April 28, 2004

ハヤト愛の証明

関東地方本日は晴れ。
寒くも無く暑くも無く。
ゴールデンウイーク中もこの陽気が続いてくれれば良いけれど
ハヤトと私の風邪も大分良くなり
咳はしなくなってきた

「あちゃぱぴ!」

と言う事で久しぶりに公園へと出かける。
一度スコールのような強い雨が降ったけれど
それ以外は何の問題も無い天候であった。

公園にでも行かないと
一日、家の中一階・二階を往復するだけで終ってしまう。
今日は特にハヤトが外に出たがったので
外に出たのだけれど
ダイエットの為にも
心がけてできるだけ外に出るようにしなければならない

「ママが一番大好きなのはみきだよね!」

元祖あちゃぱぴ姉ちゃんも今日は元気だ。
時折不安を感じるのか抱きついてきたり
言葉で確認を取ったりする。
ええい。もう六歳にもなったのに手間のかかる……
十七キロにも及ぶ体躯は既に抱き上げ抱擁するには重過ぎるのである

季節とは全く関係無いけれど
ハヤトと私は毎日愛を確かめ合う為に
頭突きをしている。

朝は軽い頭突き。額と額が軽く触れ合う程度
トン・トンと頭を合わせる
何しろ食物アレルギーベビーである。
うっかり母親の口についていたアレルギー物質(卵)が
悪さをしないとも限らない。
キスはできるだけ避けた方が良いのだ
と言うよりも焼餅焼きの姉ちゃんにそうした姿を見られ
更に嫉妬の火を燃やされても困るのだ

「あちゃぱぴ!」

低血圧なのか朝の動きは鈍い。
昼になってくると、お昼ご飯が終った辺りがやはり絶好調。
頭突きのペースも強くなって来る

「あーっと。あーっと」

段々痛いのでやりたくなくなってくるが
本人はその私の「嫌がる顔」が堪らなく好きらしい
ヒエエエエ……と言う私の悲鳴は
夕刻頃最高潮に達する。

「ばしーん。ばしーん」

効果音まで自分でつけ、手を頭に添え
逃げないようにして頭突きをする。
やめてくれ……流石のかあちゃんでも馬鹿になってしまうよ……

ちなみにこの行動を取るのは私に対してだけであり
娘と旦那にはしていない。
どうやら本人なりの? 愛情表現であるらしい。

「あちゃぱぴ!」

何とかしなければ……徐々に大きくなるに連れ
かあちゃんの身体が駄目になってしまう……

日々の苦労を頭痛で更に感じつつ
明日娘はお休みであるようです
ではまた

Posted by Penguin at 10:50 PM | コメント (859)

April 27, 2004

帰宅は命がけ

本日関東地方は嵐と思うばかりの大雨
それでも火曜日なので買い物には行ってきたものの
子供連れで大変でした
しかしもっと大変だったのは娘で

「ただいまあ……」

レインコートを着てボロボロの姿で帰宅した娘。
本日は相当きつかったらしい。
靴の中は勿論びちゃびちゃ。
顔は真っ青に引きつり、さらには途中でこけたらしく
右足は擦り切れて血だらけになっていた。

「ただいま。今日は一人で帰ってきた」
「おかえり。遠足無くて残念だったね……」

子供心に小学校に通う事は大変だと痛感したのか
今日は一日外に出ようとはせず(そりゃそうだ。嵐だもん)
家で大人しく遊んでおりました
ハヤトは? と言うと全くの平常心。
ストレスが溜まっているせいかアトピーは悪化しているけれど
鼻ジュルジュルの件もあり
ポリオは結局行かず。
更に半年後に延期となりました

終らない予防接種
荒れる天気
今日は何も無いようであったような
相変わらずバタバタした一日でした
旦那も真っ青な顔で帰ってくるんだろうなあ……
他人事のように想像しながら
自宅で仕事が出切るありがたさを感じている今日この頃です
ではまた

Posted by Penguin at 09:05 PM | コメント (693)

April 26, 2004

ハゲチャビンにしませう

関東地方は本日冷え込みました
太陽は出ているのに何故? といった感じですが
明日は雨が降るそうです……娘の遠足があるのに。どうしましょ。

日曜日は久しぶりに髪を切りに行ってきました
本当は入学式前に切りたかったのだけれど
どうしても時間が取れず
日曜日もカナリ腰が重い中、
セコセコ実家方面へと行って来ました

「池田さん。体型完全に戻ってますね。見事です」
「本当! ありがとう!」

十年以上付き合いのある美容師さんは決してウソを言わない
お世辞を言わないので困った物ではあるが
私的には最上の誉め言葉である。

体重はカナリ前に戻っていたのだけれど
出産後は皮膚の間に脂肪の層が出来
体型がたぷんと崩れ易いのですよね……
疲れ易いし、体調を崩し易いし。
出産後一年とちょっと
ようやく髪質も「そろそろパーマをしても良いでしょう」と言った所まで
回復してきていると言う。

「表情もむくみが無くなってきましたね
 優しい感じに戻ってきてますよ。
 次来た時はパーマしましょうか」
「やた」

無論その時は我が家の赤ちゃんが
三時間以上私無しで耐え切れなければならないのだけれど
完全普通食、フラフラ歩き回る今となっては
全く問題無い。いやあったとしても旦那が何とかするだろう。

「しかしハヤト君はパーマ無しでしっかりクルクルだねえ」
「実家の父に似たんですよ。できればこのクルクルを活かして
 髪型作って欲しいんですけど」
「でもねハヤト君かなり重度のアトピーでしょ。 
 だったらこの夏は丸刈りにしてしまった方が良いかもしれない」
「丸刈り?」

一瞬何の事だか分からなかった。
つまりはハゲにしてしまうと言う事だろうか。
昔の人はその方が髪に良いと小さい子供の頭を刈った事があったそうだけれど
確かそれは迷信であった筈……

「すっきりするよ。ママも楽だし。まだ文句言えないし
 バリカンでガガガガ。っと。うーん。やったら気持いいだろうなあ」
「え〜でもそれでこのクルクルの髪質変わりますかね」
「ここまでクルクルだと一生このままだね。体質なんじゃない」

本当に美容師さんは口が悪い。
我が子をハゲチャビンにするかどうかは悩む所であるけれど
(諸事情により頭の形が悪い為)
久しぶりに髪型を整理して貰い
かなりすっきりしてきました

気がつけば今月も後一週間で終わりです
ゴールデンウイークに向けて悔いの無いよう
頑張って行きたいと思います

Posted by Penguin at 09:32 PM | コメント (767)

April 25, 2004

メールマガジン発行しました!

