January 17, 2004

ボリショイサーカスに行ってきました!

雪がちらつく関東地方
しかし家でゴロゴロしていても一日つまらないので
赤ちゃんをベビーカーに乗せテクテク水道橋まで
ボリショイサーカスを見に行った
一応チケットは旦那の分まで三枚用意したのだけれど
結局行ったのは私と赤ちゃんだけだった

「みき疲れるから行きたくない……」

このぐうたら振りは誰に似たのだろう……
娘が行きたいと言うのでチケットを用意したのだが
もう朝から怒っていたら一日始まらないので

「行きたくないならいいです。ママは自腹を切ってでかけるんだから
 無理する事ありません!」

と一言だけ行って家を後にした
自宅近くの駅はエレベーターが完備しており
ベビーカーでも移動に苦労を感じた事が無かったが
渋谷・新宿近辺はあまり整備されていませんね……
もしかしたらあるのかもしれませんが、
ホーム内常に込み合っていてどこにエレベーターがあるのか全く分かりませんでした

「手がパンパンだ……もうベビーカー運べないかも……」

呆然としていると手伝おうかと声をかけてくれる外国の方、
自分の子供のベビーカーを運び終えた後
「手伝いますよ」と私のベビーカーを降ろしてくれる優しいお父さん
ああ、世の中悪い人ばっかりじゃないんだなあと思う事しきり
私も一人のとき子供を抱えて困っている人が居たら
誰よりも率先して手伝ってあげなければならない。

一年振りに見るボリショイサーカスは圧巻だった
華やかなダンスに熊やゾウの芸。
赤ちゃんが見て分かるのかしら? と思ったけれど
暗闇の中、奇声を上げ、足ををバタンバタンさせながら
かなり元気に喜んでいた
喜ばなかったのはクラウンの合間劇位である

「小さいのに静かねえ」
「あんまり怖い目に合った事が無いので、分からないんでしょう」

ボリショイサーカスは毎年来るので
オークションなどでも簡単にチケットを手に入れる事ができる
だからって安っぽいサーカスなんかでは無い
ロシア最高峰の素晴らしい「芸」なのである
本当は娘にこう言う物を見せて刺激を受けて欲しかったけれど
大人の私が見ても十分創作意欲を掻き立てられ
とても良い刺激になりました
やっぱりプロっていいですねえ。自分の芸に誇りを持っている人は
それだけで輝いて見える物です

今日一点気になった事といえば
我が家の赤ちゃんがゾウや熊に付いて誤解をしないか、と言う事であった
例えば動物園に行って、
動かぬゴロゴロしたゾウを見た時

「あちゃぱぴ!」 → 何故遊んでるんだ! ゾウは踊って遊んでくれる
           動物じゃ無いのか!
「あちゃぱぴ!」 → 熊も何故踊らない! ぐうたらするんじゃない!

「あちゃぱぴ!」 → 何もしないのにご飯を貰うなんて絶対おかしい!

と思わないだろうか?
目近で見るゾウの芸は正に「圧巻」である
赤ちゃん自身「パオーン」と目の前に立ち上がり逆立ちするゾウをみて
狂喜していた
あれを見たら動物園のゾウなんて……
つまらなく感じてしまうのかもしれない

自然な姿がいいんだよ。自然の。と言う人も居るだろうけれど
来年もまたボリショイサーカスを見に行きたいなと思い
私は早々に家路につきました。
面白かったです! 見た事無い人は是非水道橋の方に行って見て下さい
ではまた


Posted by Penguin at January 17, 2004 09:38 PM
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