penguin at 07:47 PM | コメント (800)

January 29, 2004

米が無い!

家族全滅からようやく全員復調? と思いきや
本日は旦那が倒れた
唯一インフルエンザの悪夢から逃れていたのに……
無論早急に病院へと向かいました

体調も大分戻って来て
ヤレヤレと思ったら家に米が無かった
別段小麦粉は売るほどあるのだから
パンを焼けばいいや……と思っていたのだけれど
体調が戻るに連れてやはり「米」が食べたくなって来た

「コメ……ホカホカのご飯をしっかり食べたい……」

とはいえ解熱後二日は外を出てはいけないと言うし
色々と考えて結局お財布を握り締め
コホコホと近所のコンビニに向った
歩いて五分もしない所にある一番近い店だ。
五キロでも二キロでもいい。どうか売っていて……

と思ったが無論売っていなかった
売られて居るのは全て「炊き終えた米」である

「生ゴメは無いんですか……」→心の中の叫び

困った、困った。
ゲホゲホ強くなった咳を押さえつつ
一時家へと避難。
どうしよう……旦那も当てにはならないし……

「あちゃぱぴ!」

子供達も復調してきて食欲も増してきた
多少の危険は仕方が無い。このままでは家族が飢えてしまう

と言う事で一目を気にしながら歩いて六分ほどの
米屋さんへと向った
高いのはもう仕方ない。とにかく米が手に入れば……

普段我が家は格安店でアキタコマチを買っている
毎回炊き立てを食べるので余り安い米を食べているという意識は無いが
多分一番安い位の米を食べているのだと思う

「すいません……お米下さい。でも側には近寄らないで……危険です」
「え?」

お米屋さんでも突然現れた不健康そうな人間に戸惑っていた
事情を説明し、
お米を分けて貰う。

「言ってくれれば配達するから。又今回みたいな事があったら
 気にせず電話して頂戴」
「ありがとうございます……」

やっぱりご近所のお店ってありがたい。
かくして昨日は精米したてのご飯を楽しんだ
その他のオカズは何とかなるけれど
お米だけはね……無いと困ってしまいます
ではまた

Posted by Penguin at 04:54 PM | コメント (732)

January 28, 2004

メールマガジン発行しました

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I Make Pretty Angel . 可愛い天使の作り方 . No.271. 2003.1.27. 
Presented by home ikeda . 発行部数 部
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目次

1.可愛い天使の作り方 エピソード2 
2.メールマガジン紹介! 葵むらさき さん
3.フシギの国アメリカ 〜キャリアウーマン天国

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"学習机の恐怖"(1歳) & (5歳10ヶ月)

 気がつけば来年から娘は小学生である。
 色々買わないといけないのよね……と油断をしていたら、娘と旦那はお正月
に旦那の実家から貰ったお金で「ランドセル」を購入して居た。苛められる可
能性があるから赤い地味な形を……と思ったが、娘が選んだのは明るいピンク
の派手目なランドセルであった。

「早くこれ買わないと! 誰かに買われて無くなってしまうかもしれない!」

 それは無いと思うけれど。
 個性的なランドセルは「元祖・あちゃぱぴ」系な娘に良く似あうのかもしれ
ない。

 購入した後は一度箱から出しただけで、後は床に投げたままである。弟が出
来たとは言え長年の一人っ子状態はそう簡単に抜ける物では無い。物を大事に
する習慣が無いのだ。私も特に片付ける事もせずそのままにしておいた。別段
呆れ果てて居るのでは無い。私自身どこに片付けるよう教えるか思い悩んでい
たのだ。

「やっぱり学習机買った方が良いのかしら」
 
 以外に学習机は新品を買う人よりも、お母さんのお古を使ったりする人や従
兄弟が使わなくなったから貰うという人も居るのを聞き驚く事しきり。しかし
私の学習机は安いベニヤ板で作られていた為既に崩壊しており、娘にあげたく
てもあげる事は出来ない。

 しかし、現時点では娘の部屋に机を置く事は不可能である。二段ベッドにベ
ビーベッド。六畳間には既にそれらで埋め尽くされ幅一メートルの机を置くス
ペースは既に無い。置くとしたらベビーベッドが要らなくなるまで、私の仕事
部屋に置くしか無いだろう。折りしも私の実家から娘の小学校用品を買うよう
にとお金を貰った。とにかく買う買わないは別にして、まずは一度見に行って
見た方が良いのかもしれない。

 歩いて出かける事を嫌う娘を無理矢理車に乗せ、一路家具屋に向う。本人余
りやる気が無いがこう言う事は親が率先してやらないと話が進まないのだ。

「ミキ、アリエルの机がいい!」
「デスクマットは買ってあげるから。いい。良く選びなさい」

 アリエルのマットを誇らしげに手に持ち既に机を選び終えたような顔をして
居る。学習机の値段を見るのは初めてだけれど、本当にピンきり色々ある。フ
ルセットで三万円から、机だけで十万円する物まで。営業担当の人が来て色々
と説明をしてくれる。安い机は引出しの板がベニヤ板で出来ていて、指の第二
関節で叩くと音で分かるのだと言う。

「あ、本当だ」
「やはり長く使われるのでしたらこの位の方が宜しいかと……」

 考えてみれば私が使っていた机はベニヤ板で出来ていて、脆くて何度も補修
した物だったけれど……勧められた学習机の値段は約六万円! 娘もノリノリ
で手に持っていたアリエルのマットを机の上に敷いた。

「でも椅子は別売りなんですよね」
「はい。安いのですと三千円位からありますけれど、長く座る物ですから特に
お父さんが来られると高い値段の物を買って行かれる事が多いですね。やはり
疲れる事が分かるからですからね」

 と、勧められた椅子は約一万五千円! 言う事は最もでその通りだと思うの
だけれど考えてみればこの学習机は我が家のリビングの机よりも高いのだ。確
か我が家の机は三万九千八百円、いや四万九千八百円だっただろうか。とにか
く椅子四ケ付きで五万円台で無かった事は確かである。

「たっかいですねえ」

 その日は即決せずに家に帰った。そう考えてみれば毎日私が使っているパソ
コンデスクは八千八百円! 娘の椅子よりも安いのだ。許せん。いや絶対これ
は間違っている。間違っている。でもお金を貰っている以上買って上げた方が
良いのだろうか……

「どないすべー」

 旦那はベビーベッドが無くなるまで買わなくて良いと言う。しかし一年生か
ら自分の机に教科書をしまったり、鞄を片付けたりと言う習慣を付けて置いた
方が良いのは自明の理である。どうしよう。どうしよう……学習机の恐怖に取
り付かれたまま、我が家は今も学習机を購入出来ずに居た。

「買わなきゃ。買った方がいいんだよね。ハヤト君。返事をしてくれえ……」

「あちゃぱぴ……」 → 無論返事が返ってくる筈も無し
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 この人を見ていると「時間が無くて自分の時間が無い……」何て事を言う
のが恥かしくなって来ます。興味がある人は是非登録してみて下さい。
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娘みーと貧乏母子家庭生活をエンジョイ中。
       http://www.mag2.com/m/0000102325.htm

*v*v*v*v*v*v*v*v*v*v*v*v*v*v*v*v*v*v*v*v*v*v*v

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フシギの国アメリカ〜キャリアウーマン天国

「ねえ、夏休みにどこか美味しいもの食べに外国行こうよ」
「いいねえ。美味しいもの食べに」

 何気なく妹と交わす会話。考えてみれば結婚する前までは妹と年数回海外旅
行を楽しんでいた物だった。普段の生活は節約節約、弁当を持って水筒を持っ
て小遣いもできるだけ使わぬようにして。香港、韓国、最後に行こうとしてい
た国は確かシンガポールだ。結局私の仕事が忙しくて行かれなかったのだけれ
ど……考えてみればあの時無理をしてでも行っておけば良かったと思う。

「シンガポールはカレーとか、中華かな美味しかったのは。後は……」

 日本人は旅と言うと発想的に「美味しいもの」がイコールになっているよう
な気がする。「美味しいものを食べるのは幸せな事」では妹が住んでいたアメ
リカはどうなのだろうか?

