April 28, 2005

明日からお休み。仕事は終らず

ということでまずは予定通り
「ちびたまごっち」をセブンイレブンでゲットした。
ネット上情報は流れていたのだけれど
ローカルでの情報流布はイマイチであったらしく
夕方にノタノタ行っても問題なくゲットできた

「ちいさいねえ」
「もう残っているだけなんですよ」

よく見ると通信のできる
「携帯カイツーたまごっち」も置いてあった。
ただデザインはシンプルな白と黒の人気の無い物だったけれど……
関東地方本日はとても温かくて
自慢の下着? をヒラヒラさせて一日を過ごして居た
先日日記で「下着を見るのは旦那だけ」と書いたけれど
あれは嘘だ。
よく考えて見ると
私の下着を見るのは娘以外誰も居ない

「キラキラしたの買ったのね」
「そうよ。一杯買っちゃった」

娘は特に新品の洋服に鋭い目を向ける。
お風呂で服を脱ぎながら軽くポーズをとって
昨日の打ち合わせでも白地に赤いレースの付いた
下着をつけていったけれど
打ち合わせ先でそれらについてつっこんでくれる人は誰も居ない。
ただ気持ち的に「新品の下着をつけているのよ!」と思うと
気が引き締まり? やる気になるような気がする。

娘は明日からお休み。旦那はお仕事だそうだ。
お仕事はまだまだ終らず
依頼一週間が経過した後で全面デザイン変更が入ったから
もう涙、涙状態である。
終るんだろうか。これ。予定通りにと
ちょっと弱気に考えてしまいます

「ま、後は夜頑張るしかないね」

娘と息子の機嫌を見ながら
頑張って行きたいと思います
ではまた

Posted by Penguin at 05:17 PM | コメント (30)

April 26, 2005

インディーズ作家卒業

人喰い本発売日ついに決定 2005/6/15

本当か? と思ったのは私だけでは無い筈。
もう伸びて伸びて伸び〜まくっていましたから
今朝出版社より連絡がありまして
5/中旬印刷、 五月末より配本を開始し
本の奥つけ(最後のページ)上の発売日は 2005/6/15
との連絡を受けました

「6月に何か記念日ありますか? あったら変更しますけど」

と連絡を頂いたけれど残念ながら6月に記念日は無い。
いやーついに出るんですね。二冊目の本。
気持ち的には年内もう一冊人喰い関連の本を出したいなと思って居る
が、旦那は

「そのジャンルはそろそろやめておけ」

と言っていた
まあ一般の感覚からするとそうだろうね……
私の兄は

「なんでそんなん書くんだ? 気持ち悪い」

とまで言っていた。
うーむ。ニーズがあるからという回答しかできないかもしれない
最終的には小説やエッセイ等々を中心に書いていきたいのだけれど
まずは「年○○冊確実に出す」といった線から
狙って言った方が目標到達に近いと思うのだ
目標ばかり高くて到達できないのはもう沢山。
やれる所からまずやって、ファンを増やして行く事が一番だと思う。

ということで
人喰い系ブログも地道に更新を続けている
特に更新をしなくても大体100-200のアクセスはあるようだ
(ちなみにこの日記はアクセス数20前後。
 しかしトラブル率は恐ろしく高い)

こうした「ニッチ」な分野の情報をHPに集めて
アフェリエイトで稼いでいる人を知って居るけれど
(衝撃映像等々、危険な写真を掲載)
私の場合文章一辺倒なので
爆発的なアクセスは見込めないけれど
発売日前には何とか一日五百アクセスぐらいまで
持って行きたいなと思って居る

「そのためには更新しないといけないんだけどね
 はははのはー」

他にも色々やる事はあるのだけれど
本を売る為には
まずは、一日一更新はしないといけない
意外と本を出した後はそれで納得してしまって
何もしない人が多い。
が、私は今回の販売目標数と言うのがありまして
言うのも恥かしい、ですが
低い? いえいえ。自費出版等々の数字からすれば多いのであります
それは

2000冊

とりあえず初版ははけさせたいというのが目標であります
ベストセラー狙いではありませんが
作家としての第二歩でありましょうか
執筆依頼もちらほら来ていまして
形になるかはまだ不明ですが
積極的に企画書を書いて、
実現に向けて頑張って行きたいと思っています

全国発売です。今度の本は。
オンデマンドじゃないんです。オフセットのカバーつき
ホカホカ本でも無いのです!!!!
全国の書籍流通ルート、トーハン・ニッパンを通って
きちんと本屋さんに完成品が並ぶんです〜

インディーズ作家をついに卒業し
かあちゃんの爆走は続きます
どうだーここに到達するまで投稿数は142を超え
年月においては4年の歳月がかかりました
でも、やればできるんですーーーーー
ではまた

Posted by Penguin at 09:40 AM | コメント (24)

April 25, 2005

明日は遠足らしい?

