April 08, 2004

さて、三度目は?

関東地方本日は午前中雨で午後は晴れ
朝6:30に起きるのも大分板についてきた

「あちゃぱぴ!」

と騒ぐ長男は全く起きない。
色々考えた末、朝早く起きるのは良策では無いと判断したのだろうか?
結局赤ちゃんが起きたのは9:00であった
ま、まだ身体も小さい事だし余り無理はしない方が……
この月齢で、生活のリズムは無理に乱すことは無い

さて、さて、さて
本日小学校に通い始めて三日目。
果たして今日は無事自宅に戻ってくるのだろうか?

「さて、行くかねハヤト君」

足が重い。
半分冗談としても今日もまた暴走したらどうしよう
今日は二十分以上前に家を出た
冷たい空気が肌を刺すが
他の事に頭を取られ、全く気にならなかった

歩道橋の上から小学校を見詰める
昨日は旦那にも娘にきつく言って貰い

「次暴走したら家に入れない」
「お菓子も買わない」
「お外にも出さない」
「ポケモンドンジャラもしない」

と言う約束をし、
旦那お手製の地図を娘に持たせた
目をこらしてランドセルを見詰める
さて、本日は……

数分して見えてくる子供達の姿
いっその事昨日曲がってしまった横断歩道まで走って行こうか……
躊躇する私の前に他のママさんが歩道橋の前で
立って指示を出して居るのが見えた

「こっちきちゃ駄目よー真っ直ぐ行きなさい!」

何と間違えを起こさぬよう既に立っていてくれたのだ
ありがたい。これできっと今日こそ無事に戻ってきてくれる筈……
見詰める私の前を娘は昨日とは違う男の子に手を取られ
ゆっくり・ゆっくり戻って来た

「みきちゃん僕が送ってきたから。もう大丈夫だよ!」
「りょうくんありがとう! すごく助かった!
 感謝感激! 本当にありがとうね」

娘を私に引き渡すとその子はパタパタと走って家路を急いで行ってしまった
慣れている子供にとっては一本道の帰路など物の数では無いのだよね……

「ママただいま!」
「よかった。今日きちんと戻ってこなかったらママどうしようかと思ったよ」

子供によっては全く出迎えに来ない親も要る
でも子供が無事に帰宅する為に
自分の子供が帰宅する時間でも無いのに
足を運び、注意を与えてくれる人が居る

「みきちゃんのママ困っちゃってるから、
 りょうくん。明日は手をつないで連れてきてあげてね」
「分かった。僕が連れてきてあげるよ」

気を使って子供に指示を与えてくれる親が居る
何気ない一つ一つのシーンの裏に
支えてくれている人の存在を感じる時
ああ、私も優しい人にならなければ
次に困っているママさんが居たら私が力にならなければ
感謝する事を忘れないようにしなければ
とつくづく感じた

「ママ涙でそう。良かった」

道すがらお世話になった奥さん達に頭を下げ
本日の下校は無事に終った。
実際は一本道、何故暴走する事になるのか分からない単純な道筋なのですが
春はドラマがあるものです

本日唯一気になったのは
二度暴走の問題を受け、娘の彼氏が本日は娘と一緒に手を繋げず
ぶーたれた顔で戻って来た事だろうか
君がしっかりしてくれないからだよ……
だから他の男の子に頼む事になるんだよ……

などと言う事は口に出す事も無く
その後一日は特に波風も無く終って行きました
明日でとりあえずまたお休みに入ります
ホット一息。
ですよね。
ではまた

Posted by Penguin at April 8, 2004 09:25 PM
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