   /- 、
  /⌒ヽ 季刊誌e-Peugninペンギン
 ∠^ 丿|  ペンギンBooks初のコラボレーション本です。      
  | ( |   http://www.penguin-books.net/StoryPage.php?code=76&ucode=1   
  |  \ >  /- 、 /)    詩ありエッセイあり小説あり。
  |  |T  /⌒ヽ ー/ ノ──'7 インディーズ作家が放つ渾身の一冊。
  |  || ∠^  `ー────ノ 是非一度手にお取り頂ければ幸いです。
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インディーズ専門書店★ペンギンBooks http://www.penguin-books.net
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*:・'゜☆。.:*:・'゜☆゜'・:*:.。.:*:・'゜☆。.:*:....:*::・'゜☆。.:*:
I Make Pretty Angel . 可愛い天使の作り方 . No.276. 2004.4.25. 
Presented by home ikeda . 発行部数 736+279+961+90 部
*:・'゜☆。.:*:・'゜☆゜'・:*:.。.:*:・'゜☆。.:*:....:*::・'゜☆。.:*:
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目次

1.可愛い天使の作り方 エピソード2 
2.自治会下っ端大戦記6 〜自治会予算は怖いらしい

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"ついにアタチは小学生!"(1歳3ヶ月) & (6歳1ヶ月)

 激動の春休みが終わり、無事入学式を終えた娘は元気に小学校へと登校班で
整列して通っていった。幼稚園に行き出した時もそうだったけれど、やはり初
日はどうしても落ち着かない。幼稚園の時は用も無いのにいつも通り公園に出、

「落ち着かないんです……」

 とまだ幼稚園に行かないママさん達と無駄話をしていたような気がする。が、
現在は赤ちゃんが居るので、ソワソワしながらも、大人しく家で娘を待つ事に
した。旦那は昨夜「会社を休んで娘を送りに行くんだ……」と騒いでいたけれ
ど、入学式も休んだ事を考えると、これ以上会社を休ませる訳にはいかない。

 帰宅時間の三十分程前になり、ようやく家を出、娘を途中まで迎えに行く事
にした。風は大分暖かくなって来た。途中歩道橋があるので、持ち上げて運ぶ
苦労を考え、ベビーカーは使わない。赤ちゃんは左側の腰に乗せ、只管歩く。
歩く……

 程無くして娘の派手派手リュック、いやランドセルが見えてきた。良かった
無事に友達と一緒に帰ってきた……と思い気や、ランドセルはくるっと向きを
変え、どこかへ行ってしまった。

「あれ? 花でもつんでるのかな?」

 途中で会った他のママさんとノンビリ話して居たけれど、待てど暮らせど、
ピンクのランドセルは戻って来ない。まさか? 初日に寄り道???

 とたん、慌てて走り出すが、赤ちゃんを腰に乗せた状態ではそう早いスピー
ドは出ない。郷を煮やした他のママさん必死にが走り、百メートル以上道を離
れていた娘達を止めてくれた。

「こらーーーパパにも同じ道を帰ってきなさいと言われたんでしょう!」

 余程ほっぺたを叩いてやろうかと思ったけれど、娘も私の罵声に「悪い事を
した」と即理解したらしく、その場でボロボロと泣き始めてしまった。

 どうやら友達が忘れ物をしたので、ついでに届けてこようと思ったらしいの
だけれど、それは一度家に戻り、ランドセルを置いてからやる事である。

「ママ信じられない。これじゃ幼稚園に戻って貰うしかないよね」
「ママごめんなさい。もうしないから……」

 前途多難。明日は何が起るのだろう。

> 翌日

「今日はきちんと帰ってくるのよ!」

 流石に二日連続、暴走する事は無いだろう。と、思いはしたが一抹の不安は
拭いきれず、昨日はつっかけに赤ちゃんを小脇に抱えていたのを、足は動き易
いスニーカーにし、赤ちゃんはベビーカーに乗せ、昨日暴走した地点の五百メ
ートル先にある歩道橋の上に、えっちらおっちら移動した。ベビーカーを持っ
て歩道橋を昇るのは正に苦行である。がこれ以上人様に迷惑をかける訳にはい
かない。

「まさか今日は大丈夫だと思いますが、準備万端整えて来ました!」

 既に数人のお母さん達が歩道橋に陣取っている。これは昨日の暴走を受けて
の事だろうか? 妙に人数が多いような気がするが、歩道橋からだと上から見
下ろす形なので、子供達の帰宅具合が良く見えるからかもしれない。

「あ、帰ってきた。帰ってきた」

 一人二人、黄色い帽子を被った一年生の姿が見える。ホット一息。と、歩道
橋の前にある横断歩道を渡り暴走する三人の姿が見えた。派手なピンクのラン
ドセル。あれは我が家の……

「きゃあああああ。今日も暴走してる!」

 慌ててベビーカーを押して追いかけようとするが、歩道橋を昇るのは勿論、
降りるのも大変な作業である。どうしよう……と躊躇する私に、側にいたある
奥さんは一声かけてくれた。

「ハヤト君は私が見ています。今すぐ追いかけないと大変な事に!」
「おねがいします!」

 後も見ず必死に駆け出す。四百メートルほど行った所でようやく娘と遭遇。
本人も「やばい」と思ったらしい。捕まった時点、既に半べその顔で私を見詰
めていた。

「一応理由を聞きましょう。今日は何でこっちに来てしまったの?」
「あのね。二人がこっちに来てしまったから、ついうっかり、ついてきてしま
ったの」

 鬼婆の顔で友達の顔を見詰める。無論友達に付いて来たからと言って、帰路
をずれる事は許されては居ない。

「あなたはどうしてこっちの道に来てしまったの?」
「あのね、こっちからも帰れる事知って居たから。今日はこっちから帰ろうと
思って」

 これだけ聞けば十分。我が家的には暴走した友達が悪いのでは無い。その友
達について行った娘が悪いのである。友達が暴走した躾についてはそれぞれの
家庭で対処すべき問題である。

 涙を堪える娘に私は上段から平手を頬に打ちつけた。バシンと言う音がして
堪えていた涙がぽたぽたと落ちて行く。側に寄ってきた奥さん達もよもや私が
叩くとは思わなかったらしい。子供達は鬼気迫る私の表情に身動ぎもしなかっ
た。

「泣きたいのはママです。情けない。あなたはママとの約束と友達とどちらが
大切なんですか!」
「ママ」

 明日はどうなるのだろう……もっと更に小学校寄りで待っていなければなら
ないのだろうか? 不安を抱えつつ、

>>更に翌日

 さて、さて、さて
 果たして今日は無事自宅に戻ってくるのだろうか?

「さて、行くかねハヤト君」

 足が重い。半分冗談としても今日もまた暴走したらどうしよう。今日は二十
分以上前に家を出た。冷たい空気が肌を刺すが、他の事に頭を取られ、全く気
にならなかった

 歩道橋の上から小学校を見詰める。昨日は旦那にも娘にきつく叱って貰い

「次暴走したら家に入れない」
「お菓子も買わない」
「お外にも出さない」
「ポケモンドンジャラもしない」
 ↑誕生日プレゼントに買ってもらった。今一番旬の玩具

 と言う固い約束をし、旦那お手製の地図を娘に持たせた。目をこらしてラン
ドセルを見詰める。さて、本日は……

 数分して見えてくる子供達の姿。いっその事昨日曲がってしまった横断歩道
まで走って行こうか……躊躇する私の前に他のママさんが歩道橋の前に立ち、
指示を出して居るのが見えた。

「こっちきちゃ駄目よー真っ直ぐ行きなさい!」

 何と間違えを起こさぬよう既に立っていてくれたのだ。ありがたい。これで
きっと今日こそ無事に戻ってきてくれる筈……見詰める私の前を娘は昨日とは
違う男の子に手を取られ、ゆっくり・ゆっくり戻って来た。

「みきちゃん僕が送ってきたから。もう大丈夫だよ!」
「りょうくんありがとう! すごく助かった! 感謝感激! 本当にありがと
うね」

 娘を私に引き渡すとその子はパタパタと走って家路を急いで行ってしまった。
慣れている子供にとっては一本道の帰路など物の数では無いのだよね……

「ママただいま!」
「よかった。今日きちんと戻ってこなかったらママどうしようかと思ったよ」

 子供によっては全く出迎えに来ない親も要る。でも他人子供が無事に帰宅す
る為に、自分の子供が帰宅する時間でも無いのに足を運び、注意を与えてくれ
る人が居る。

「みきちゃんのママ困っちゃってるから、りょうくん。明日は手をつないで連
れてきてあげてね」
「分かった。僕が連れてきてあげるよ」

 気を使って子供に指示を与えてくれる親が居る。何気ない一つ一つのシーン
の裏に支えてくれている人の存在を感じる時、ああ、私も優しい人にならなけ
れば。次に困っているママさんが居たら私が力にならなければ。感謝する事を
忘れないようにしなければとつくづく感じた。