「アメリカ人はね普通料理作らない。で一緒にご飯も食べないんだ。バラバラ
に食べるのが普通。朝はシリアルかな大概」
「それは知ってる」
「あとはラザニアとかを最初に食べる人が作って、後はそれを温めなおして食
 べる感じかな。ホームステイしていた所はどこもそうだったよ。
 一度鶏肉の照り焼きを作ってあげたんだけどホストファミリーは
 「こんなに 美味しいの食べた事が無い!」って大喜びだった。
 ただ醤油と砂糖で焼いただけなんだけどね」

 ケーブルテレビでアメリカのホームドラマを見ていると、大体朝は机の上に
各自のボールとシリアルの箱が置かれ勝手に食べているシーンが普通である。
親はそれにコーヒーを、子供はオレンジジュースを添えて食べる事もあるよう
だ。

「記念日とかは一緒に食べるんだけど、普通共働きだからまず食事は作らない」

「で、料理は作らないで、外に食べに行くの?」
「お金がある家はね。無い家は冷凍食品。一食分プレートにのっていてそれを
チンして食べる訳。パスタとかライスとか色々な種類があって家に帰ってきた
人が勝手にそれを選んで食べる訳」
「大体その一食分って幾らするの?」
「種類によるけど、四〜五ドルかな。飛行機の機内食をイメージすると良いと
思う」

 なる程あんな感じか。
 デザートも料理も全て一体化され、電子レンジで解凍され出てくる料理。出
された料理をまともに食べているとそれだけでカロリーオーバーになってしま
うと言う話を聞いた事があるけれど、あれを毎日食べていれば太ってしまうだ
ろうに。

「だから毎日買い物に行くなんて絶対無い。週に一度まとめ買いが当たり前」
「それは我が家も一緒だけど」
「ご飯もね。アジア料理を作る人で無ければ機械は持っていないんだ。だから
鍋にバターを入れて焦げないようにして、ガスで焼く訳。美味しくないよ」
「日本では風味をつけるためにバターを入れるって習うけど……そちらでは焦
げない為に入れるのね」
「アメリカって共働きが普通なの」

 確かに共働きであれば、毎日料理を作る事は難しいだろう。家庭で母親が料
理を作るのが当たり前! 作らない家はどちらかと言うと冷たい目で見られる
ような傾向がある日本人からするとそうした事は変に思いもするが、それが当
たり前なら家事嫌いの私のような人間には何とも夢のような国だろう。しかし
私は美味しい物が好きである。家事をサボって不味い物を食べるか。手を抜い
て家事をして、そこそこ美味しい物を食べるか。これは結構悩む問題である。

「やっぱり日本食が美味しいね。私もう○○キロまで太っちゃったよ。アメリ
カでは全然太らなかったのにね」

 先月妹の体重を聞いた時は丁度私と同じ位の体重であったが、今月はついに
それを追い越してしまったらしい。心なしか頬の膨らみもウエストの部分もぷ
っくらとして私に近いものが出て来た。帰国し四ヶ月でここまで太ったのはや
はり食生活が大きな影響をしているようだ。

「あとアメリカ人はピザが好きだね。大体注文で取るんだけどね、一枚大きい
のを取って皆で食べる事が多い」
「話を総合するに、アメリカ人って野菜をあまり食べない結構不健康な人が多
いって事」
「大正解!」
「で、あんたは魚を買って自分で料理を作ったりはしなかったの?」
「あっちの魚って高いんだよね。作る人が居ないからだと思うけれど。私の彼
氏は中国人で料理の免許を持っている位だからその辺は全部任せていたの」

 アメリカで妹は彼氏に料理を全て任せ、家事一般やっては居なかったと言う。

 別段それが変な事では無く普通の事だと言うのだ。
 何とも羨ましい……

「後ね怖いのは普段水道の水は飲めないから、ミネラルウオーターを買うかソ
ーダ水を買って飲むんだけど、これをずっと飲んでると突然歯が抜けてしまっ
たりするんだ」
「突然歯が抜ける? 歯医者さんで抜けるんじゃなくて」
「ある日突然抜けちゃうの。実際友達で何人も居たよ。私も水じゃなくてソー
ダ水ずっと飲んでたんだけど、段々怖くなって来た。歯を溶かしちゃうみたい
なのよ。あれって」

 そう言えばアメリカのティーンエージャーの歯が何本も抜けている人を見た
事があったが、あれは虫歯では無かったのか……麦茶万歳、日本茶万歳。妹が
八本も虫歯になってしまったのもこのソーダ水が原因であったようだ。

 その日の夕食は娘のアイデアで何気にお寿司を作った。妹は「任せておきな
さい」と卵焼きを焼いてくれたが、これが完全にアメリカナイズされた卵焼き
で驚いた。油をビタビタに入れ蓋をして卵を焼くのである。普通日本では卵液
を少しづつ流し入れ、巻くようにして焼くのだが? 何度聞いても妹はこれが
正しいのだと言う。

「日本ではそんなに油ギタギタの卵焼きは食べないよ」
「そう? これが普通だと思うけど」

 アメリカ人はベーコンを焼いた後、油の残ったままのフライパンでパンケー
キを焼くという話を聞いた事があるけれど、正に今目の前にあるのは油に浮か
ぶ卵焼きモドキである。こんな物を私が作ったならば家族から総スカンを喰い、
数日嫌がらせの嵐を浮けまくる事になってしまうだろう。

 妹はやはりアメリカ人になってしまったのだろうか。

 見れば妹のズボンのサイズも大分キツキツになったように見える今日この頃。
気がつけば、妹はアメリカに戻ると言う話を、余りしなくなってきていた。 
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   〃~~ ヾ
  ノ )_))_)
  (( ))u (u
  ) (( ー丿 〜〜 〜〜 〜〜 〜〜 〜〜 〜〜 〜〜
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       http://www.penguin-books.net/StoryPage.php?code=44&ucode=3
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
-from Mama---------------------------------------------------------------

 実はこの原稿、先週水曜日には書き終えて居たのですが、ノンビリ推敲しよう
と思っていたら娘が風邪を引きまして、更には……とても一言では言い表せない
程酷い目にあってしまいました。
 細かい事情を知りたい方は是非日記↓を覗きに来て下さい。お題は「家族全滅」
 いやー。みなさま。健康にだけはご↓注意下さい。
 ではまた            ↓
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池田@ママの裏でコソコソ日記(復活)
http://penguin.oops.jp/mama/index.html

私どこからサービスを受けているんだろう・・・
そう思った方は送られてくるメールマガジンのサブジェクトを参照して下さい。

まぐまぐの方は I am making Pretty Angel xx . ( ID 7011 )
Pubzineの方は I am making Charming Angel xx ( ID 116 )
ティアラオンラインの方は I am making Good Angel xx  ( GoodBaby )
Macky!の方は I am making Sweet Angel xx ( ID 1001 )
メルマの方は I am making Pretty Angel xx (ID m00010045)
メロンパンの方は I am making Pretty Angel xx (ID m00010098)

となっております。どれもホームページにて登録及び解除を行うことができます。
解除依頼メールは一切拒否致します。
Presented by home ikeda
HomePage http://www.vector.co.jp/authors/VA014203/

(遊びに来てね!現実のみきたんがあなたを待っています)
(BackNumberも公開しています。途中から購読の方はご利用下さい)
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営利・非営利に関わらず無断での転載、再配布、全文および
一部の引用等を禁止します。
なにか不都合が生じても、当方はなにもできません。


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Posted by Penguin at 11:18 AM | コメント (664)

January 26, 2004

家族全滅!

酷い目に合いました
なんと金曜日の朝から三日間寝込んでおりました

ヤバイと思ったのは木曜日の夜あたりから
やらなくてはいけない事が山ほどあるのに
「早く寝れば何とかなるでしょ」と
たかを喰っていたら、全然良くならない

朝になっても身体がまともに動かず。
ヤバイ・ヤバイ。
二段ベッドの下では娘がケホケホ咳をしている
このままでは私本当に死んでしまう

死んでしまう原因は風邪ではなく
「赤ちゃんの攻撃に耐え切れず」
だけれども

慌てて会社に行こうとしている旦那を捕まえる
おろ? っとした顔をして居る旦那に
「今日休める?」とまず聞いてみた

「今日? これからか?」
「私風邪引いた。私とミキだけだったら何とかなるけど
 ハヤト付きだと無理だ。お願い会社休んで……」

これで休んでくれなかったら実家に帰ろう
無論それは緊急退避と言う意味である
相当忙しい為旦那も大分悩んでいたが
会社を休む事を了承してくれた。

「ありがとう……じゃ、これお届け物」

添い寝をしていた赤ちゃんを旦那に手渡し
ベッドに戻った。
この時点での体温は36.5度、大した事は無い。と思っていたが
昼の時点では三十八度まで跳ね上がり、
更に全身悪寒に襲われ始めた

