January 08, 2004

ゼズニーランド

ストレスが溜まっていると私は文章を書く事が出来ないけれど
とりあえずの蟠りさえ消えれば
結構好調に文章を書く事が出来る

昨日はようやく年内上げようと思っていた原稿が完成した
慌てて夜遅くにスッピーさんに送り見てもらったけれど
やはり表現が難しいとの事。
うーむ……

少々悩んだ末
やはりそうした部分は編集の人に直して貰おうと
(他力本願)
原稿を編集者に送ることにした
結果はつっつかえされるかもしれないけれど……
締め切りまで後五日はあるのだから
指摘があっても直すのにはまだまだ時間が取れるのだ

ディズニーランドオフィシャルホテル8800円!
おそらく今回はこれで決まりだろう! と思っていたら
昨日旦那も色々考える事があったらしく
夕食前帰ってきてすぐ
資料を提示してのプレゼンがあった。

その内容を要約すると
アンバサダーホテルは直接予約すると人数ではなく一室幾らなので
差額は俺が出すからそちらにしないか
と言う事であった
その時点では差額(8800円で予約した場合の)は一万円程度だったので
それならば……と了承したのだが
電話予約した際、
実際の値段は差額18000円程度となっており
旦那は心の中に涙を浮かべているのが
ありありと感じられた

「一番お手ごろな値段の部屋となっております」

お手ごろが38000円……
さすがはマジックキングダム。
昔は宿代などは考えもしなかったのだが
今の私にとってディズニーランドは遊園地のお化け屋敷よりも数倍恐ろしい

宿代は勿論だけれど高くて不味い料理
並ばなければ変えないジュースなど
二年前行った際の思いでも今だ色濃く残っている

「昔はお前だって行きたがっていたじゃないか」

と旦那は軽く言うけれど
家計を預かる身にしてみれば
ブラックホールのようにお金を吸い込んでいくディズニーランドは
笑顔をしたミッキーマウスの姿よりも
ヒヒヒヒと唇に皺を寄せ邪に垂れ目で囁くミッキーマウスの姿が目に浮かぶ

「かーねよこせー」
「もーっとじゃー」
「ぜーんぜん。たりねーぞー」

少なくとも私の頭の中ではミッキーマウスは以上のように叫んでいる
気のせい? ちょっとノイローゼ気味だろうか

「げに恐ろしきはゼズニーランド。
 朝食のシェフミッキーは一人2700円! ですか」
「いや子供は1400円。それは大人だけ」

昨夜の時点では旦那も大分現実に戻っていた
削れる所は削って節約する部分は節約して
旦那は今月から小遣い節約生活に入ると言う
それはもうたった一日泊まる
アンバサダーホテルの差額を捻出する為である

「辛いねえとおちゃんは」

小遣いが上がれば上がっただけ毟り取られて行くとうちゃん
背中にその悲哀を感じつつ
今もまた「ヒーヒッヒッヒー」と言う
ミッキーマウスの高らかな笑い声を耳の奥で感じている
今日この頃なのでした
ではまた

Posted by Penguin at January 8, 2004 09:47 AM
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