日曜日、久しぶりに下着を買いに出かけた
考えて見れば二年前大魔王を産む時に補正下着を買ったきりで
その後全然下着を買い足していなかったのだ

「まあ、体型が崩れなかった事が勝因だけどね」

私は結構派手派手の下着が好きなタイプである
とはいっても若い子がつけるような
アメリカンタイプのデザインではなくて
レースがビラビラとついた
フランス系のデザインが大好き。
特に下着メーカーはワコールと決めている
ということで お値段はかなり張る。

「好きに買えって言ってるだろ」
「それでもやっぱり高いからねえ」

しかし高いだけあって何年つけていても
全然形は崩れないし
レースが擦り切れる事も無い。
でもそろそろ……ということで
日曜日は家族の目をチラチラと伺いながら
下着やさんへ向かった

「豚服の下はすごいのよ!」

とはいえ派手な下着を買って来ても
見るのは旦那だけなのであまり意味は無い。

と思う人も多いだろうけれど
やはり新品の綺麗な下着をつけていると
それだけで背筋がぴんとのびて
なんだか楽しい気分になって来る

全く本日まで知らなかったのだけれど
明日は娘の遠足だそうだ
オイオイ手紙届いてないよ……

前途多難ながらも今週始まりました
頑張って行きたいと思います

Posted by Penguin at 05:02 PM | コメント (24)

April 21, 2005

背中に感じる恐怖

今日も元気にカリカリと開発三昧。
開発に入ってしまえば何の事は無いのだけれど
見積金額を計算するのがどうしても苦手である

開発を始める前は「よし。この工数で行こう」と思うのだけれど
作っている段階で「うわ。これも増える。あれも増える……」
と結局自分で自分の首を締めてしまう事が多い

折角作ったシステム長く使って欲しい。
となると齟齬無く、最低運用でサポートできるようにしておきたい
↑余計な事はするなと言われる事も多々
と思って居るうちにシステムはジワジワと肥大化し
締め切りを超過し、とんでもない状態になって行く

今までずっと固定で「月額幾らで開発する」という契約して
見積の段階を割愛していた部分が多々あったので
こうした部分は慣れないといけないのですよね……

相変わらず膝の上に乗り
職人芸のようにくるっと一回転して
パソコンのモニターを見詰めるティンティン大魔王。
明日は今週最後の難関「授業参観」でございます
絶対無事に終らないんだろうな……
今日中に開発できるだけ進めておかないと

背中に恐怖を感じつつ
いつもの倍働くかあちゃんでありました
開発する事は簡単なんですけどね
この人を上手くかわしつつ……というのは非常に難しいのであります
ゴールデンウイークに出かける予定もありますし
ファイト・ファイト今から貯金を作っておかないと。です
ではまた


Posted by Penguin at 12:57 PM | コメント (27)

April 20, 2005

良い波が来た

ということで
昨日は裁判所に行ってまいりました。
お間抜けな私は 降りる駅を一つ間違え
(有楽町と桜田門を間違えた
 地図上近いので有楽町でも大丈夫だと思ったのだけれど)
到着したのは五分前
そしてボディチェックを受けて
法廷内に入ったのは本当にギリギリ・ギリギリでありました

とにかく裁判は緊張しました
もう顔を上げている事に必死で
後で考えて見ると言いたい事も全部言えなかったような気がします

そして、緊張感溢れる法廷内
暴れまわるティンティン大魔王。
裁判長からは「しー」と言われたり
バタバタと椅子を倒し、その間に挟まれ「びー」と泣き出したりと
八面六臂の活躍をしておりました

今回の事について色々と感想を述べるのは難しいけれど
私の前に裁判をしていた三組どの人にも
弁護士はついていませんでした……

裁判=弁護士=お高い

というイメージがありましたが
どうもそれは大きな間違いであるようで
私のような一般庶民? は弁護士を頼まなくても
十分裁判ができるということを初めて知りました

ま、とにかくもう後ろは見ず
頑張って行きたいなと思います
今週はあと金曜日に小学校の参観があるのであります
仕事も順調に受注しているし
ようやく良い波が来たような気がする今日この頃であります
ではまた

Posted by Penguin at 04:18 PM | コメント (24)

April 14, 2005

メールマガジン発行しました!

