April 14, 2004

知能犯ハヤト

関東地方本日も寒かったです
午前中はかろうじて天気がもったものの、
午後はついに雨が降ってきました……
本日も途中まで娘をお迎えに出向きました
そう毎日来られたら恥かしくないだろうか?
いや、うざったく思っていないだろうか

考えを巡らせながら歩道橋で一頻り待つ
暫らくしてやって来た奥さんにそうした話を聞くと
この時期の子供はまだ母親が側に居た方が良いらしく

「みきちゃんのママは毎日歩道橋まで来てるよ!
 どうして家は来ないの!」

とどやされたそうである。
なるほど……
笑顔で戻ってくる娘を見ていると
今週一杯は続けねばならないかもしれない……

寒い日は焼きたてパンよりもうどんの方が美味しい
現在ハヤトは一歳三ヶ月なので親と同じ通常食である
しかし娘と違いお菓子大好き人間なので
食事、となると大人しく食べない

「あちゃぱぴ!」

暴れる、吐く、投げる。
あんたウドン好きなくせに……大事なご飯に対して何やってるんだ!
今日は流石に腹が立ち暴れるハヤトにバシ、バシと張り手を二回入れた

「ヒイイイ……」

慄くハヤトの前掛けを奪い
椅子の下へとおろし罵声を浴びせる
細かい内容は覚えていないけれど
私が言いたかったのはただ一つ

「そんな事をしてまでご飯食べて貰わなくていいです!」

いつもだったら口にご飯を無理矢理突っ込んだり
ご機嫌を取ったりするのに今日は風向きが違う。
瞬時にそれを判断したハヤトは泣くのを止め
パタパタ椅子まで戻って来た

「悪い子は食べなくていいです」
「あちゃぱぴ!」

前掛けを首の前に一生懸命つけ
口を「あーん」と開ける
睨みつける私に、何度も何度も「あーん」「あーん」を繰り返すので
流石にご飯をあげないわけにもいかず
昼食は私が手で運んできちんと食べさせた

「最初からそうしていれば母ちゃんの苦労も少ないのに……」

これで反省したのかと思いきや夕食もまた食べない食べないと暴れるばかりか

「バイバーイ」と言って自力で椅子から逃げ出す始末
それでそのまま本当に「バイバイ」してくれるのなら手間がかからないのに
数分後やはり改心して戻ってきては一口食べ
「バイバーイ」
繰り返す
一体この子は何を考えているのでしょう……

「あちゃぱぴ!」

自分の無力を脱力感を肌で感じつつ
今日もあっという間に終って行きました

Posted by Penguin at April 14, 2004 09:12 PM
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