「ママ涙でそう。良かった」

 道すがらお世話になった奥さん達に頭を下げ、ついに下校が完全に成功した。
 実際はただの一本道、何故暴走する事になるのか分からない単純な道筋なの
ですが、春はドラマがあるものです。

 本日一抹気になったのは、二度暴走の問題を受け、娘の彼氏が本日は娘と一
緒に手を繋げずぶーたれた顔で戻って来た事だろうか。君がしっかりしてくれ
ないからだよ……だから他の男の子に頼む事になるんだよ……

 などと言う事は口に出す事も無く、娘に何気なく聞いてみると「寄り道ばか
りしたがる友達とは一緒に帰れない」との事でありました。

 過ぎ行く春の季節。あちゃぱぴ姉ちゃんはついに小学生になりました。

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自治会下っ端大戦記6 〜自治会予算は怖いらしい

 はっと気がつくともうカレンダーのページは四月なのだが、年末自治会の忘
年会をお休みしたのを最後に全く自治会に出ていない事に気がついた。

「忙しいのよ。忙しいの」

 定例会と呼ばれる毎月十五日に行われる会議には四回とも出席しなかった。
内二回は旦那が居なかった為子供だけを家に置いておけず欠席、内一回は旦那
との大喧嘩中にて出席できるような状態では無かった。どうせ大した事やって
る訳じゃ無いんだから……とタカを食っていた訳では決して無いのだけれど、
四月十五日、やっぱり欠席し子供達を寝かしつけ、久々に早く戻って来た旦那
のご飯をよそっている時、家の電話がけたたましく鳴り響いた。

「もしもし」
「あ、池田さん。今日定例会だから今から来てくれる?」
「今日は旦那が居ないから無理です」

 目配せで旦那に声を出さぬよう合図をする。この辺は長年連れ添った夫婦で
ある。阿吽の呼吸で意思が伝わる。

「駄目だって言ってもね。ここ二・三ヶ月出てないでしょ。こっちとしても困
るんだよね。今日は来てくれないと」
「夜中に子供だけを家に置いて出る事は出来ないです」

 強い意志でそう言い放ち、私は電話を切った。

 子供が居るから平日は役員が出来ない。そんな事は初めから分かって居る事
だった。では何時なら役員ができる? 少なくとも現在一歳の子供が小学生に
なるまでは家に一人置く事はどう考えても危険だろう。ぶつくさ一人文句を言
っても不愉快さは何時まで経っても抜けなかった。

 では本当に私は文句を言われる程、何もしていなかったのか。

 いやそれは違う。「自治会」関連で言っても私は非常に忙しかったのだ。

 まずは小学校に娘が通い始めた事に起因する。子供達の登校・下校が滞り無
く行われて居るかどうか毎日監視し、時には横断歩道でみどりのおばさんとし
て旗を振る。子供会の集まりにも数回出席し、年間予定の中自分が担当するイ
ベントなどの確認をした。「自治会と子供会は違う」と言う人も居るが、自治
会からは子供会へとまるで下部組織を扱うが如く指示が出てくる。

「自治会の方から毎日各所見張りに立てって指示が出てるけど……」
「でもそれって私達、自主的に旗振りとかしてる訳でしょ。何で自治会から指
示が出るの?」

 全く持ってごもっとも。
 結局この案は自治会の三役と呼ばれるお偉いさんの人間も出て手伝うと言う
事になったのだが、副会長が一人一日だけ出ただけで、後は誰も出て来る事は
無かった。人に言うだけで結局やらないんだったら押しつけないでよ……と思
うけれど、それについて突っ込みを入れる人は誰も居ない。いつもそうなのか
? それとも突っ込んでも意味が無いからなのだろうか? 謎は深まるばかり
である。

 自治会と子供会が大きく違うのは会合は日々忙しいお母さんと子供達を配慮
して休日に行われる事と、お茶当番等々手間をかける事を極力せずお茶は全て
紙コップでペットボトルのジュースを飲む事になっている事だろうか。たった
この二つ配慮して貰うだけで、私の身体はぐっと楽になって来る。そうそう。
茶坊主なんてペットボトルのジュースを一本買っておくだけで必要無くなるの
だ。主婦の知恵を見たか。と言いたい。

「子供会もイベント多いですねえ。年間十個はあるじゃないですか」
「池田さんも自治会と二つで大変だと思うけど、宜しくね」

 子供が少ない時代なので、自治会を手伝っているからといって、子供会を手
伝わなくて良いと言う配慮は無い。今年は無事終るのだろうか? 自治会プラ
ス子供会? 不安を感じつつも四月末には自治会全体の総会と呼ばれる会合が
開かれる事となった。

 会合と言えば宴会、宴会と言えば料理。そして作るのは女性の班長さん。
 つまり私達下っ端軍団だ。

 会合が二時から行なわれると言う事で、朝十時から料理作りは始められた。
今回下っ端料理べたの私は会場を掃除し、机を並べたりするなど力仕事が主な
作業である。でもまだ私などは当日手伝うだけであるから、まだまだラクチン
な方であり、忙しい人は前日に買出しから仕込みまで仕事は山のようにあった
そうである。

 いつも通りお昼時間前に家に戻り自宅で子供達と共に食事を食べ会場へと戻
る。今回の会合は「総会」と呼ばれ、年に一度結果報告や予算報告等々行なう
重要な集まりなのだと言う。こうした会合にありがちな「三分で宴会」と言う
ような事は全く無く、最低でも一時間は会議を行なうと言う。

「ふむ。とすると今回は私も座らないといけないんですね」
「でも会議が終ったら帰ってもいいわよ。でないと何時間やるか分からないか
らね」

 それはもう、勿論の事。
 空いた時間を見計らって事前に渡された資料を確認する。数日おきに記載さ
れた行事の数々に細細と書かれた数字。単純に見ていて私が気になったのは「
会長交際費」と呼ばれる三万円である。

「これって機密費みたいな物ですかね? 領収書要らない」

 答えてくれる人は誰も居ない。三万円位どうでもいいでしょう……とも思う
が一々計上している所に嫌らしさを感じるのだ。他の役員は無償で手伝ってい
るのに何故会長だけ予算が取られているんだ? と思いつつ目を今年の予算案
に向けると、やはりそこにはしっかり「会長交際費」が計上されており、金額
は三倍近い、八万円が計上されていた。

「これってきっと全部変更無しで通るんですよね……」

 別途積立金二百八十三万円、そんなにあるのなら宴会料理なんて作らないで
頼みなさいよ……研修費二十万円……一体誰がどこに研修に行くのか位書いて
おきなさいよ……リサイクル運動の利益は役員の忘年会費へ流用……折角不要
品がお金になったんだからもっと有益な物に使いなさいよ……ガス代年間二十
四万円……オイオイそれって四人家族の我が家よりかかっているじゃないか…
…年に十回も宴会をしないってのに一体何にガスを使っているのよ……