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*:・'゜☆。.:*:・'゜☆゜'・:*:.。.:*:・'゜☆。.:*:....:*::・'゜☆。.:*:
I Make Pretty Angel . 可愛い天使の作り方 . No.290. 2003.3.. 
Presented by home ikeda . 発行部数 624+177+606+67 部
*:・'゜☆。.:*:・'゜☆゜'・:*:.。.:*:・'゜☆。.:*:....:*::・'゜☆。.:*:
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目次

1.可愛い天使の作り方 エピソード2 
2.携帯カイツーたまごっち 教えます 〜購入編
携帯カイツーたまごっち 教えます 〜導入・子育て編

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"社会の窓は百円ナリ" (2歳4ヶ月) & (7歳1ヶ月) 

 怒涛のような春休みが終わり、小学校が始まった。
 気が付けばまたしてもティンティン大魔王と二人きりの生活である。

「あんたも来年からは幼稚園生だからね。最後の春なのよこれは」

 早く幼稚園に行ってくれ……暴れっぷりは酷くなるばかりで買い物に出かけ
れば道の真中で大の字になって転がるのは日常茶飯事である。疲れた……買い
物に行きたくない……と思うのは毎週の事である。しかしこれは母としてのツ
トメ。最低でも週に一度はこの苦難を乗り越えなくてはならない。

 娘は二歳で昼寝をしなくなったけれど、大魔王は一日一度昼寝を忘れない。
お昼ご飯を食べ終わると「お昼ねしなさいよ」の一言でコロッと転がり快眠し
てしまう。寝る子は育つというけれど、個人的には

「寝る子はコロコロ」

 という説を強調したい。体重はすでに十四キロを超え、抱っこを迫るその姿
は私にとっては恐怖そのものである。娘のように全く歩かない訳ではない。が、
歩かない時はまさに肉の塊。うっかり荷物を持っていたならば家に戻るまでの
その時間は地獄の責め苦を味わう事になる。

「で、ところでだ。ハヤトのオムツトレーニングはどうなってる」
「まだやってない。あったかくなってからだね」

 二人目はどうもオムツ離れに時間がかかるという話を聞いた事があるけれど、
それは母の手抜きによるものがどうも多いらしい。申し訳ない。流石にティン
ティンをぼりぼりしておしっこをボトボト漏らす回数は減って来た。夜寝る時
もタイツ必須だったのが熱くて嫌がるので最近は恐る恐るながらもオムツの上
はパジャマを素で着せて寝かしている。寝る時は親のどちらかが居ればokな
のだが、夜中にはなぜか必ず私の蒲団へと戻って来る。

 夜中にうぎゃーと悲鳴が上がり、ドドドドという足音の次に足で蒲団を蹴り
上げられる。瞬間の前に蒲団を開け受け入れ態勢を整えなくてはならない。で
なければ長々と夜鳴きが始まり家族の皆の安眠が阻害されてしまうのである。

「そろそろ自分のお蒲団で寝ましょうね」

 ベビーベッドを卒業してもう半年も経つだろうか。
 すっかり私の蒲団を自分の物と勘違いしているらしい。

 公園に出る時間も大分長くなった。

「年下の扱いやすい」

 と判断されている大魔王は女の子にもてもてである。

「弱すぎて喧嘩にならないから」

 と彼女達は言うがそれは嘘である。ティンティン大魔王が弱いと判断された
瞬間、その子は叩かれ押し倒され、おもちゃを奪われる事となる。一歳年上の。
ちょっと弱気な子などは大魔王の餌食と貸し、大粒の涙を流す事も少なくない。