「ぐえええええ……」

と娘は二度ほど吐いた。これは変だ。ただの風邪じゃないかも
と気がついた翌日隔離していたはずの赤ちゃんも倒れた
赤ちゃんには市販薬は使えない。
慌てて旦那に病院に連れて行ってもらう
この時点でようやく病名がわかった

「インフルエンザA型だってさ。抗ウイルス剤飲めば直るって」
「インフルエンザ〜」

しかしこの薬は四十八時間以内に飲まなくては効果は無いのだと言う
うーむ。私も娘も乗り遅れてしまった。
インフルエンザの潜伏期間は一日、
丁度 娘 → 私 → 赤ちゃん と飛び石のように
感染したのにも理由があったのだ

「お前らは大人しく寝ていろ」
「ひええーーー」

薬を飲んだ赤ちゃんは二日程で復活
私もベッドで目を閉じ、
身体を一切動かさず必死に養生に努めた結果三日で熱は下がった
娘は……ベッドで遊びたい放題騒いでいた為
今もまた熱が下がらずベッドに隔離されている

怖いですねえ。インフルエンザ。
皆様もどうぞお気をつけ下さい。
ではまた


すもも さま
プリンいいらしいですね。
下手な薬を飲むよりいいらしいですし(考えてみれば元々保存食ですしね)
市販薬に頼って今回は失敗でした。
特に三十八度を越えた時点で病院に行く事を考えるべきだったと
反省しています
ふーはー。母親業って難しいですね

Posted by Penguin at 02:23 PM | コメント (676)

January 22, 2004

娘風邪を引く

関東地方本日は晴れ!
洗濯物が全然乾かなくて郷を煮やしていた私は
ここぞとばかり洗濯物を干しまくった
今日は風も強く日も出ていたので
かなりの洗濯物が乾きホクホクである
乾かなかったのはフード付きトレーナーなど数点だけである

「ま、これは明日には乾くでしょ」

洗濯は週に一度しかしないというアメリカ人を羨ましいと思いつつ
早く洗濯乾燥機が欲しいなあと思う今日この頃である

昨夜から娘の調子がおかしい
「足が痛い」「おなかが痛い」と騒いだ後
顔が真っ赤だったので朝体温を測ると
三十九度も体温が上がっていた

「風邪ですね。今日は幼稚園お休みして寝てなさい」

大人しくベッドへと向う娘
我が家は調子が悪い時は殊の他静かなのだ
ベッド脇にCDプレーヤー、スポーツ飲料、何故かプリンを用意し
今日は一日娘にはベッドで横になっていてもらった
今回は初! の市販薬での治療である
病院に連れて行こうかとも思ったけれど
最近幼稚園・近所では風邪が流行っていて
病院は大混雑、
待合室で待っている間に病人が倒れてしまうような状態である
市販薬を見ても「五才以上は使用可」と書かれている
今回はこれで様子を見て、
良くならない様であれば病院に連れて行くことにした

「ハヤトも気をつけるんだよ。君が風邪引いたら一発で病院行きだから」
「あちゃぱぴ!」

ここぞとばかり娘を泣くまで攻撃する赤ちゃん
この容赦の無い性格は誰に似たのだろう……
あ、それは私か。

と笑ってばかりも居られず
夕方頃から私も咳が出始めてきた
やばい……週末は友達が来るし、パン教室、自治会もあるのに……

本当に風邪流行っているみたいですね
皆様も体調にはくれぐれもご注意ください
ではまた

Posted by Penguin at 10:19 PM | コメント (1567)

January 21, 2004

子供は何故かママが好き

関東地方今日は寒いです〜
昨日はトレーナーで過ごしていましたが
本日はしっかり厚手のセーターを着ています
暦の上では本日「大寒」一番寒い日なのだそうです
でも考えてみれば今年はあまり寒さに苦労しなかったような気がする
赤ちゃんが居るから
外に余り出なかったのよね……考えてみれば
来年はどうなるのかしら
おそらくは寒空ヒーヒー言いながら駆け回って居る事になるのだろうけれど

赤ちゃんはと言うと一日の殆どは私の胸の中で過ごしている
ガチャガチャと私がキーボードを叩く音は睡眠にあまり支障が無いらしい

「あぐぐ、あぐぐ」

時折奇妙な声を上げて寝返りを打つ
邪魔だなあ……布団に行って寝てくれないかなと思うけれど
布団に降ろそうものなら狂ったように怒り出す
仕方なく? 今はもう諦めて共存している
考えてみれば娘もこうだったなあ……
赤ちゃんは「ママは絶対に手は離さない」と思って居るから
寝相が悪い日などは押さえているだけで四苦八苦である

「せめて寝返りの回数を減らすよう努力せんか!」

鼻水が出ればそのままセーターで拭き
やる事が無くなれば「あーん」「あーん」と叫びだすので
何をするのかと思ったら
私の口の中にボールペンを突っ込み始めた
???
喉の奥まで笑顔で突っ込む姿に
流石の私もカナリ腹が立ったので
赤ちゃんの口にもボールペンを突っ込んでみた

「あぐぐぐ……」

本人も私がやられて嫌な事は分かったらしい。
噛まれたら噛み返す。やられたらやり返す子育てが私のモットーである

「あちゃぱぴ!」 → 確かにこれは嫌だね! 
           と理解してくれたのだろうか?

それ以後口に突っ込むのはボールペンではなく
木製のジャンガリアンハムスター(チョコエッグのオマケ)となった
あまり変わらないような気がするけれど……
ニコニコ笑顔で「あーん」「あーん」?してくる様は何とも恐ろしく
顔を背けようものなら頬を叩いて怒る始末である

「あちゃぱぴ!」 → ママこれは痛くないから。
           お口入れてみようよ。面白いよ
           と言いたいらしい

私以外遊び相手の居ない赤ちゃんはさておき、
娘も何だかんだ言って一日私にべったりである
最近赤ちゃんが食卓で食べるようになった事もあり
いつも隣で食べていた娘が移動となり
リビングの椅子の位置が私と向いになったのだけれど
その席に座るのは食事の一時だけで、
結局日中、絵を書いたり遊んだりする時は私の隣で
過ごしている

「あんたの席はあっちでしょう? そこはハヤトの席!」
「いいでしょ別に。ママって意地悪!」

本が読みたいので生返事などしようものなら
怒り心頭。「ちゃんと話を聞いてくれないと怒るよ!」と
延々、チョコエッグから鳥が出てきたらどうするのか
ハトが突然窓から飛び込んで来たらびっくりするか、など
どうでもいいじゃん……と思うような内容を繰り返す

「食べる」
「捨てる」
「殺す」
「ママ真面目に考えて!」

娘が欲しいのは奇想天外な発想であり
それなりに納得できる話である。

「チョコエッグに入って居たらウンチをしているかもしれないから
 チョコは捨てた方がいいね」
とか
「ハトは伝書鳩とか居るから意外とそう言うこともあるかもしれないね」

など
気がつけば夜布団に入れる瞬間までおしゃべりをやめる事はしない
結構? 私的には尽くしていると思うのだが
娘的には全然相手が足りず、
私はハヤトの面倒ばかり見ていて
娘的には不満だらけなのだと言う。

「あーあ。早くお休みにならないかなー
 ママって全然遊んでくれないんだもん」

ママはどうせ居て当たり前、
やって当たり前の存在なのは分かっているけれど
最近は唯一の楽しみである読書の合間も
赤ちゃんが勝手にシオリを抜き、
どこまで読んだのか分からぬよう細工を繰り返しており
(本からシオリだけ抜いて逃げて行く
 それを後で見た私が「ヤラレター」と騒ぐのを見るのが好きらしい)
日々私の時間は侵略の一途を辿っている
二人共早く大人になっとくれ!
重すぎる愛でかあちゃんはそろそろ潰れてしまいそうだよ
ではまた

Posted by Penguin at 02:40 PM | コメント (705)

January 20, 2004

子供達はパパが好き

関東地方、今日は朝から温かかったです
やったあ。うわーいとシーツを干しました
布団も干したかったけれど今日は火曜日、ジャスコの日。
車を事故した後なのでソロソロと出かけましたが
何とか買い物を済ませて帰ってきた。

一日温かいと気持いいですね
娘はようやくチューリップの球根を庭のプランターに植えていました
寒いとちょっと植えるだけでも億劫で
中々出来ないですよね

今日は朝から旦那が居ず
子供達はとても不安そうな顔をしていた
我が家の旦那は子供達にカナリ好かれているのだ

「ママ! パパこのアンパンマンの絵見てくれてた?」
「見てたよ。見てた」

本当は見ていなかったけれど

「もう少し色を塗ったら見たいなって言って居た」

と私が言うと朝から慌ててご飯を食べ
アンパンマンの絵の完成に勤しみ始めた。
完成後は自宅に戻って来た旦那が即見えるよう
旦那のスーツ置き場の側に画鋲で絵をとめていた
今日もまた気がつかないと思うけれど……
幼稚園から戻って来た娘はもうアンパンマンの絵の事は忘れてしまっていた

