July 01, 2005
とは思っていても感じるストレス
どうも昨日から人喰い本のサンプルが到着してから
ストレスが身体に蓄積している
なんてったって3000冊。
考えれば考える程頭が痛い
「本当に売れるのか？ こんなにたくさん？？？」
今から一年前
自費出版で千冊刷るという人を必死で止めていたのは私である
インディーズで千冊はまず売れない
危険だ。
あの頃は百冊売るのにもヒーコラしていた
週末ともなれば
キャリーバッグに書籍を詰めて
パタパタ書店周りをしていた物だったけれど
それでも百冊売れなかった
その私が
「頭が痛い……」
両国のご隠居に泣きついたが返事は無し
同じく出版仲間の山瀬さんに相談したが
こちらからは相当強烈なダメージを受取った
やはりオンデマンド出版で止めておくべきだったのだろうか……
頭の中を不安が多数過ぎる
配本リストをチェックすると
とりあえず二千冊は日本各地に配布される事が決定しているらしい
「だって人喰い本なんでしょ」
「失礼な言い方しないで下さい。そんな人に見せられないような物
書いていませんよ」
「？？？」
「ノンフィンクション本だって。ある意味研究書、を読みやすく書いた物。
小説とかじゃなくて。私の文章は人類学の先生とか
学者が読んでも違和感無いようにしているの
元々書こうと思ったきっかけがそうした学生さんの研究結果があまりにも
ちゃちくて、情けなかったからよ
そうしたら意外と反応が良かったので、一冊書いただけの事」
実家の母はかなり失礼な事を連呼する。
別段恥かしい本を出したわけではない
（残念ながらその手合いの本は書けない 何度か挑戦したけれど）
胸を張って是非読んで頂きたいと思うから出したのである
出版社も「売れるだろ」と思ったから大量に刷ったのだろうし……
前向きに考えても、考えても
やはり頭の痛みは取れない
「販促しないとなあ……」
販促しなければいけないのは他にも一杯ありまして
コチラ↓もどうぞ宜しくお願い致します
ps
私が作成を手伝いました両国の隠居の店
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