「君たちも油断するとやられるよ……」

 というアドバイスは子供たちの耳に届いてはいない。とにかくオムツトレー
ニングは開始しなくてはならない。郵便局に行くついでにカルフールに寄りト
レーニングパンツを物色する。トレーニングパンツとは「とりあえず一回ぐら
いは」オシッコの衝撃に耐えることができる特殊防水加工のされたパンツの事
である。三枚組みで五百八十円。……
 
 一度手に取ったパンツの隣にもう一種類のパンツが。

「うわー。トレーニングパンツにもブリーフタイプがあるのね」

 頭では思っても手に取る事はしなかった。お値段は六八〇円ナリ。昔旦那に
「社会の窓は使っていない」「あれはただあるだけ」という話を聞いた事があ
った。男の子だからって形に拘る必要は無いんじゃないだろうか……

「大丈夫。水色のパンツだったら男の子用だって分かるよ。それにほら、どう
せあってもなくても絶対変わる事は無いと思う」

 かくしてポーンと買い物篭に投げ込まれたトレーニングパンツ(社会の窓ナ
シ)これによってすっかり寝ぼけていた? 私の子育て生活も転機? を迎え
ることになりそうです。

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携帯カイツーたまごっち 教えます 〜購入編

 ある日、はっと気がつくと娘の誕生日が近づいてきていた。
 私は普段娘にガチャガチャはやらせないし、プレゼントもあげていない。全
てはまとめて誕生日に、というのが私の言い訳? いやいや。大事な意見であ
る。

「誕生日ぐらいは何か買ってあげないと……だめだよね」

 ついつい本音がぽろっ。
 同月に誕生日のある旦那には「低反発マット」を送ることはすぐ決まった。
これは腰が痛い痛い。布団が硬い硬いと言っている旦那には一番役に立つアイ
テムになるだろう。残る娘はどうしよう……近所の子供たちへのリサーチの結
果、私が独身時代旦那にせびり一ヶ五千円で買ってもらい早々に飽きてしまっ
た「たまごっち」の新型を買ってあげる事に決めた。決定打は別に無い。ただ
子供たちの間で流行ってるというので買ってあげよう。ただ単純にそう思った
のだ。

「今人気があるらしいけど、まあ・おもちゃ屋さん何軒か行けば売ってるでしょ」

 以前人気があった時に売り損ね、バンダイが多大な在庫を抱えた事は有名な
話である。誕生日の一ヶ月以上前、家族皆で近所のおもちゃ屋さんを捜索した
まごっちを探す。最初の一軒目で「たまごっちありません」という看板を見た
瞬間、私の全身には思い違いの可能性と共にいやな予感が走った。

「みきちゃん。次のお店に行こうか……」

 腰が重い。
 嫌な予感がする。

 その日は結局見つからず「結局何も買ってくれなかったー」「ママの嘘つき
!」と大騒ぎする娘を怒鳴りつけ家路へと急いだ。お店には「でかたまごっち」
と呼ばれるたまごっち専用のショップ(ごっちポイントというたまごっちと遊
ぶことによって取得できるポイントで購入が可能)はあっても本体は陰も形も
無かった。誇らしげに「でかたまごっち」に自分のたまごっちを通信させる娘。
何も持っていない娘を見ると「ふん。持ってないんだ」と鼻先で笑い? 立ち
去って行く姿が印象的であった。

「インターネットで探してあげる。大丈夫きっと見つかるよ」

 という考えは完全に甘かった。定価三千円以下の品がなぜか五千円以上でバ
カスカ出品され落札されている。ならばアマゾンで! と思ったがどれも在庫
切れで手に入らない。これは困った……娘はすでに「たまごっち」を手に入れ
るのが当たり前と思っているらしく、るんるん気分で友達に「買ってもらう約
束をしたんだ」と話しては喜んでいた。「誕生日はまだ先だからねー」「みつ
からなかったら人形だからね」と私が声をかけてもまったく聞く耳は持ってく
れなかった。

「俺が差額払うから、オークションで買うか?」
「いいわよ。何とかするから」

 困っている私を見かねて、妹が太古の昔はやった「ごじらっぱー」を郵便で
送ってくれた。これはタマゴッチが出たときに頻発した類似商品の一つで、ま
ずは練習にと娘は飼育を開始した。しかしこれは、「通信ができない」「かわ
いくない」と文句が多かった。