我が家のもう一人の子供
ハヤトはと言うとノソノソとパパの部屋に行き確認した後
「マッタプー」と呟きながら
私の胸元に戻って来た

「マッタプー?」

おそらくは「まったくー」と言いたかったのだろう。
赤ちゃんと旦那の関係も
お正月を機にかなり近づいて来ている
それまでは

「男の子は厳しく育てなければ」
「ミキとハヤトは違う。びしびし行くぞ」

と言っていたのだけれど
正月に二人っきりの時間が長かったせいか今は

「困った時はお互い助け合おうぞ」
「とうちゃん。大好きだよ」

と言った耳に聞えぬ声が聞こえるような関係になりつつある
休日などもビービー泣いては旦那の腕にしがみつき

「いざとなったらパパが居るんだからな!」
「態度が悪いんならパパと遊ぶから。ママはあっちに行っていて」

と言った顔つきで私を見詰めている時がある
もっともそれは旦那が会社に行った瞬間に

「ママから一秒だって離れるもんか!」と言う顔になるのだけれど
本当に子供と言うのは都合よく出来ている。
娘は次パパと遊べる休日を火曜日の今日もう数え始めている
最近娘と旦那は結婚しているのでは無いかと思う程ラブラブである

「ママ休日嫌だ」
「どうして」
「皆居て煩くなるし、ご飯作るの大変になるから」
「ママそう言うこと言わないの! ミキ怒るよ!」

なんだかなあ。なんだかなあ。と思う今日この頃です
ではまた

Posted by Penguin at 08:44 PM | コメント (739)

January 19, 2004

かあちゃん事故にあう

関東地方は寒い日が続いて居ます
日曜日は突如として妹が遊びに来ると言うので
迎えにと駅まで車で出ようとした時だ

「早く迎えに行こう……」と気がせいたのがいけなかったのだろうか
ドッカーン……
自宅前のT字路で見事ぶつけてしまった

右に曲がる際のノロノロだったので
速度は大した事が無かったのだけれど
やってしまった。やってしまったのだ。

慌ててバックして車を側道に止める
逃げる、何て事は思いつかない
妹が駅前で怒り狂うだろうなと言う事だけが頭に浮かんだ

車から降りてきたのは同年代くらいの男性だ

「申し訳ありません。こう言う時は先ず警察に電話するんですよね」

軽く頷く。怒鳴られる、怒られると思ったがそうした素振りは無かった
警察が来るまでの十五分間
針のムシロに座っているような心境だった
三年前に自爆してから、二度目、車相手では初めてである

我が家の車は前を少しかすっただけ
向こうの車は扉部分をガツンとやってしまっている
私自身大分動揺してしまったので
娘を家に戻し旦那に来て貰った
この際喧嘩をしている等は問題では無い
寄らば大樹の陰、
困った時はとおちゃんにお願いするのが一番である
(考えてみれば私もプライドの無い……)

「ごめんなさい。やってしまいました」

怒られる、怒鳴られると思ったけれど
考えに反して旦那は一言も愚痴を言わなかった
駐在まで警察を呼びに行ったり、娘の体調を気ずかったり
私に対しても

「事故を起こして直ぐは緊張しているから痛くなかったりするけれど
 緊張が溶けると痛くなくなる事もあるから大人しくしていろ」

と声をかけてくれた。
椅子があればヘナヘナと倒れてしまっただろう。
警察がきて事情を説明する
簡単に調書を取るだけで
後はお互いに直す直さないの問題だけなので
保険会社に連絡して下さいと言う事だった

「ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした……」

最後は相手に深々と頭を下げて場所を後にした
もう運転は怖いので
妹の迎えは旦那に行って貰った
大厄の呪いはここまで来たか……
本当にそろそろ御祓いに行かないと
次何が起こるか分からないなあ……

普段無心論者の癖に
20代にあった厄年の恐怖を思い出し
今日も又頭痛腹痛を繰り返しています
ではまた

Posted by Penguin at 10:38 AM | コメント (784)

January 17, 2004

ボリショイサーカスに行ってきました!

雪がちらつく関東地方
しかし家でゴロゴロしていても一日つまらないので
赤ちゃんをベビーカーに乗せテクテク水道橋まで
ボリショイサーカスを見に行った
一応チケットは旦那の分まで三枚用意したのだけれど
結局行ったのは私と赤ちゃんだけだった

「みき疲れるから行きたくない……」

このぐうたら振りは誰に似たのだろう……
娘が行きたいと言うのでチケットを用意したのだが
もう朝から怒っていたら一日始まらないので

「行きたくないならいいです。ママは自腹を切ってでかけるんだから
 無理する事ありません!」

と一言だけ行って家を後にした
自宅近くの駅はエレベーターが完備しており
ベビーカーでも移動に苦労を感じた事が無かったが
渋谷・新宿近辺はあまり整備されていませんね……
もしかしたらあるのかもしれませんが、
ホーム内常に込み合っていてどこにエレベーターがあるのか全く分かりませんでした

「手がパンパンだ……もうベビーカー運べないかも……」

呆然としていると手伝おうかと声をかけてくれる外国の方、
自分の子供のベビーカーを運び終えた後
「手伝いますよ」と私のベビーカーを降ろしてくれる優しいお父さん
ああ、世の中悪い人ばっかりじゃないんだなあと思う事しきり
私も一人のとき子供を抱えて困っている人が居たら
誰よりも率先して手伝ってあげなければならない。

一年振りに見るボリショイサーカスは圧巻だった
華やかなダンスに熊やゾウの芸。
赤ちゃんが見て分かるのかしら? と思ったけれど
暗闇の中、奇声を上げ、足ををバタンバタンさせながら
かなり元気に喜んでいた
喜ばなかったのはクラウンの合間劇位である

「小さいのに静かねえ」
「あんまり怖い目に合った事が無いので、分からないんでしょう」

ボリショイサーカスは毎年来るので
オークションなどでも簡単にチケットを手に入れる事ができる
だからって安っぽいサーカスなんかでは無い
ロシア最高峰の素晴らしい「芸」なのである
本当は娘にこう言う物を見せて刺激を受けて欲しかったけれど
大人の私が見ても十分創作意欲を掻き立てられ
とても良い刺激になりました
やっぱりプロっていいですねえ。自分の芸に誇りを持っている人は
それだけで輝いて見える物です

今日一点気になった事といえば
我が家の赤ちゃんがゾウや熊に付いて誤解をしないか、と言う事であった
例えば動物園に行って、
動かぬゴロゴロしたゾウを見た時

「あちゃぱぴ!」 → 何故遊んでるんだ! ゾウは踊って遊んでくれる
           動物じゃ無いのか!
「あちゃぱぴ!」 → 熊も何故踊らない! ぐうたらするんじゃない!

「あちゃぱぴ!」 → 何もしないのにご飯を貰うなんて絶対おかしい!

と思わないだろうか?
目近で見るゾウの芸は正に「圧巻」である
赤ちゃん自身「パオーン」と目の前に立ち上がり逆立ちするゾウをみて
狂喜していた
あれを見たら動物園のゾウなんて……
つまらなく感じてしまうのかもしれない

自然な姿がいいんだよ。自然の。と言う人も居るだろうけれど
来年もまたボリショイサーカスを見に行きたいなと思い
私は早々に家路につきました。
面白かったです! 見た事無い人は是非水道橋の方に行って見て下さい
ではまた


Posted by Penguin at 09:38 PM | コメント (1293)

January 16, 2004

成長しない子供

昨日は原稿を直したり、メルマガを書いたり
やっぱり精神的にどこかおかしいのかな?
原稿を書いている途中で何度も涙が出てしまった

「何が機嫌悪いのか知らないけど不愉快なんだよな。そう言う態度」

旦那は子供のようだと揶揄する文章を読んだ事があるが
私に言わせれば形容詞が一つ足りない
少なくとも我が家の旦那は「成長しない子供のよう」である

結婚して六年になるが
今だパンツでフラフラ、
朝着ていたパジャマやジーンズセーターはリビングに常に投げ放題である
何度かそれらを旦那の部屋に運んでいたが
全く直す気配は無く
むしろ「きちんと片付ける方が間違って居る」とのたまうのだ