「会長職と言うのは激務です。更に自腹で出さなくてはいけない部分も多々あ
ります。「会長交際費」はそうした部分を補う為にあり、決して、決して邪な
考えで計上したのではなく、このままでは会長をやってくれる人間が居なくな
ってしまうと思い、今回金額を上げて計上させて頂きました」

 突込みどころは数限りなくあったが、私はせいぜい資料に丸をつけるだけで
それ以上声を出す事はしなかった。予算の規模は二百万円単位。自治会の利権
等々が生まれてくるのはこの予算規模による物が大きいのだろうか。

 総会は粛々として始められ、一つの変更も無く滞り無く予算は成立して行っ
た。私は初めて宴会に出されたコロッケを半分だけ食べ、乾杯のジュースを飲
み干し席を立った。
 無論下っ端の心得として、宴会が終わった頃戻ってきて片付けを手伝う事は
忘れなかったけれど。

 役員終了まで、丁度後一年。
 どんだけ腹が立っても後一年は頑張ろう。
 子供会の魔の手を徐々に感じつつも、強くそう誓う今日この頃であった。

-from Mama---------------------------------------------------------------

 一ヶ月ぶりのご無沙汰です。
 ようやく小学校が始まり落ち着いてきました。
 自治会にもようやく出席。第六話の公開となりました。次はおそらく子供会編に
なると思います。子供会も結構怖いですね。取っ掛かりは普通なのですが、絶対
普通に運営されていないと思います。
 
 気がつけばもうすぐゴールデンウイーク。その頃に発行できたらと思いますが、
どうしてるんだろ? と思われましたら是非日記に遊びに来て下さい。セコセコ
まとまりの無い文章を書いては元気に暮らしています。

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池田@ママの裏でコソコソ日記(復活)
http://penguin.oops.jp/mama/index.html

私どこからサービスを受けているんだろう・・・
そう思った方は送られてくるメールマガジンのサブジェクトを参照して下さい。

まぐまぐの方は I am making Pretty Angel xx . ( ID 7011 )
Pubzineの方は I am making Charming Angel xx ( ID 116 )
ティアラオンラインの方は I am making Good Angel xx  ( GoodBaby )
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メルマの方は I am making Pretty Angel xx (ID m00010045)
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Posted by Penguin at 11:27 PM | コメント (704)

April 21, 2004

ハヤトのお菓子

ハヤトのお菓子

関東地方は本日もポカポカ、でも少し風がありました

「あちゃぱぴ!」

と騒ぐハヤトも今日は大人しい。
親子共々季節はずれの風邪を引いてしまい
ちょっと体力不足なのである

ズルズル鼻をすすっていても
食べる物はしっかり食べる。男の子である。
娘は殆どお菓子を食べないけれど
ハヤトは一日何度もお菓子を摘んでいく

ラムネ、ゼリー、バナナチップス……

さすがに回数が増えてくると心配なので
小魚煎餅に変えたが、これが不評。
しかしそれしか買わないでいると
本人も色々と食べ方を試行錯誤したあげく
小魚煎餅、つまり魚を骨のままあげただけのお菓子を
食べ切る技をついに会得したのである

「あちゃぱぴ!」→やっと分かった! これ横にして食べれば良いのだ。

こうなると強い。
本日は40グラム入りで買ってきた小魚煎餅を
一袋全部食べられてしまった……
オイオイ身体に良いとはいえそれは食べすぎでは……
ポイと投げ捨てられたケースをみて
ようやく非常時に気がついたのだけれど
それでも本人はしっかり夕食を完食し、
元気にはしゃぎ回っていた

「ぐぬ……」

私は咳で徐々に体力を奪われ
夕方は少し横になっていました。
どうしてこんなに疲れやすいんだろ
思い出してみればそう。風邪を引いていたんですね

「ふう……」

今日はもう早く寝る事にします
ではまた

Posted by Penguin at 11:01 PM | コメント (693)

April 20, 2004

イングリッシュベビー

関東地方本日は四月なのに真夏日でした……
ハヤトは朝からびちゃびちゃお水遊び
楽しそうでした……

「あんた風邪引いてるんだからやめなさい! ほら行くわよ!」

結局体調不良によりポリオは来週にする事にした
一つやらなくてはいけない事が無くなると幾分気持ち的に楽になる
娘を英語教室に送って行く時の苦労と言えば
ただ暑かった事だけだろうか

大和市ミニコミ誌「カワセミ2004」→プロジェクト名をあげる
市の広報で私の名前と写真が出たので
近所の人も「見ましたよ! 今年やるんですね!」
と何人かの人が声をかけてくれた
かあちゃんは文章を書くのが商売ですから……
と言う事を知っている人は今も少ない

折角のチャンス良い文章を書きたい。
きちんとした記事になるのは今月末である(しかし早い)

娘は三歳からディズニーの英語を見ているけれど
最近はサボりがちで一時はかなりの単語を覚えたけれど
今は殆ど覚えては居ないらしい

「ウエルカム ミキー」

ハイテンションな先生。若くて綺麗だ。
娘が踊ったり歌ったりしているのを見て
ハヤトもワールドイングリッシュで鍛えた本能が刺激されたらしい
とたんに私の手を振り切って踊り始めた

「あちゃぱぴ!」

まだ話せないけれど、ジャンプとか回るとか
そう言う単語は理解できているらしい
げにおそろしきは刷り込み教育……
娘も最後の方は単語の発音を思い出したらしく
中々しっかりとした発音をしていた

「どうでしょう……今日の体験を見て……」
「申し込ませていただくつもりです」

小学生になったのだからピアノの他に一つくらい習い事があっても良いだろう
帰り道途中でアイスを買って
公園のベンチに座って食べた
今日も何とか終った……でも明日も忙しいのだ……
かあちゃんの激動の日々は続く

Posted by Penguin at 08:36 PM | コメント (1163)

April 19, 2004

ハヤト大王

本日もまた全自動掃除機ルンバ君が家の中を駆けずり回る
ヒイイイ……と泣き声を上げて逃げ回るのは
我が家の長男である。

「ギョエエエエ……」

情けない限りだが、
普段のウソ泣きでは無く本泣きで泣き付いてくるので
止む無く抱き上げ部屋を後にする
ここの所更にハヤトが太ったような気がする……
動き回るスピードが速くなったので
普通のオムツではずりさがってしまうので
最近は夜以外、「はかせるオムツ」を使う事にした

「こっちの方が高いのよ!!!」

とは思うけれど
「オムツ脱出の術!」を一日何度も繰り返されてはたまらない
姉ちゃんの時は二歳過ぎ位まで「はかせるオムツ」何て必要無かったのに……
男の子は激しい激しいとは良く言うけれど
心身・金銭共に、中々男の子はママを苛めてくれる。

明日は朝から旗ふり当番。
その後週に一度の買出し、娘のお迎え、ハヤトのポリオ、
帰ってきたら娘の英会話が待っている
きっと夕方倒れているんだろうな……と既に想像しつつ
今日は早めに寝たいと思う
ではまた

Posted by Penguin at 11:30 PM | コメント (667)

April 16, 2004

全ては春だから

関東地方本日は風が強い温かな日でした

「あちゃぱぴ!」

今日は忙しい。
それはもう最初から分かっていた。
朝起き娘を小学校に送り出しごみだしをし……
授業参観に備えて仕事を黙々とこなす。
手持ち無沙汰なハヤトは私の興味を引くために
娘の机の中を物色しては
見せにやって来る
エンピツ、消しゴム、ノート……
かあちゃん忙しいんだよう。
でもそれがハヤトに伝わる事は無い

