ここの所ハヤト君が妙に甘えん坊だ。
邪推かもしれないけれど
正月前までは寒い風に全く当たった事の無い
ノホホン・ノンビリとした生活を送っていたのに
突如として私から離れた生活を送った事が何か影響しているのだろうか
「あちゃぱぴ!」 → 一秒だって離れている物かー
トイレに行く為に少々離れよう物なら大激怒である
料理を作る合間も側にいて悪戯を続けて居る
前もそうだったと言えばそうなのだけれど
最近のはどうも度が過ぎている
「ハヤトは大丈夫。お前が居なくても全然大丈夫さ」
旦那は実家から帰ってきてそう連呼する
いやそれは「居なくても大丈夫」だと思いたいのではないのか
と思うと同時に
それは普段二十四時間ハヤトを見ている私に対して
かなり失礼な事を言っているのでは無いかと思った
「全然泣きもしないし、騒ぎもしなかったぞ」
これは娘にも言える傾向だ
俗には「コールドベビー」と言う
感情を表に表そうとしない赤ちゃんの事をそう言う
娘も夫婦喧嘩をして一ヶ月近く離れていた時は
この「コールドベビー」になった
「大丈夫」なのではない
「大丈夫になるよう」「二度と捨てられる事のないよう」
子供が自分の感情を操作するのだ
「あちゃぱぴ!」 → 次は絶対に置いて行かれる物か!
娘は一年前出産で実家に戻っていた時の事を
今もまたぶつくさ文句を言う事がある
「さかなご飯が美味しくなかった」
「毎日カレーばかりで辛かった」
などなど
旦那にそうした娘の苦しかった胸中を話すと
全く知らない、本人は喜んで食べていたと言う。
「落とし穴のトイレは怖かったし。ミキ大変だったんだよ」
それはそうかい。と聞き流そうものなら
今だ怒り出す始末である
子供が祖母の家に行きたがらない理由のナンバーワンに
汲み取り式トイレが上げられるそうだから
娘のこの意見は決して我儘ではない
全然正当な要求である
個人的にはそうした不満を最低限ママにだけは言うのだから
良しとするべきなのだろうけれど
とにかく子供達が精神的に負った傷と言うのは
やはり普段一緒に居る母親が癒してやらなくてはならないのだ
「ハヤト君。もう置いて行かないから。ほら良い子でしてなさい
ちょっとトイレに行っていただけでしょう」
「ビービービー……」
もうすぐ一歳一ヶ月になるけれど
全く歩く気配は無い。甘えん坊の我が子。
困った事です……
ではまた
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