「折角送ってもらったんだから文句ばっかり言わないの!」

 最新のたまごっちの世界は自分だけでなく世界に広がっているらしい。たま
ごっちを持っている友達に「通信しよう」と言われて「これできないんだ」と
断る時の娘の情けない顔。その矛先が私に向く事は無かったけれど、母として
は火をつけてしまった責任について強く痛感せざるを得なかった。

「トモコちゃんーーあったよーーーこれでしょ、たまごっち」

 結局は妹が横浜の会社側の東急ハンズで買ってきてくれ、娘の下に無事届け
られた。やれやれと定価通りのお金を支払い、プレゼントを誕生日までしまっ
ておこうとした瞬間。娘はそれを持って階段を駆け上がって行った。

「あのね。ママ 前ママプレゼント貰った時誕生日前でも貰ったでしょ。だか
らミキもそうするね」
「え、もう持って行かれますか」
「うん。それじゃーね。これははーちゃんにあげる」

 ぽいっ。とすてられてしまった「ごじらっぱー」可愛そうに数日後死亡し、
幽霊となって廊下に転がっていた。何とも哀れである。

 かくして娘の手に収まった「携帯カイツーたまごっち」 その後これが様々
なトラブルを生むことになるのだけれど、その時は無事に誕生日プレゼントを
確保できた喜びに満ち溢れており、それを想像する事はできなかった。

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携帯カイツーたまごっち 教えます 〜導入・子育て編

 「携帯カイツーたまごっち」が出る前に「たまごっちプラス」という種類の
たまごっちが出たらしい。こちらは携帯と通信ができないだけで基本的な機能
は同じである。たまごっち購入直後、娘は小学校から戻って来るとまずは「た
まごっちの子守り」をしていた私からタマゴッチを受けとりありがとうも言わ
ず外へ駆け出して行く。どうやら友達と「通信」をして遊ぶ約束になっている
らしい。

「ピアノの時間には戻るから。それじゃーね」

 通信をすることによりゲームをしたり、プレゼントを貰ったり。外を歩いて
いるとなぜかタマゴッチを二つぶら下げて歩いている子供を良く見かける。あ
れは友達が居なくても通信して遊ぶために必要だからそうだ。娘も基本的には
もう一台欲しいのだが、苦労して手に入れた事は分かっている為、友達と毎日
通信して遊ぶことによりその欲求を満たしていた。

 以前のたまごっちは

「すぐ死んでしまう」→生命を軽視
「リセットボタンでやり直しができる」
          →何でもすぐやり直しが簡単にできると
           子供たちが思うようになる 

 等々PTA諸氏から苦情があったが、今回のたまごっちはそうした点、改良され
り中々死なないようにできている。リセットボタンも無論ついているが、結婚
し子供を産んだたまごっちは「たまごっち星」に戻るだけであり、敬い奉って
いれば? 小遣いが貰えるだけでなく病気になった時助けてくれるのでリセッ
トボタンを押す事はむしろ子供たちにとって不利に働くのだ。初代のたまごっ
ちが星に戻ったときは「殺したでしょうママ!」とだいぶ娘に責められたけれ
ど、戻った初代も携帯電話を使用して通信すればまた会う事もできるようにな
っているのだ。

「日本のお母さんは皆日中たまごっちの世話をしているのですか?」
「うーん。否定できない所が悲しい」

 首からネックストラップにつけたたまごっちをぶら下げ公園に出る。それも
大分慣れてきた今日この頃。きちんとお世話をしないとたまごっちは「可愛く」
育ってくれる事は無い。日中たまごっちの世話を拒否しつづけていたお母さん
は子供に

「お母さんのせいで「くろこっち(色の黒い可愛くないたまごっち)」にばっ
かりなるんだからね!」

 と怒鳴りつけられ続け、ようやく子守りをする事に同意した。可愛いたまご
っちに育たないと通信をした時に恥ずかしい上に結婚する際友達に拒否される
可能性が高くなるのだ。

「だって結婚はおせっかいババアが来るんだからいいじゃない」
「そうなんだけどさ。お母さんがちゃんとお世話してくれればさ……わたしも
「ふらわっち(とても可愛いたまごっち)」が育てられるかもしれないのに」