本日到着の荷物を受け取り
小学校へとベビーカーを押しひた走る
しかし今日の失敗第一号。
プリントを良く読んだつもりだったのだけれど
授業参観開始時間を一時間間違えてしまったのだ

「あれれれ???」

プリントには10:35分より懇親会と書かれていたが
9:30より授業参観とは書かれていなかった
単純な私は書かれていた時間通りに到着し(情けない事に私だけ勘違い……)
娘の初授業参観を見損ねてしまった

「普通授業参観だけ出て懇親会でないと言うのは良く聞きますが……」
「忙しくて……」

春は忙しい。
そう話を締めくくって懇親会に出席するが
一歳三ヶ月、暴れたい盛りのハヤトが大人しくしている訳も無く……
ギャーギャー騒ぐハヤトを押さえつけ、
廊下に立ってハヤトを揺すりながら先生の話を聞く
どうせこうなる事は分かっていたんだけどね……

無論この状態では役員など引き受けられよう筈も無く
話だけ聞いて家路についた
娘はお友達の家で楽しく遊んでおり
ヘロヘロの私などどこ知る風である

「サンドイッチ食べちゃったーー」
「あらそうですか。かあちゃんはお腹ペコペコで死にそうです」

散々暴れたハヤトはベビーカーで爆睡中
やりたい放題やった後はこの態度かい……

とは言え仕事は山積み、
文句を言って身体を止めている時間は無いのだ

「まずはお昼ご飯を作って、その後は……」

必死になって作業を続け夕方にようやく終了
夕食作成前にようやく季刊誌ペンギンを手に取った



季刊誌e-Penguin

「やれやれやっとできましたか。やれやれ」
ついうっかり入れたてのアイスコーヒーを飲みながら読みふけった為に
夕食の時間はしっかり一時間遅くなってしまった。
ぬーーまだやらなくてはいけない事がたくさんあるのに……

忙しい日々。
明日明後日はしっかり身体を休める予定です

Posted by Penguin at 09:05 PM | コメント (714)

April 15, 2004

それってアメリカでは犯罪だよ!

本日関東地方は暑くも無く寒くも無くようやく春らしい陽気
娘の小学校通いも大分落ち着いて来たので
午前中久しぶりに公園へと出た
桜はすっかり葉桜となり
花壇の中のチューリップは
今こそ! という勢いで咲き誇っていた

「うわー綺麗!」

チューリップの花に基本的に芳香は無いのだけれど
今日に限って言えば確かに花粉のにおいが漂っていた
一本二本だけでは匂う事は無いだろう
今日どれだけのチューリップが咲いたのか
この匂いが全てを語っているような気がした

本日もいつも通り娘を迎えに行き
パネトーネマザーで食パンを焼き
ミルクタップリのミルクティーパンを焼き上げた
本日使用した小麦粉は500グラムを越える
流石に大量のパンが出来たのだが
これには理由があったのだ

明日実は小学校の
授業参観があるのだが
それが終った後学校側の説明によると

「子供だけ先に帰らせてお母さんは懇親会があります
 一人で家に帰った後どうするか
 約束しておくようにして下さい」

え、この元祖あちゃぱぴ娘を一人で帰らせるのみならず
一人で家で待たせる???
何と危険な!
六歳児を一人で道を歩かせるのは日本では違法では無いけれど
(五才までの子供を歩かせるのは違法らしい
 かならず親と一緒に歩く事が法律で義務付けられている)
アメリカでは立派な法律違反である

とは言え戦力と成り得る旦那は入学式で既に一日休み
更に来週には二日休んで貰う事になっているので
あてにする事はできない……
色々と考えた結果
近所におばあちゃんが居る
毎日一緒に帰ってきている男の子の家で待っていて貰う事にしたのだ

「申し訳ないのですがお願い出来ないでしょうか……」

快い返事を頂きとりあえず安心。
と言う事で手ぶらで行かせる訳にもいかず
本日パンの大量生産となった訳である

「うむ。美味しそうに焼けた。これならオッケーだね」

来週からは給食が始まる。
少しは生活が落ち着いて来ると思うのですが
先行き不安。
本日夜には自治会から

「ここ二・三ヶ月自治会に出てないよね……」

と言う電話がかかってきた
小さい子供が二人も居るのに、
そう簡単に家をあけられる訳無いでしょう……

詳細は最近更新が滞っている「自治会下っ端奮闘記」に書く事にして
今週もあと一日。
頑張って行きたいと思います。

Posted by Penguin at 09:20 PM | コメント (725)

April 14, 2004

知能犯ハヤト

関東地方本日も寒かったです
午前中はかろうじて天気がもったものの、
午後はついに雨が降ってきました……
本日も途中まで娘をお迎えに出向きました
そう毎日来られたら恥かしくないだろうか?
いや、うざったく思っていないだろうか

考えを巡らせながら歩道橋で一頻り待つ
暫らくしてやって来た奥さんにそうした話を聞くと
この時期の子供はまだ母親が側に居た方が良いらしく

「みきちゃんのママは毎日歩道橋まで来てるよ!
 どうして家は来ないの!」

とどやされたそうである。
なるほど……
笑顔で戻ってくる娘を見ていると
今週一杯は続けねばならないかもしれない……

寒い日は焼きたてパンよりもうどんの方が美味しい
現在ハヤトは一歳三ヶ月なので親と同じ通常食である
しかし娘と違いお菓子大好き人間なので
食事、となると大人しく食べない

「あちゃぱぴ!」

暴れる、吐く、投げる。
あんたウドン好きなくせに……大事なご飯に対して何やってるんだ!
今日は流石に腹が立ち暴れるハヤトにバシ、バシと張り手を二回入れた

「ヒイイイ……」

慄くハヤトの前掛けを奪い
椅子の下へとおろし罵声を浴びせる
細かい内容は覚えていないけれど
私が言いたかったのはただ一つ

「そんな事をしてまでご飯食べて貰わなくていいです!」

いつもだったら口にご飯を無理矢理突っ込んだり
ご機嫌を取ったりするのに今日は風向きが違う。
瞬時にそれを判断したハヤトは泣くのを止め
パタパタ椅子まで戻って来た

「悪い子は食べなくていいです」
「あちゃぱぴ!」

前掛けを首の前に一生懸命つけ
口を「あーん」と開ける
睨みつける私に、何度も何度も「あーん」「あーん」を繰り返すので
流石にご飯をあげないわけにもいかず
昼食は私が手で運んできちんと食べさせた

「最初からそうしていれば母ちゃんの苦労も少ないのに……」

これで反省したのかと思いきや夕食もまた食べない食べないと暴れるばかりか

「バイバーイ」と言って自力で椅子から逃げ出す始末
それでそのまま本当に「バイバイ」してくれるのなら手間がかからないのに
数分後やはり改心して戻ってきては一口食べ
「バイバーイ」
繰り返す
一体この子は何を考えているのでしょう……

「あちゃぱぴ!」

自分の無力を脱力感を肌で感じつつ
今日もあっという間に終って行きました

Posted by Penguin at 09:12 PM | コメント (659)

April 13, 2004

ドコモSO505is買いました!