「きちんと片付けても片付けた場所を忘れてしまったら全く意味が無い
旦那はこの「意味が無い」と言う単語を連呼するのが大好きだ
私は聞いたダケで不愉快になるけれど

扉は開けっ放し、
ごみは投げ放題が、正しいのだと言う

外出先から家へと戻っても石鹸で手を洗う事はしない
元々そう言う習慣が無いのだ
旦那の実家には手洗い用の石鹸が無い。
それは何故なら使う習慣が無いからだ

水で指先をちょっと塗らしタオルで拭くだけ
外から戻って来てキタナイなあと思うけれど
旦那に言わせれば、汚れたタオル(毎日交換していますが)
で手を拭けばそれだけで手が汚れ、却って汚くなるからだと言う

虫歯六本を治した関係上
毎朝歯は磨くようにはなったが
以前は殆ど朝は磨いていなかった

「朝は忙しいんだから仕方ないだろう!」
「きちんと磨いていた。ウソばっかりつくな!」

と言っても磨いた日は歯ブラシ入れの扉が開けっ放しになっているから
磨いた、磨いていないと言うのは一目瞭然なのである

子供が真似するから止めてと言っても
全く直そうとする気配は無い
無論きちんと成長する娘はきちんと自室で着替え、
パンツで出歩くような事は一切しない

リビングにずっと置き去りの服を見て
娘の友達は「投げっぱなしいけなーいんだ」と指を指す
しかし旦那がそれが正しいと言っている以上
私は手出しをする事をしなくなった
客が来ようが何があろうが
旦那の椅子には近寄らない。
埃だらけ、赤ちゃんが投げ散らかす食べカスだらけで
キタナイなあ。と思うけれど
本人にしてみれば自宅に戻って直ぐ着られる状態である事が
一番大切なのだという

「スーツを脱いだ所で着替えてくれば、
 廊下を下着で歩かなくて良いから、
 寒くも無いし一番楽だと思うのだけれど……」

旦那の自室も埃だらけだ
それは何故なら使い終わった鞄から本から箱から
全て投げ放題、置き放題の状態であるからである
これもまた「何時でも取れる状態」でこれが正しいのだと言う
赤ちゃんがその部屋に入る事もあるので危険な物は直ぐ取れる所に置かないで
と言っても
「赤ちゃんをこの部屋に入れなければ良い」
と直す気配は無い
パソコンデスクにきちんと整理して……と言おうものなら
激怒する始末である

結果物が置いてある所の掃除機はかけられず
埃の山が部屋に蓄積される事となる
本人がそれで良いと言っているのだから放っておけば良いのだろうけれど
少なくとも私はアトピーの娘と赤ちゃんに
この部屋では寝ては欲しくないと思う

「パパの部屋で寝ていい?」
「あんたの部屋があるでしょ。二段ベッドもあるし。こっちで寝なさい」

平日はそれでも旦那の影響は少ない。
それは勿論会社に行っているからだ。
一番困るのは休日が連続の時である

コタツでボロボロと朝食を食べ
延々とテレビを見、パジャマのままで転がっている

母親に休日は無い。
私が必死に家事をしていても手伝う事は考えないらしい
第二子を産んだ後から全く手伝わなくなったが
理由を尋ねると「食器洗い乾燥機を買って家事が楽になっただろうから」
だそうだ

百歩譲って家事を手伝わないのをよしとしよう。
しかし掃除をしようとすれば「バタバタするからやめろ」
生理なので赤ちゃんをお風呂に入れて欲しいと言えば
「メンドクサイから嫌だ」
ではせめてお風呂から上げた時に薬を塗って欲しいと言うと
「俺だってこれから風呂に入るのに、迷惑ばかりおしつけやがって」
とブツブツ文句を言うばかり。

止む無く血をダラダラと流しながら諸事をこなす
やりたい放題やっている筈なのに夜旦那の口から出るのは

「ああ、今日も一日不愉快なだけだったな」

と言う言葉である。
私は一日家事に子育てに大変でしたよ。
ゴロゴロしていられたら、それだけでどれだけ幸せでしょうと思うけれど
生理で調子を崩し、
イライラしている私はそれだけで不愉快な存在なのだそうだ
何も手伝わず、
私のストレスをチクチク助長しているのが自分だと言う事は考えつかないようだ

「勝手に仕事を辞めて、自宅でゴロゴロされるようになったら困る」

これは実家の父が仕事を辞めようかと母に相談した時に言われた言葉である
実家の父がえらいと思うのは
こうした言葉を怒りを持って受け取らず
母の立場に立って真摯に考える事だろう

定年後仕事が無くなった旦那さんが
奥さんの買い物などに用も無く付き合うことを「濡れ落ち葉」
と言うそうだけれど
これは雨にぬれた車に落ち葉などが幾ら振り払ってもしつこく
張り付く事を揶揄して言うのだと言う

本人に意識は無くとも
奥さんとしては大した事をしていないとしても
一日の用事、予定はしっかり決まっているのだ
突如として異邦人がやってきても受け入れる余地はそうは無いのだ

「お父さん庭に離れを作って、日中そっちで仕事するってさ」
「そう。良かったね。初めにきちんと言っといた方が正解だよ」

明日から又休日……
先週はピアノを練習する私に嫌がらせとしてテレビを最大音響にし
消しても消してもテレビをつけにきて
「お前が悪いんだろう。バカ野郎」
「後からきてふざけるなこの野郎」
と騒いでいたが、今週はどうなるのだろう
実家の方にはそちらに行くかもしれない。ともう連絡を入れている
少しでも危機を感じたら、旦那が暴れ始めたら早々に実家へ移動しよう
殴られ、病院送りにされるのはもう一度こっきりで十分である

次旦那が暴力を振るったら子供の親権は全て私のもので離婚である
それを子供好きの旦那が耐えられるだろうか?
ならば、と次暴力を振るわれた際私が殺される可能性も十分あると
私は強くそう思って居る

とりあえずの予定としては
出来るだけ家には居ず、
ストレスを溜めないようにしようと思って居る

調べてみると今の私のような状態を「倦怠期」と言うのだと言う
何でも許せた時間から
相手のことが何でも許せない時間へ
誰でもこう言う事あるのでしょうかね?
ではまた

Posted by Penguin at 10:50 AM | コメント (797)

January 15, 2004

ママが居なくても大丈夫

ここの所ハヤト君が妙に甘えん坊だ。
邪推かもしれないけれど
正月前までは寒い風に全く当たった事の無い
ノホホン・ノンビリとした生活を送っていたのに
突如として私から離れた生活を送った事が何か影響しているのだろうか

「あちゃぱぴ!」 → 一秒だって離れている物かー

トイレに行く為に少々離れよう物なら大激怒である
料理を作る合間も側にいて悪戯を続けて居る
前もそうだったと言えばそうなのだけれど
最近のはどうも度が過ぎている

「ハヤトは大丈夫。お前が居なくても全然大丈夫さ」

旦那は実家から帰ってきてそう連呼する
いやそれは「居なくても大丈夫」だと思いたいのではないのか
と思うと同時に
それは普段二十四時間ハヤトを見ている私に対して
かなり失礼な事を言っているのでは無いかと思った

「全然泣きもしないし、騒ぎもしなかったぞ」

これは娘にも言える傾向だ
俗には「コールドベビー」と言う
感情を表に表そうとしない赤ちゃんの事をそう言う
娘も夫婦喧嘩をして一ヶ月近く離れていた時は
この「コールドベビー」になった
「大丈夫」なのではない
「大丈夫になるよう」「二度と捨てられる事のないよう」
子供が自分の感情を操作するのだ

「あちゃぱぴ!」 → 次は絶対に置いて行かれる物か!

娘は一年前出産で実家に戻っていた時の事を
今もまたぶつくさ文句を言う事がある
「さかなご飯が美味しくなかった」
「毎日カレーばかりで辛かった」
などなど
旦那にそうした娘の苦しかった胸中を話すと
全く知らない、本人は喜んで食べていたと言う。

「落とし穴のトイレは怖かったし。ミキ大変だったんだよ」

それはそうかい。と聞き流そうものなら
今だ怒り出す始末である
子供が祖母の家に行きたがらない理由のナンバーワンに
汲み取り式トイレが上げられるそうだから
娘のこの意見は決して我儘ではない
全然正当な要求である

個人的にはそうした不満を最低限ママにだけは言うのだから
良しとするべきなのだろうけれど
とにかく子供達が精神的に負った傷と言うのは
やはり普段一緒に居る母親が癒してやらなくてはならないのだ

「ハヤト君。もう置いて行かないから。ほら良い子でしてなさい
 ちょっとトイレに行っていただけでしょう」
「ビービービー……」

もうすぐ一歳一ヶ月になるけれど
全く歩く気配は無い。甘えん坊の我が子。
困った事です……
ではまた

Posted by Penguin at 08:51 PM | コメント (718)

January 14, 2004

作品市場惨敗!