 産卵期になるとたまごっちの元にはお見合いの斡旋をするおばあちゃんたま
ごっちが現れる。私は見た事が無いが結婚が成功すると花火が上がるらしい。
子供が生まれた後翌日の十二時に親は手を振ってたまごっち星へと戻って行く。
娘は春休みのある日そのワンシーンを見る為だけに普段九時に寝る所を夜中の
十二時まで必死に起きて睡魔と戦っていた。

「時刻をずらせばいいじゃないか」
「そういうインチキはやらない約束になっているの」

 広く広がるたまごっちの世界。出先でたまごっちを持っている人を見ると通
信をして友達になる。見ていると確かに楽しくて嵌る理由が分からぬ事も無い
のだけれど……

 二ヶ月が経過した現在、たまごっちはすっかり打ち捨てられ? 部屋の隅に
置かれている。でも死んだら怒るんだろうな……と死なない程度定期的にお世
話を続ける今日この頃であります。たまごっちの恐怖。もし子供が欲しがって
居ないのに誕生日プレゼントに買ってあげようと思っている人はご一考を。意
味不明な苦労があなたを襲う可能性は非常に高いと思います。

-from Mama---------------------------------------------------------------
 
 発行遅れてすいません。すっかりたまごっちの里親係と化している
 今日この頃です。
 何しているんだろ? と気になる方は是非日記に遊びに来て下さい。
 ↓ 実は今月の火曜日に訴訟を控えております
 ↓ 映画みたいな事自分に降りかかるとは思いませんでした
 ↓ 忙しいのは良い事だがモットーの私ですが、こういう忙しさは嫌ですね
 ↓ ではまた。

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池田@ママの裏でコソコソ日記(復活)
http://penguin.oops.jp/mama/index.html

私どこからサービスを受けているんだろう・・・
そう思った方は送られてくるメールマガジンのサブジェクトを参照して下さい。

まぐまぐの方は I am making Pretty Angel xx . ( ID 7011 )
Macky!の方は I am making Sweet Angel xx ( ID 1001 )
メルマの方は I am making Pretty Angel xx (ID m00010045)
メロンパンの方は I am making Pretty Angel xx (ID m00010098)

となっております。どれもホームページにて登録及び解除を行うことができます。
解除依頼メールは一切拒否致します。
Presented by home ikeda
HomePage http://www.vector.co.jp/authors/VA014203/

(遊びに来てね!現実のみきたんがあなたを待っています)
(BackNumberも公開しています。途中から購読の方はご利用下さい)
E-Mail : angel-miki@jcom.home.ne.jp
営利・非営利に関わらず無断での転載、再配布、全文および
一部の引用等を禁止します。
なにか不都合が生じても、当方はなにもできません。


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Posted by Penguin at 11:54 AM | コメント (44)

April 12, 2005

実は来週裁判なのです

本日は二週間ぶりにジャスコの日に行って来ました
恐ろしい人出でありました……
ティンティン大魔王は逃げ回るし
道の真中で大の字になって転がるし
ちょっとお魚一つ買うのも命がけでありました
こんな事、
大魔王が幼稚園に行くまであと何回やらなくちゃいけないんだろう……

しかしまあ悪い事ばかりではなく
お昼は公園仲間の所でお蕎麦を頂いた。

お昼をご馳走になったのに。手ぶらで行ってしまいました……

反省する事しきり。
どうもこの辺の「お呼ばれの法則」というのは苦手であります
ティンティン大魔王は始めてのお友達の家で
複数の玩具に囲まれ幸せそうでありました

「さ、帰るよ!!!」

アレルギー体質の大魔王。
蕎麦は大丈夫だったのですが
はっと目を離した隙にマシュマロをかじられ
顔中真っ赤にしておりました……
マシュマロはね。卵製品らしくないけれど
卵白を泡立てたメレンゲから作られているんだよ……

口の中も真っ赤で唇はタラコのよう
急いで家に退散した後は
トロケルように昼寝しておりました

その後一息パソコンをした後は
娘の英会話のお迎えに。
あたふた・あたふたしながら
帰ってきてポストを開けると例の訴訟の本人からの書留が入っておりました

「また嫌がらせ???」

実はついに裁判が来週なのです。
今更何を送って来たのだろうか???
受け取りたくは無いけれど
とりあえず本日夜受け取るよう電話で連絡をした

徐々に酷くなる頭痛を感じつつ
裁判なんて一生縁が無いと思って居ましたが
こうなるともう仕方ないですね
悔いのないよう頑張って来たいと思います

ということで
今日もあっという間に終ってしまいました
これから夜も長いのですが
ではまた

Posted by Penguin at 05:17 PM | コメント (48)