関東地方本日は昨日より十度以上温度が違う
寒い。寒い……

とは言え火曜日は忙しい。
七時半に娘を送り出し
八時二十分からは中国語のレッスン
今月からNHKの中国語レッスンを始めたのだけれど
これが結構楽しくて
毎日この時間に椅子に座るのが楽しみである

膝の上で暴れるハヤト。
小さい頃から英語を聞かせているので
英語の会話には微妙に反応するのだけれど
中国語には反応せず、むしろ怒って暴れているのが普通だ
これは娘も同じ
子供の頭をCTで見てみると
学習した事のある言語の場合脳に血液が自動的に集まるのだそうだけれど

「中国語で血が集まるようになったら一人前だね!」

私の場合中国語学習に有利だったのは母親が中国で生まれた事(日本人だよ)
父親が中国語を話す事
そして小学校時代の先生が台湾人だった事があると思う
一つ一つはたいした効力は無いと思うけれど
中国と言う土地は私にとって望郷の地でもあるのだ

今はハヤトにとって中国語学習の時間は苦痛であるらしい
二十分程のレッスンを終えると
溜まりきったメールの整理、
買い物に出かける
火曜日はジャスコの日! 大混雑の店の中必死に買い物を済ませ
家に戻ったとたん荷物も整理せず
娘を迎えにハヤトを小脇に抱えて駆け出す
ベビーカーに乗せかえている時間も惜しかったのだ

陸橋まで一気に駆け抜け
何度もまだ来ていない事を確認し娘を待つ。
時間にして十分程で娘は戻って来た
陸橋の上から大きく手を振る

「ママーーー帰って来たよ!!」
「ママのみきちゃーん」

とやっているのはもう既に我が家だけである
他の家は「無事帰ってくるでしょ」ともう少し家に近い位置か
「もう大丈夫でしょ」と全く来ないようになっている

慌ててご飯を食べさせ午後のお仕事
そして娘を病院に連れて行き
母親と一緒の予防接種としては最後の日本脳炎追加を打って貰う
少々騒いだが、泣きはしなかった

「病気になるより、注射を打っておいた方がいいでしょ!」

もう忙しすぎて娘が注射で泣くかな……と考えている余裕は無い

注射が終った後はジャスコへとまたしても繰り出し
クリーニングを出し(午前中来た時は時間不足でここまで行かれなかった)
日曜日に注文しておいた携帯電話を受け取る

「来てますよ。これですね」
「はい!」

オレンジ色のソニーの携帯SO505is
私は元々PHS派だったのだけれど
携帯系のコンテンツを作っている事もあり
ついに購入する事に決めたのだ
安い店を探して放浪すること一ヶ月!
ついに最新型の携帯を980円! で購入する事ができた

デジカメ130万画素
MP3プレイヤー付きだから
携帯として使わなくなっても役立ってくれる事間違い無いだろう

「うふふふ……」

今日は長い一日でした。
最後携帯の受け取りに時間がかかり
ピアノの練習が出来なかった事だけが気がかり
明日はみっちり練習しなければ……

娘と共にそんな事を固く誓いつつ
ではまた

Posted by Penguin at 09:10 PM | コメント (614)

April 12, 2004

ゲロゲロ地獄

関東地方本日は夏かと思う程の温度でした
小学校からひーこら戻って来た娘は

「あついーーー」

と玄関で一頻り騒いだ後
早々に半そで、ミニスカートに着替えていました
ハヤトも先日からついにロンパース(上下が繋がっている服)から
子供らしいつりズボンにバージョンアップ!
下は半そでのロンパースなのだけれど
日中は二人楽しく水遊びを楽しんでいた

「あちゃぱぴ!」
 
表情は明るいが昨夜は酷かった
夜泣きをしているな、とは分かっていたのだけれど
旦那が行くだろう、とついうっかり十分程放っておいてしまったのだ

あれ? 旦那行かない? 仕方ない私が行くか。
子供が夜泣きをして問題があるのは百回に一回ぐらい
大概は布団を娘に取られたとか、ちょっと壁にぶつかったとか
大した事が無いのが普通である
でも子供の夜泣きは毎日だから百回に一回というと年三回はあたる事になる
昨日は久しぶりにその当たった日だったのだ

「びーーーー」

泣き叫ぶ声。
鼻につく胃液の匂い。まずい。まずい。何が起こった?
慌てて旦那を呼びハヤトを暗闇から救い出す
どうやら吐いてしまったらしい。
迎えに行くのが遅くなったので
吐いた上に転がってしまったらしく
髪から服から全てゲロまみれ。

これはまずい。
子育てをしていると時折判断に迷う時がある
ゲロまみれのの赤ちゃんを受け取るか
布団を片付けるか
もう既に旦那が汚れている以上
私が汚れても意味無いだろう
でもやはり泣いているのだから抱き上げてあげたら……

頭の中が交錯する混乱状態
昨日は正にそんな状態だった

「智子。ハヤト風呂に連れてくぞ」

時計が動き出す。
旦那の判断が早かった。
では私は布団を片付ける……と夕食を全部吐いてしまったらしい
ハヤトも酷いがベビーベッドも散々たる状態であった

全てが終った後はまだ九時を過ぎただけだったけれど
私が添い寝して寝かせる事になった
何故はいてしまったのだろう?
考えながらハヤトの寝姿を見ていると
首筋が痒いのか何度も首を掻いては慌てていた

「あんたかいちゃだめよ。良くならないよ」

なんかの拍子にかきすぎてしまったのだろうか???
気になりはするが
その後は大人しく寝息を立てて寝てしまった

次からは泣いたらすぐ側に行くようにしよう
強く固く誓いつつ、
ではまた

Posted by Penguin at 10:18 PM | コメント (889)

April 09, 2004

てんさいハヤト

関東地方本日は晴れ
晴れたらセーターを洗おうと思っていたのに
朝は何だかぼーとしていていセーターを洗うのを忘れた
明日こそ洗わなければ……

娘は本日無事に自宅へと戻ってきました
来週からは別段迎えに出なくても良いのだけれど
あと一週間位は出迎えに出ようと思っています
心配だから? ですが
娘は「ママは私に早く会いたいんだ……」と大きく誤解をしている

トンチンカンな娘の影に隠れて
最近大人しい我が家の赤ちゃんであるが
ここの所語彙が増え
お話するのが大分上手になってきた

「いないいない・ばー」

が最近一番の得意技である
タオルで顔を隠し、ばーの一声でニッコリ顔を出す
とたんに家族全員は両手をあげ「ぎゃー」と声を上げる
長年こうした遊びに慣れている娘は
立場が逆に変わってもきちんと相手をしてくれる
一回二回三回十回……
それ以上になると相手をする方も辛くなって来るが
放っておくと一人延々と続けて居る
賢いのかおばかなのか

「あちゃぱぴ!」

最近一番の大技は
締まった扉を開け旦那の部屋に潜入し
リモコンでテレビをつけ、NHK教育放送を見る事だろうか
たまたま偶然番号が合ってしまっただけだろう?
と思ったけれど
影で見ていると確かに自分で番号を合わせているのだ

「え?」

しかしこれは旦那も目撃している
休日旦那の部屋で寝かしつけられた赤ちゃんは
むくっと一人起き上がりテレビを見始めた事があったと言う
躊躇する事も無くテレビをつけ正座して見るその姿は
どう考えても一歳児には見えず
楽しい笑う部分では両手を叩いて喜ぶその姿は
中年男性のそれであったと言う

「なんでこんな事ができるんじゃ〜」

娘の時はどうだったかと言うと
基本的にテレビを見せずに育った娘は
六歳の今となっても
テレビを自分でつける事はポケモンのテレビがある日位で
大きな執着は無い

しかし赤ちゃんはと言うと好みの番組がやっていなかった場合
DVDの電源を入れ、シマジロウビデオを再生する事さえも
ついにやってのけたのである
↑これは結構何度も平気でやる
 一度だけ偶然やったのでは無い

「あちゃぱぴ!」
「ていうかお前は本当に赤ちゃんか???」

謎は深まるばかり? 
技術面での進歩のみならず
今日はついに椅子によじ登ると言う力系の基本技をゲットしていた
二人目は強いのですかねえ?
しかしそんな一言で片付けて良いのでしょうか?
分からない。
とは言え明日からはまたお休みです
やれやれ……
ではまた

Posted by Penguin at 09:50 PM | コメント (705)

April 08, 2004

さて、三度目は?