数日前から旦那と喧嘩中
流石に今回は実家に戻ろうかと思ったけれど
現在冷戦が続いている

子供達はと言うと親の冷戦に慣れているらしく
動揺する仕草は無くむしろそれに乗じて甘える有様

「パパが居る時はパパ組。ママが居る時はママ組と言う事で」

一番調子が良いのは娘である。
一辺呪い殺そうかと思うけれど
後片づけが大変そうなので放っておく。

先週末には文学コペルニクスの結果が
昨日は作品市場の結果が出た
どちらも惨敗! かすりもしませんでした
文学コペルニクスの方には
登録解除の旨連絡をした
作品市場の方は……今年は大賞が出ず
書籍化は無いそうだ
うーん。今の時代そう簡単に本は売れませんからねえ。
結果を何度も眺めては
私は一人ため息をついていました

何だか週初めから暗いですね!
でもまあ休日旦那は休みでも
ママは休みでは無いのですよ……休日却って疲れると言う話があるけれど
最近は休日ごとに却って疲れるようになりました
平日何とか? リフレッシュ気分転換したいと思っています
ではまた

Posted by Penguin at 02:37 PM | コメント (1214)

January 09, 2004

我が家のお菓子屋さん

娘の幼稚園が始まり
ようやく「予定」と言う物が組めるようになって来た

我が家の赤ちゃんは娘が居ないと大概寝ている
別段起きていても一緒に遊ぶ事はまず無いのだが
やはり騒がしい事が好きなのだろうか?
休日中昼寝は一日一回だったのが
昨日は午前中はずっと寝ていて
午後も食事が終った後うつらうつら、ずっとしていた

「ねむい……ちゅまらない……」

最近の赤ちゃんのお気に入り場所は私の膝ではなく
お菓子の置いてある棚である
どこの家でもそうだと思うのだけれど
我が家もお菓子は一箇所にまとめて置いている

「これおいちそうだなあ……」

お菓子を広げては投げ、広げては投げ
気に入ったお菓子はカンに入れたりして遊んでいる
先だってのお休みの際
妹が働いて居る所の側で売っている「彩果の宝石」と言うお菓子を
頂いたのだが
これが美味! 赤ちゃんにもぴったりなのである

しぼりたての果汁をそのまま固めた
ゼリーのような物なのだが
香りも良いし、グミのように中々切れないような物では無く
かぷっと齧ればそのまま
口の中に解けて行く
噂では妹が勤めているそのデパートの
月間売上ナンバーワンなのだという
確かにこれは売れるだろう……

他にもお正月が終わりデパートで高級お菓子? を買った後なので
我が家のお菓子の棚は非常に騒がしい
山ほどの煎餅にカリントウ
クッキーなどなど
赤ちゃんは卵アレルギーなので殆どの者は食べられないのだけれど
とりあえずは見ているだけで一日楽しく過ごせるようなのである

「ハヤト君またお菓子屋さんで遊んでるの? 困った人です」

袋の上から齧ったりはしないけれど
食べたいお菓子を発掘すると
まずは私のところに持ってきて開けてくれるよう要求はしてくる

「あぐーあぐー」
「駄目よ。もう直ぐご飯だから。あとでね」

ちなみに最近娘の好物はハトサブレである
バタータップリの大好きな鳥の形と言うのが
ヒットしているらしい
私はというとしとりかけた煎餅から片付けるよう日々頑張っている
体重計乗るのが怖いなあ……
絶対太っているよなあと思いつつ
ではまた

Posted by Penguin at 09:56 AM | コメント (787)

January 08, 2004

ゼズニーランド

ストレスが溜まっていると私は文章を書く事が出来ないけれど
とりあえずの蟠りさえ消えれば
結構好調に文章を書く事が出来る

昨日はようやく年内上げようと思っていた原稿が完成した
慌てて夜遅くにスッピーさんに送り見てもらったけれど
やはり表現が難しいとの事。
うーむ……

少々悩んだ末
やはりそうした部分は編集の人に直して貰おうと
(他力本願)
原稿を編集者に送ることにした
結果はつっつかえされるかもしれないけれど……
締め切りまで後五日はあるのだから
指摘があっても直すのにはまだまだ時間が取れるのだ

ディズニーランドオフィシャルホテル8800円!
おそらく今回はこれで決まりだろう! と思っていたら
昨日旦那も色々考える事があったらしく
夕食前帰ってきてすぐ
資料を提示してのプレゼンがあった。

その内容を要約すると
アンバサダーホテルは直接予約すると人数ではなく一室幾らなので
差額は俺が出すからそちらにしないか
と言う事であった
その時点では差額(8800円で予約した場合の)は一万円程度だったので
それならば……と了承したのだが
電話予約した際、
実際の値段は差額18000円程度となっており
旦那は心の中に涙を浮かべているのが
ありありと感じられた

「一番お手ごろな値段の部屋となっております」

お手ごろが38000円……
さすがはマジックキングダム。
昔は宿代などは考えもしなかったのだが
今の私にとってディズニーランドは遊園地のお化け屋敷よりも数倍恐ろしい

宿代は勿論だけれど高くて不味い料理
並ばなければ変えないジュースなど
二年前行った際の思いでも今だ色濃く残っている

「昔はお前だって行きたがっていたじゃないか」

と旦那は軽く言うけれど
家計を預かる身にしてみれば
ブラックホールのようにお金を吸い込んでいくディズニーランドは
笑顔をしたミッキーマウスの姿よりも
ヒヒヒヒと唇に皺を寄せ邪に垂れ目で囁くミッキーマウスの姿が目に浮かぶ

「かーねよこせー」
「もーっとじゃー」
「ぜーんぜん。たりねーぞー」

少なくとも私の頭の中ではミッキーマウスは以上のように叫んでいる
気のせい? ちょっとノイローゼ気味だろうか

「げに恐ろしきはゼズニーランド。
 朝食のシェフミッキーは一人2700円! ですか」
「いや子供は1400円。それは大人だけ」

昨夜の時点では旦那も大分現実に戻っていた
削れる所は削って節約する部分は節約して
旦那は今月から小遣い節約生活に入ると言う
それはもうたった一日泊まる
アンバサダーホテルの差額を捻出する為である

「辛いねえとおちゃんは」

小遣いが上がれば上がっただけ毟り取られて行くとうちゃん
背中にその悲哀を感じつつ
今もまた「ヒーヒッヒッヒー」と言う
ミッキーマウスの高らかな笑い声を耳の奥で感じている
今日この頃なのでした
ではまた

Posted by Penguin at 09:47 AM | コメント (673)

January 07, 2004

情報は買う時代に

気がつけばもう明日から幼稚園である
本日は最終日と言う事もあり気が抜けて全然朝起きれず
不覚ながらも近所の方の「ピンポーン」と言う呼び鈴の音で目がさめた

「池田さんの靴じゃない? 猫が持ってきたのよこれ」

見れば娘の上履きであった。
そう言えば年末旦那と洗っていたけれど
取り込み忘れていたのね……
折角あらった上履きも気がつけばドロドロに
今日起きたら再び娘に洗うよう伝え朝食の準備を始めた

誕生日にディズニーランドに連れて行く

これは大分前から約束していた事だった
昨日はその約束を果たすべく
旅行代理店に出向きディズニーランドの宿泊パンフレットを貰ってきた
値段を見てビックリ! 高い。高すぎるのだ。

「一泊 28000円???」

アンバサダーでは無い。
普通のオフィシャルホテルもサンルート以外は前後1000-2000円
この位の値段である
いやむしろアンバサダーの方が安い。

約束はしたけれどこれはとても無理だ……と言う事で折衷案を考えた

「みき、ミッキーさんのホテルで無くて良い?
 この前泊まったサンルートでも……」

娘はアンバサダーに泊まる為なら
お年玉全額(娘の手元にある4000円)を出しても良いと言う
いや、しかしそれでは全然足りないのだ……

「じゃ、みきパパと二人で行って来るよ」

最悪それもやむ得ないだろう。
夜帰ってきた旦那にその旨伝えると
「約束したのはお前だろう! ふざけるなこのやろう!」
と折角貰ってきたパンフレットを床に投げつけ怒鳴り散らした。