April 11, 2005

給食始まった

関東地方本日はなんだか寒いです
普段身体にかけていたフリースを洗おうと
二日前洗濯機前迄持って行ったけれど
先ほどノコノコ回収に行って来た

一日雨がシトシト。シトシト。
ティンティン大魔王は時折ベランダに出ては
雨に攻撃をしかけ、破れ
ビチャビチャになって洋服を交換していた

「あーめーねー」
「そう。雨良く分かるようになったね」

余程暇なのか
私が仕事をしている背後に飛び乗るだけでなく
本日は警戒厳しいお菓子置き場を何度も襲撃
(私の座っている椅子の真横にあるのでそう簡単には近寄れない)
ヒヒヒヒーを連呼し
内数回はキャンディをゲットして
家の中を駆け回っていた

「やたーーーーー」

何やってるんでしょこの人は……
トイレに行っている時はお菓子置き場で何を取ろうかと
正座して考えているし……
この人の頭の中は食べる物で一杯で
他の物が入り込む余地が無いのかもしれない

「きゃあああああ」
↑一応見つかると騒いで逃げる
 考え中のままでいる事は無い

つまらない雨の日も騒がしく
娘は早くも給食が始まり、帰宅は三時でありました
明日はジャスコの日であります
先週は結局忙しくて行かれなくて
一週間、冷蔵庫の中の物だけで頑張りました
流石に冷蔵庫の中が寂しくなって来た今日この頃
明日はおいしい物買って来て家族に何か作ってあげたいと思います
ではまた

Posted by Penguin at 08:59 PM | コメント (31)

April 08, 2005

日本の免許証は怖いのよ

誕生日は免許の更新に。
考えて見れば三年前もそうだったような気がした

「シートベルトで一度掴ったからね。有効期限三年なのだよ」

五年は長いが三年は短い
妹が留守番を買って出てくれたので
駅に近い警察署へ車で出向く
受付時間の三十分前は流石にガラガラで
簡単に車は止められた

「すいません。書く紙とかあったら書きますけど」
「受け付け時間になるまで待っていて下さい」

融通の利かない……
結局受け付け時間になったとたん

「隣の交通安全協会で印紙を買って来て下さい」

と言われた
最初からそれが分かっているなら教えてよ……
印紙を買い、会員で無い為写真撮影代七百円の所を千二百円取られる
煩雑な……
しかも合計で四千円以上かかるって
事務処理もっと簡素化して安くする事はできんのか???

普段外面良し子ちゃん。愛想の良い智子ちゃんで通っている私の顔は
自然と凍りつき、
必要以外最低限の会話は交わさぬようになっていた

「じゃ、ここで座って待っていて」

書類を渡し延々と待つ。
気がつくと昔に比べて記入する欄は極端に少なくなった
良く知らない頃は交通安全教会で書類を作ってもらうのが
当り前だと思ったけれど
あれは全く必要無い

ようやく自分の番となり視力検査
コンタクトをしているかどうかさえ聞く事は無い
二つ三つ答えて検査は終了
藁半紙に印刷された手の平程の用紙が渡された

「じゃ、これ来月の十二日に生涯健康センターで受けて
 免許証は七月まで延長しておいたから乗れるから」

ぺたんとハンコウが押された免許証が戻される
なんと……
免許証一つ受け取る為には

受付ー研修ー受取 と三回も出向かなくてはならない!