関東地方本日は午前中雨で午後は晴れ
朝6:30に起きるのも大分板についてきた

「あちゃぱぴ!」

と騒ぐ長男は全く起きない。
色々考えた末、朝早く起きるのは良策では無いと判断したのだろうか?
結局赤ちゃんが起きたのは9:00であった
ま、まだ身体も小さい事だし余り無理はしない方が……
この月齢で、生活のリズムは無理に乱すことは無い

さて、さて、さて
本日小学校に通い始めて三日目。
果たして今日は無事自宅に戻ってくるのだろうか?

「さて、行くかねハヤト君」

足が重い。
半分冗談としても今日もまた暴走したらどうしよう
今日は二十分以上前に家を出た
冷たい空気が肌を刺すが
他の事に頭を取られ、全く気にならなかった

歩道橋の上から小学校を見詰める
昨日は旦那にも娘にきつく言って貰い

「次暴走したら家に入れない」
「お菓子も買わない」
「お外にも出さない」
「ポケモンドンジャラもしない」

と言う約束をし、
旦那お手製の地図を娘に持たせた
目をこらしてランドセルを見詰める
さて、本日は……

数分して見えてくる子供達の姿
いっその事昨日曲がってしまった横断歩道まで走って行こうか……
躊躇する私の前に他のママさんが歩道橋の前で
立って指示を出して居るのが見えた

「こっちきちゃ駄目よー真っ直ぐ行きなさい!」

何と間違えを起こさぬよう既に立っていてくれたのだ
ありがたい。これできっと今日こそ無事に戻ってきてくれる筈……
見詰める私の前を娘は昨日とは違う男の子に手を取られ
ゆっくり・ゆっくり戻って来た

「みきちゃん僕が送ってきたから。もう大丈夫だよ!」
「りょうくんありがとう! すごく助かった!
 感謝感激! 本当にありがとうね」

娘を私に引き渡すとその子はパタパタと走って家路を急いで行ってしまった
慣れている子供にとっては一本道の帰路など物の数では無いのだよね……

「ママただいま!」
「よかった。今日きちんと戻ってこなかったらママどうしようかと思ったよ」

子供によっては全く出迎えに来ない親も要る
でも子供が無事に帰宅する為に
自分の子供が帰宅する時間でも無いのに
足を運び、注意を与えてくれる人が居る

「みきちゃんのママ困っちゃってるから、
 りょうくん。明日は手をつないで連れてきてあげてね」
「分かった。僕が連れてきてあげるよ」

気を使って子供に指示を与えてくれる親が居る
何気ない一つ一つのシーンの裏に
支えてくれている人の存在を感じる時
ああ、私も優しい人にならなければ
次に困っているママさんが居たら私が力にならなければ
感謝する事を忘れないようにしなければ
とつくづく感じた

「ママ涙でそう。良かった」

道すがらお世話になった奥さん達に頭を下げ
本日の下校は無事に終った。
実際は一本道、何故暴走する事になるのか分からない単純な道筋なのですが
春はドラマがあるものです

本日唯一気になったのは
二度暴走の問題を受け、娘の彼氏が本日は娘と一緒に手を繋げず
ぶーたれた顔で戻って来た事だろうか
君がしっかりしてくれないからだよ……
だから他の男の子に頼む事になるんだよ……

などと言う事は口に出す事も無く
その後一日は特に波風も無く終って行きました
明日でとりあえずまたお休みに入ります
ホット一息。
ですよね。
ではまた

Posted by Penguin at 09:25 PM | コメント (937)

April 07, 2004

本日誕生日! 二十歳になりました!

関東地方は本日も温かい
散り始めた桜の花びらが何とも美しく
一枚、二枚、三枚と途切れる事無く
我が家のベランダにも飛んできた

「今日はきちんと帰ってくるのよ!」

流石に二日連続、
暴走する事は無いだろう。
と、思いはしたが一抹の不安は拭いきれず
昨日はつっかけに赤ちゃんを小脇に抱えていたのを
足は動き易いスニーカー
赤ちゃんはベビーカーに乗せ、
昨日暴走した地点の五百メートル先にある
歩道橋の上にえっちらおっちら移動した
ベビーカーを持って歩道橋を昇るのは正に苦行である

「まさか今日は大丈夫だと思いますが、準備万端整えて来ました!」

既に数人のお母さん達が歩道橋に陣取っている
ここからだと上から見下ろす形なので
子供達の帰宅具合が良く見えるのだ

「あ、帰ってきた。帰ってきた」

一人二人、黄色い帽子を被った一年生の姿が見える
ホット一息。
と、歩道橋の前にある横断歩道を渡り
暴走する三人の姿が見えた。
派手なピンクのランドセル。
あれは我が家の……

「きゃあああああ。今日も暴走してる!」

慌ててベビーカーを押して追いかけようとするが
歩道橋を昇るのは勿論、降りるのも大変な作業である
どうしよう……と躊躇する私に
側にいた奥さんは一声かけてくれた

「ハヤト君は私が見ています。今すぐ追いかけないと大変な事に!」
「おねがいします!」

後も見ず必死に駆け出す。
四百メートルほど行った所でようやく娘と遭遇。
本人も「やばい」と思ったらしい。
捕まった時点、既に半べその顔で私を見詰めていた

「一応理由を聞きましょう。今日は何でこっちに来てしまったの?」
「あのね。二人がこっちに来てしまったから
 ついてきてしまったの」

鬼婆の顔で友達の顔を見詰める。
無論友達に付いて来たからといって
帰路をずれる事は許されては居ない

「あなたはどうしてこっちの道に来てしまったの?」
「あのね、こっちからも帰れる事知って居たから。
 今日はこっちから帰ろうと思って」

これだけ聞けば十分
暴走した友達が悪いのでは無い
その友達について行った娘が悪いのである

涙を堪える娘に私は上段から平手を頬に打ちつけた
バシンと言う音がして堪えていた涙がぽたぽたと落ちて行く
側に寄ってきた奥さん達もよもや私が叩くとは思わなかったらしい
子供達は鬼気迫る私の表情に身動ぎもしなかった

「泣きたいのはママです。情けない。
 あなたはママとの約束と友達とどちらが大切なんですか!」
「ママ」

明日はどうなるのだろう……
もっと更に小学校寄りで待っていなければならないのだろうか?
不安を抱えつつ、気がつけば本日は誕生日である
題名の年齢は当然ウソでありまして
が、実家の母にも堂々と二十歳で名乗っている

「あんた幾つになったのよ」
「二十歳!」

電話の先で呆れる母
ケーキの上に蝋燭を並べなかった旦那
ママへの誕生日プレゼントよりも友達へのプレゼントを優先させる娘と
誕生日とは言え対応は様々だ

「いつからだろう誕生日が忌まわしい物になったのは」

昔は大人になるのが嬉しかった物だけれど
人間とは変わる物ですね
悩みも尽きず、激動の○○歳が本日から始まる事となります
ではまた

Posted by Penguin at 09:38 PM | コメント (1155)