「……」

もうこれ以上娘のディズニーランドに関係するのはやめよう
そう思い私は投げ捨てられたパンフレットをごみ箱へと捨てた
その後ずっと不愉快だった
十回以上ため息をつき、考えた
どう考えても娘の学習机を買うお金はあっても
ディズニーランドに行き豪遊するお金は無かった

「もう知らん。馬鹿馬鹿しい」

夜は仕事をしようと思ったけれど
手につかなかった。
頭の中に投げつけられたパンフレットが色濃く残り
集中できないのだ

適当に遊んで今日は寝よう。
ヤフオクをケラケラ楽しみながら
見て回って居ると、
「東京ディズニーランドオフィシャルホテルに8800円で泊まれる方法教えます」
と言う情報の出品があった。

「8800円? え、サンルートじゃなくて」

情報料は三百円。色々興味はあったけれど
こうした情報にお金を支払った事は一度も無かった。
ま、ウソでも三百円ならいいか、と思い入札すると
すぐに情報が送られて来た。
本当に? 何かのジョークでは? と思ったけれど
確かに希望の日にシェラトンに8800円しかも八階以上の海側 
に泊まれるのだ

「すごいーーーーーー」

他にも色々と情報があったが
結局昨夜はその情報を読んでいたらあっという間に三時間が経ってしまった
とにかくああ、やっぱり段々品物ではなくて
こうした「情報」が売りに出される時代なのだなと
ヒシヒシと感じました
ではまた

Posted by Penguin at 02:58 PM | コメント (718)

January 06, 2004

粗食の日々

気がつけば赤ちゃんの王子様気分も1日で抜け
今はすっかり「ママ大好き赤ちゃん」と化し
私の周りでバタバタ暴れまわっている
しかし昨日は酷かった
朝ご飯を投げ、昼ご飯はハンストし
只管に苦情を訴えつづけるのだ。
「これは間違っている」「これは間違っている」と。

「間違ってない! 我が家はこれが普通!」

夕方になってあんこ入りセサミパンが焼きあがる頃になると
本人大分お腹が空いたらしく
フラフラと焼きたてのパンの籠に手を伸ばし
私の許可無く手に一つづつパンを取り
貪り喰うように喰い散らかしていた。

「おなかちゅいた……」

ちなみに朝食はおにぎりで
昼食はうどんであった。
然程酷い料理だとは思わないのだが……
今朝は元のハヤト君に戻っており
大人しく朝ご飯を食べていた。

旦那も昨日から会社に行っています
私も徐々に仕事を再開させています
本年も色々あると思いますが
この日記を読みに来て居る皆様どうぞ見捨てず
宜しくお願い致します
ではまた

Posted by Penguin at 09:23 AM | コメント (686)

January 05, 2004

メールマガジン発行しました

-------------------------------------------------------------------------
*:・'゜☆。.:*:・'゜☆゜'・:*:.。.:*:・'゜☆。.:*:....:*::・'゜☆。.:*:
I Make Pretty Angel . 可愛い天使の作り方 . No.269. 2004.1.05. 
Presented by home ikeda . 発行部数 787+119+270+977+95 部
*:・'゜☆。.:*:・'゜☆゜'・:*:.。.:*:・'゜☆。.:*:....:*::・'゜☆。.:*:
-------------------------------------------------------------------------
目次

1.可愛い天使の作り方 エピソード2 
2.フシギの国アメリカ 〜夢のカケラ

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"王子様とハヤト"(1歳) & (5歳10ヶ月)

 怒涛のように年末ノンフィンクション本の締め切りを上げ、大掃除を行い、
何があったかさっぱり思い出せないまま、2003年はあっという間に終わってい
った。

「それじゃあねー 良いお年を!」

 旦那にそう言い放ち、娘と共に実家に向う。考えてみれば一年前は、赤ちゃ
ん出産の為寂しく一人・実家に向った物であったが今回は娘が一緒である。

「ママ楽しみだね!」
「そうだねえ。でもハヤト・パパと一緒で大丈夫かしら?」

 今回は結婚以来初の試みで、男組・女組に分かれて正月を過ごす事になった。
例年であれば自宅でノンベンタラリン過ごすのが普通なのだが、今年は私が二
人の子供の子育てに疲れている事もあり、無理を言って実家に帰らせて貰う事
にした。娘が一緒なのは出産の際一緒に遊べなかった借りを返す為であるらし
い。

「鳥さんと一緒に遊ぶんだーーー」

 私の実家は必要以上にでかく、動物が沢山居る。常駐する人間よりも犬や鳥
の方が数が多い家は今時珍しいだろう。私自身はそれが幼い頃から「当たり前」
として育ったので、違和感は無いのだが、都会で育つ娘にしてみれば、私の実
家は「私製動物園」のように見えるらしい。

 正月の三日間はあっという間だった。娘はアメリカから戻って来た妹と遊び、
一緒に風呂に入り、添い寝をしてもらい満足であったらしい。多少のストレス
はあっただろうに、オモラシする事さえも無かった。

 やれやれ充電させてもらった。今年も頑張らねば! と三日の夜遅く自宅に
戻ると既にそこには赤ちゃんと旦那が既にお風呂を終え、寛いでいた。

「どうだった。ハヤト大人しくしてた? 大丈夫?」
「全然大丈夫。モリモリ食べて元気だったよ」

 身体を休ませていても、やはり気になるのは赤ちゃんの事であった。もし生
まれ変っても旦那と結婚するかどうかはかなり悩むとしても、出産時体重が四
千グラムか……と思うと多少引く部分もあるが、今居る二人の子供は確実に私
の身体を使って産んであげたいと思う。肉体的に本当に休みたければ赤ちゃん
と離れていた方が良い事は間違い無い。しかし精神的には長時間離れて居ると、
やはりプシプシと尖る部分が生まれて来るのも事実である。

「本当に大丈夫?」
「あちゃぱぴ!」 → しつこい! と言う目で私を見詰めている

 無理矢理抱き上げると、とたんに旦那の方に逃げ出してしまった。三日の間
にすっかりパパっ子になってしまったのだろうか? ともあれ元気なら良い良
い。と荷物を洗濯機に投げ入れ風呂に入ろうとすると背後の旦那からこう声が
かかった。

「ハヤト寝たら迎えに来いよ」

 あ、やっぱり添い寝は今日から私がするのね……

 疲れていたのかその日の夜は一定時間ベビーベッドで寝ていた物の、やはり
夜明けには夜泣きをして私のベッドへとやって来た。大人しく私の腕の中に収
まり眠るその姿はやはり愛しのベイビー。やれやれ……と思ったのは夜の間だ
けであった。

「あちゃぱぴ!」 → 何だお前は! 態度悪いぞ! 
           そう言うヤツとは遊んでやらないぞ!

 朝起きて直ぐの態度が違う。抱き上げて直ぐ降ろしただけなのに、顔をむっ
とさせ敵意を発しながら旦那の所にハイハイで後ずさりして行く。ぬ? もし
かして母親である私に抗議をしているのだろうか。

「ほら。ママ、ハヤトに優しくしてあげないと、嫌われるよ」
「嫌ってオッケー。少なくとも三十分は嫌ったままでいてね! ほんじゃー」

 二人目ともなると対応が本当に軽い。一人目の時であったら「嫌われた……
どうしよう……」と多少なりともノイローゼになっていたかもしれない。ま、
しかし今は子供にとって母親は絶対の存在であり特に幼少期において多少嫌わ
れたとしても大きな問題では無い事を私は熟知している。赤ちゃんの面倒を見
なくて良いなんて何てラッキー溜まりきったメールの返事でも書こうかしら…
…とルンルン気分でパソコンに向っていたら、数分後旦那の手により「忘れ物
だ」と赤ちゃんが届けられた。少しは大人しくなっているか? と思ったが今
だ赤ちゃんはお正月三日間「王子様」状態であった事を忘れていないようであ
った。

「あちゃぱぴ!」 → お前何か遊んでやらない!
           何時もだったら(いやそれは数日間だけ)
           お菓子食べたーいって袋を振るだけで
           ごちそうが出てくるのに!
           お前は何だ! 手ばっかり抜きやがって!
           ご飯の時は抱っこをして優しく食べさせてくれるのが

           普通だろう!