のである。
げにおそろしきは日本の縦割り行政

「自分達の効率が一番大切」

警察署は不愉快な場所、だとは分かっていたけれど
これはなんでも酷すぎるのでは無いか?
三年前は運転免許の試験場に休日行き即日配布だったけれど
これじゃ社会人の人は大変だ

「もう用事はおしまいです。さ、帰ってください」

本当にこんな感じで言われ家路につく
来月もまた妹来てくれるのかしら……
いやいや。嫌がらせ半分、
研修会場でティンティン大魔王を大暴れさせてやるか……
きっと彼は何も言わなくても
いい仕事をしてくれる事だろう

「え、もう帰ってきたの。映画でも見ようと思っていたのに」
「そう言わないでよ。大変だったんだから」

日本の運転免許は怖い。
何でって……とにかく煩雑なんですよ。ということで
ではまた

Posted by Penguin at 02:39 PM | コメント (44)

April 07, 2005

白い帽子を探そう

と、言う事で娘は二年生となり、
強制的にかぶらされていた
黄色い帽子をかぶらなくて良い事になった

「今日は帽子無しで行くからね!」
「日焼けするよー知らないよー」

初日はとにかく帽子無しで出かけて行った
私と娘は帽子フェチであり
とにかく帽子が大好き。
ハデハデな帽子を買っては喜んでかぶっているのだけれど
娘に言わせると、そうした帽子は小学校には不向きなのだという

「じゃ、これピンクにお花が一つだから地味で大丈夫だと思うよ」
「ママ。白い地味な帽子を買ってよ。じゃ」

地味な帽子……そんなにつまらない物を何故かぶる必要があるのだ?

娘も口では「かぶらない」と言ったものの
やはり帽子無しで出かけるというのは抵抗があるらしい
何しろ生まれてから七年間培った経験? である
結局二日目からは 一番地味なピンクの帽子をかぶってでかけるようになった

「つまらないおねえちゃんですねえ」
「ぼーちねー。あうあう」

現在ティンティン大魔王はバーゲンで五百円で買ったコムサでモードの帽子
娘のお下がりのデニムの帽子
そしてポケモンパークからゲットしてきた
「グラードン」→恐竜の顔のような帽子
帽子を愛用している

考えて見れば娘も長いこと
ミッキーマウスの耳がついた帽子を愛用していた……
グラードンのついた帽子をかぶって外に出れば
もうそれだけで公園のヒーローである

「ね、あれ何?」
「ぐらーどんだよ。すごいなあ
 どこで買ったんだろう?」

未就学児の発想としては大体こんな感じ。
転んでもフカフカの綿で保護されるので非常にありがたい
個人的にティンティン大魔王は男なので
日焼けしてもまあ、いいかと思っていたけれど
娘がかぶる。私がかぶる。パパはかぶらないという状況で
自然と「帽子をかぶらないと外に出られない」病にかかり
現在に至っている

「仕方ない。ミキちゃんがそこまで言うのであれば
 私も新しい帽子を買うのにつきあうよ。
 春向けの可愛い帽子探そうね」
「白い帽子だってばー」

明日からは娘の給食が始まる
ちなみに今日は私の誕生日! 午後からは免許の更新に行って参ります
年は取りたくないですねえ……ということで
ではまた

Posted by Penguin at 08:43 AM | コメント (50)

April 05, 2005

優しい大魔王

はっ! と気がつくと春休みが終っていた

本日から娘は小学校である
とはいえ早く戻ってきてしまうので
火曜日とは言えジャスコには行かれない。

「またキミと二人きりだねえ」

悪さを繰り返し
気がつけば膝の上に陣取り怪しげな行動を繰り返す
ティンティン大魔王
時折長靴を履いては

「あーけーて」

を玄関で連呼しているけれど
基本的にその申し出は拒否するようにしている
それはなぜなら

「たちゅててー」 → 助けての意

と私が騒いでも一度も助けに来てくれた事が無いからである
玄関が騒がしくなりはじめると
私は転んだ振りをして
「たちゅててー」を繰り返す

「あーけーて」
「たちゅててー」
「あーけーて」
「たちゅててー」

「ママ何があったの? 大丈夫?」

娘が居ると大体助けに来てくれる(優しい)
しかし大魔王も決してイジワルでは無い
公園で遊んでいてボールが転がってくると
必ず拾って渡してあげられるし
泣いている子が居れば 知らない子であっても
側に寄って頭を撫で(ぐしゃぐしゃにして)

「このこのママーきてあげて!
 ないてるよ。かわいそうだよ」

と私にしか分からない単語で騒ぎ立てる
そうか。私以外の人間には優しいのね……

という事で本日からまた中国語の勉強を再開し
二人での生活が始まるわけであります
日記のペースも元に戻るかしら? 
メルマガも本当に書かないと……と思いつつ
ではまた

Posted by Penguin at 09:40 AM | コメント (41)