April 06, 2004

初登校! は大失敗

関東地方本日は晴れ
娘は元気に小学校へと登校班で通って行きました

娘が幼稚園に行き出した時もそうだったけれど
やはり初日はどうしても落ち着かない
幼稚園の時は用も無いのにいつも通り公園に出て

「落ち着かないんです……」

とまだ幼稚園に行かないママさん達と無駄話をしていたような気がする
が、現在は赤ちゃんが居るので
ソワソワしながらも
大人しく家で娘を待った
旦那は昨夜「会社を休んで娘を送りに行くんだ……」と騒いでいたけれど
昨日も入学式で休んだのだから
気持は分かるけれど
これ以上会社を休ませる訳にはいかない

帰宅時間の三十分程前になって
ようやく家を出、娘を途中まで迎えに行く事にした。
風は大分暖かくなって来た
途中歩道橋があるので、ベビーカーは使わない
赤ちゃんは左側の腰に乗せ
只管歩く。歩く……
程無くして娘の派手派手リュック、いやランドセルが見えてきた
良かった無事に友達と一緒に帰ってきた……と思い気や
ランドセルはくるっと向きを変え
どこかへ行ってしまった

「あれ? 花でもつんでるのかな?」

途中で会った他のママさんとノンビリ話して居たが
待てど暮らせど、ピンクのランドセルは戻って来ない。
まさか? 初日に寄り道???

慌てて走り出すが、
赤ちゃんを腰に乗せた状態ではそう早いスピードは出ない
郷を煮やした他のママさん必死にが走り、
百メートル以上道を離れていた娘達を止めてくれた

「こらーーーパパにも同じ道を帰ってきなさいと言われたんでしょう!」

余程ほっぺたを叩いてやろうかと思ったけれど
娘も私の罵声に「悪い事をした」と即理解したらしく
その場でボロボロと泣き始めた。
どうやら友達が忘れ物をしたので
ついでに届けてこようと思ったらしいのだけれど
それは一度家に戻ってから
ランドセルを置いてからやる事である

「ママ信じられない。これじゃ幼稚園に戻って貰うしかないよね」
「ママごめんなさい。もうしないから……」

前途多難。明日は何が起るのだろう。
娘が戻って来て落ち着いた午後からは
大和市の広報連載の打ち合わせに行ってきました
打ち合わせ続きで忙しいですが
本当、声がかかる内が花ですよね。
忙しいのをありがたいと思わなければバチが当たる

「では池田さんはこの連載でお願いします」
「宜しくお願い致します」

今週もまだ始まったばかり
「疲れたー」ばかり頑張らないと、ですよね
ではまた

Posted by Penguin at 09:08 PM | コメント (658)

April 05, 2004

小学校入学!

関東地方本日は晴れ、でも寒い状態。
今日からついに恐怖の6:30起きが始まった

「ひえええ眠いよう!!!」

本日は午前中は入学式
午後は打ち合わせが控えているハードなスケジュールである
朝食を早々に済ませ
娘のお尻を叩きながら用事を済ませる
家を片付け、夕食の準備をして……
今日も忙しいけれど明日も忙しい
余計な事を呟きながら、旦那と共に小学校へと向かった

入れ違いにすれ違う小学生たちは
皆笑顔で「今日から小学生なんだねー」と呟いていた
新しいランドセルを持ちながら
フラフラ歩く娘の姿は彼らの目にも非常に微笑ましく映るのだろうか?
入学式は時間通リに始まり
おそらくは今まで出席した中で一番楽しい? 入学式だった

「ありがとうございました!」

来賓が挨拶をする度に
練習した訳でも無いのにこの言葉を呟く新入学生
幼稚園時代に何回も練習したからね……
すっかり身についてしまったのね

私だけで無く他の親の方々も皆クスクス笑って聞いていた

「おはようございます」
「こんにちは」

の挨拶も揃って大きい声で素晴らしい。
うーむ。荒れる式を想像していたけれど
予想と違って全くびっくりしました

「君達ってのは私の想像を大きく越えているね!」

新聞などでは小学一年生が荒れて仕方ないと良く書かれているけれど
どうもそれは大きな誤解であったようです

その後の打ち合わせの話はこの日記で書くとつまらなくなるので割愛。
今日もまた元気にあちこち走り回っているかあちゃんなのでした
ではまた

Posted by Penguin at 10:01 PM | コメント (652)

April 02, 2004

春休み終了、の巻

関東地方本日は雨のち晴れ
久しぶりに明るい日差しにポカポカ陽気を感じたような気がします
洗濯物は乾かなかったけれど
何だかようやく春らしくなってきて
気分的にはかなりホッとしてきた

「あちゃぱぴ!」

ママに一日引っ付いていれば幸せな王子と
ママと一日話していれば幸せな女王に挟まれるのも
本日までかと思うと
少々寂しくもあるが、
それもまた人生。と必死に手を動かした

最後に砂場に連れて行きたかったな
あ、注射も後一つ残っていたんだった……
一度ぐらいランチに三人で行きたかったな……

思えば後悔ばかり。
娘はと言うとようやく到着した机で
お絵かきをしたり、字を書いたりして一日遊んでいた。
何だかんだ言って、自分だけのスペースが確保でき
好き勝手に散らかし遊べると言う事はかなり楽しい事であるらしい
高い机だったけれど
こうして使ってくれると非常にありがたい

「月曜日からは6:30起きだよみきたん」
「頑張ろうね。ままちゃん」

頑張れるだろうか……今より一時間も早くなるのか
散り始めた桜の花びらの中を歩きながら
目を閉じ今日もまた私は頑張って生きている。

Posted by Penguin at 09:18 PM | コメント (637)

April 01, 2004

有給あけ?

月曜日からコッソリ実家に戻っておりました
ははははー日記もすっかり休んでしまいました

実は帰ることを旦那に伝えたのは日曜日の夜。
頭の中ではグルグルと毎日の様に
何日泊まるか、何時旦那に伝えるか
考えていたのですが
答えは中々出ず、尚且つ旦那が良い顔しないだろうなあと
話すのが遅れてしまいました

「ママ、最初は九日から始めて、駄目だったら
 一日づつ減らして行けばいいんだよ!」

娘は急かす方の役だから言いたいように言う。
前回十日実家に行って居たいと言い玉砕した身にしてみれば
九日などと言うのは論外の数字である

仕事の都合、娘のポケモン・テレビの都合。等々
考えた挙句宿泊は二日。と相成った
旦那に話した所okが出たので
その後は仕事先に休む事を連絡

「え、急に何で???」

と言われても旦那にもいえない
不定の事で人を惑わす訳にもいかず
言った者勝ち! と休みを取る事にした

私の実家は完全に田舎だ
現在の住所から車で一時間の距離だけれど
携帯電話は通じず、家の周りは田圃ばかりで家が無い。
以前セリを取りに静岡まで行っている人の話しを聞いたけれど
静岡など行かなくても実家の隣には腐るほどセリなど生えているのに……
パソコンはあれどインターネットには接続されて居ず
結局三日間、私はパソコンから離れて生活をしていた
子供が二人も居るので、騒がしいのは騒がしいのだが
夜もやる事が無いので子供が寝る時間
九時には一緒にぐーと寝てしまう生活は
何だかんだ言ってリフレッシュできる良い時間になったと思う

と言う事で
来週からはついに小学校も始まる事だし
フルスロットルで頑張らなくてはならないのだ
充電は出来たし後は頑張るだけ
どうぞ皆様温かい目で見守っていて下さいね!
ではまた

Posted by Penguin at 09:07 PM | コメント (660)