 聞えない聞えない。
 手抜きの子育ては私のポリシーとする所である。

 その後もご飯の茶碗を投げたり、ハンストしたり。王子様気分は全く変わら
ないが、母親としてはそうした反抗的な態度を肯定する気は毛頭無く、「はい
はい。じゃ食べなくて良いですよ」「一人で泣いてなさい」「パパの実家に帰
っちゃいなさい」と冷たくあしらうように心がけた。本人かなり怒っているが、
清貧の生活に戻る事を認識して貰わなければ私自身がストレスで倒れてしまう
のだ。

「我儘は一切許しません! 王子様から早く元のハヤト君に戻りなさい!」

 来年はどうなるのかしら? ドラッグストアーズの福袋を買えなかった事だ
けが心残りで、後は色々と安楽な正月だったなあと思う今日この頃なのだった。

「あちゃぱぴ!」 → もう只管怒っているだけで何も口から出ないらしい。

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フシギの国アメリカ 〜夢のカケラ

 妹が帰国してはや三ヶ月が経過した。
 半年の滞在後アメリカに戻る前に、少しでも小銭を稼いでおこうと言う事な
のだろうか? 妹は草々にマネキンの紹介所に登録をし、現在煎餅屋さんで働
いて居る。何の為にアメリカに行って勉強したのだろう……英語と全然関係無
いじゃないか……と思うけれど、本人もう頭を使う仕事は嫌なのだと言う。

「いいのよ。てっとり早くお金が稼げれば」

 では何の為に短大に通い、アメリカに渡ったのだろうか?
 週六日、びっちりと働く妹に趣味は無い。
 休日も疲れていなければ我が家に遊びに来る程度で仕事場と自宅以外に行く
所と言ったら歯医者さんだけであるそうだ。アメリカでは保険で歯医者に行く
事は出来ないのでこの際ついでに直しているらしい。

「で、あんた虫歯何本あったの?」
「八本。もう痛いんだよー」

 三十近い娘が何やっているんだろう……時間が無いと言うことで予約さえ取
れれば毎日通っているらしい。元々歯医者に行った理由は「歯のクリーニング」
日本語で分かりやすく言えば「歯の漂白」をする為に病院に行ったそうなのだ
が、検査の結果クリーニング以前に虫歯の治療が必要であると分かったらしい。
アメリカでは歯の治療に保険が効かない、では幾ら位かかるのだろうか?

「一回二〜三万かな。インプラントを入れたりすると百万円位かかる事もある
らしいよ」

 アメリカ人にとって美しい歯と言うのはステータスシンボルである。妹も決
して歯並びが悪い訳では無いが、所々隙間が開いている部分があるのでその辺
も修復したいのだと言う。そんな事よりも実家の母に借金を返しなさいよ……
と思うけれど、その辺はやはり価値観が違うらしい。

 正月の間に私の部屋の隣にある妹の部屋を訪れると、そこに人の住む気配は
殆ど無くアメリカに住むと言う彼氏と妹の笑顔の写真だけがコタツの上に、暗
がりの中を照らす唯一の蝋燭のように置かれているだけであった。「まるでホ
テルの部屋みたいだなあ」今の妹にとってはアメリカの彼氏と住むアパートが
自分の「家」なのであり実家のこの部屋はあくまでも「仮宿」なのであろう。

「何でアメリカに帰るの?」
「結婚を約束している人がアメリカに居るから」

 現在妹の彼氏は美容師学校に通っているそうだ。妹はアメリカに帰っても彼
氏以外に何も無い。数年前アメリカから「帰る」「やっぱり帰らない」と騒い
で居た時もマレーシア人の彼氏が「ドント・ゴウ」と騒いで結局帰国しなかっ
た経緯がある。「もうアメリカでの夢は何も無い」「学校に通う気は全く無い」
と言うけれど、では何故母国で新しい夢を見つけようとしないのだろうか。

 私の頭は騒ぐばかりで落ち着かなかった。答えを見つけに横浜で働く妹の元
を尋ねその様子を見に行くと、アルバイト然と働く若い子に混じり、似合わぬ
ピンク色の着物を着て働く妹の姿があった。本人はこの違和感を感じて居ない
のだろうか? 

「や、ビックリした。見に来るのなら一言・言ってくれれば良いのに」

 昨年末は「グリーンカード」取れるか分からない彼氏を待つよりも、と妹個
人でDVプログラムと言うクジで「グリーンカード」が当たるかもしれないシ
ステムに応募するように促した。妹の彼氏は中国人、現在アメリカでは非合法
的な存在だ。アメリカとも友好関係にある国では無いのでこうしたDVプログ
ラムに参加する事も許されては居ない。

「へーこんなのあるんだ。まるでロトみたいだね」

 ロトとは「懸賞」「宝くじ」と同じような意味であるらしい。

 日本人がグリーンカードを取るにはどうしたら良いのか、調べ何度も妹に忠
告する。もし一度でも観光ビザでアメリカに入国し掴った場合はこのDVプロ
グラムにさえも参加する資格を失うのだ。しかし本人は「彼氏の言う事」しか
耳に入っては行かない。先だっての同時多発テロによりアメリカのビザ取得は
日本人でも個別面接を伴う困難な物となった。妹が再び長期滞在ビザを手に入
れる機会は皆無に近い。

 合法的に彼氏に会う方法は観光ビザでアメリカに入り三カ月以内に出国する
事だけである。これは結婚した所で変らない。二人で一緒に暮らすのであれば
中国に渡るか、日本に移動するかのどちらかしか無い。アメリカでの未来予想
図は描く事は出来ない筈なのだが、二人はグルグルと蜘蛛糸に縛られたかのよ
うに引き寄せられ、アメリカの国に拘り続けて居る。

「しばらくそれを繰り返すつもり。その内彼氏がグリーンカードを正式に申請
したらもう帰って来れなくなってしまうから」

 妹の頭の中にある情報はどうも怪しい。
 が、それらを否定する程の情報は見つかっては居なかった。

 実家の母は妹が「騙されているのでは」と言うけれど、例え本当に何らかの
詐欺に合っているとしても、頭ごなしにそれを言ってもまず認めることは無い
だろう。実家の母ももうそう長くは無いと思う。妹がアメリカに戻ったら体調
が悪化して又歩けないような状態になる事も想像し過ぎの事では無いのだ。

「……」

 三カ月毎に日本とアメリカを往復する生活。
 そんな地に足のつかない生活を続けていて未来は見えてくるのだろうか?
 もう年金は五年以上払っておらず、今後も払う予定は無いと言う。口を酸っ
ぱくして年金の事を説明しても暖簾に腕押し、全く聞こうとはしてくれない。
妹は老いても死ぬまで働く気だろうか? 本人今生きるのに精一杯でその先の
事は全く考える余裕が無いようだ。

 既に私は妹に対する言葉を失っていた。
 何を言っても無駄、と言う意味ではない。それは誰も納得する解決方法もア
ドバイスも既に見つからないからだ。妹は自分の行動を家族が認めてくれると
思って居るのだろうか? 父は再びアメリカに渡れば絶縁すると言い放ってい
る。がそれは当然の事だと思う。

 夢の為。自分の為。彼氏の為。

 最後に残るのはただの惰性・義務だろうか。
 私は何故妹がこれまでしてフシギの国アメリカに嵌るのか今だ答えを見つけ
られずに居る。

-from Mama---------------------------------------------------------------

 あけましておめでとうございます!
 昨年末後一回出すと高言しておきながら、出せず申し訳ありません。
 前回は暗い話ばかりでしたが、今回は明るい話に暗い話、少し良くなっています。
 
 自治会下っ端〜の続編も書きたいのですが、年末すっかり自治会をさぼってしま
いまして、書きたくても書けない状態……次回からは明るくダイエット話でも書け
たら良いなあと思ったりもしております。

 大体年始ですと来年の目標とか、予定とか発表する物ですが、今年はもう少し
待ってから目標を設定したいと思っています。年末に出る予定だった作品市場
(ポプラ社)とホラー大賞(集英社)の結果がまだ出ていないのです。え、どうせ
一次落ちだよ。とおっしゃる方も多いかと思いますが、一月中旬には出ると思うの
で終った後で色々と考えてみたいと思っています。

 年賀状余っています。

 多く刷り過ぎてしまいました……とは言え捨てるのも勿体無いので
 (新しい葉書に交換してしまったら印刷した内容が勿体無い!)
 欲しい方にお送りしたいと思います。
 先着順でお送りしますのでこのメールに返信する形で住所と名前をご連絡頂ければ
幸いです。住所の控えは取りません。年賀状送付後全て削除させて頂きたいと思いま
す。生ミキ、生ハヤトを見てみたい人はご連絡下さい。

*当選・落選のご連絡は致しません。葉書の送付を持って終了とさせて頂きます。

 ではまた今年も宜しくお願い致します!

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Posted by Penguin at 10:27 AM | コメント (721)