July 13, 2004

伝承される技

関東地方本日は猛暑でありました。
ぐえぐえ。先週打ち合わせに行った時の事をトラウマのように思い出す
今日はまだ買い物だけだから良いけれど
こんな日に外回りをする営業マンは本当に大変。ご苦労様です。

ああ、在宅勤務で本当に良かったと思う今日この頃であるが
相変わらずパソコンが複数台ウイウイしている仕事部屋にエアコンは無い
今年は買えるかなあ……無理かなあ……

汗ダラダラながらも
これでも、まだマシだと謙虚に思える今日この頃
気がつくと関東地方、梅雨はもう明けているそうです。
知りませんでした

常人よりも体温が高い赤ちゃんはと言うと
一日一度行水をして何とか凌いでいる。
でも汗疹がお尻に少々……
あちゃ、ぱぴぱぴと一日三個凍ったゼリーを楽しそうに食べる。
朝、昼、晩。
最初は冷やしただけのゼリーをあげていたのだけれど
それでは間が持たなくて幾らでも食べてしまうのだ

「ハヤト! 駄目でしょう!」

男の子は本当に激しい。
とは言えのんびり姉ちゃんと違い赤ちゃんは
叩かれれば「怒られた」と自覚するのでありがたい。
本日も干したばかりの洗濯物を引っ張って落とし
踏みつけて遊ぶ赤ちゃんに張り手を入れた。
パシッ、パシッ。
家事の邪魔をされた事もあり、自然と怒りが湧き
いつもなら一発で済ませる事が往復で二発頬に入った。

「びーーー」

泣き出す赤ちゃん。
二度とするんじゃないわよ! と睨みつける鬼婆の私。
その後夕方日が緩んできた頃
英語教室から無事戻って来た娘と赤ちゃんが喧嘩をした
理由は些細な事だと思う
娘が書いた絵を踏みつけたとか、
おもちゃを壊したとか。その程度の事であるが

その時私は確かに見た。
果敢にも姉ちゃんに対し往復びんたをくれる赤ちゃんの姿を。

ピシッ、ピシッ

技としてはまだ完成されては居ないし
力も殆ど入っていない。
しかしこれは明らかに新技。おお。今朝母ちゃんにやられた技を会得したのね。
これはすごい。と一人感動していると
頬をほんの少しぶたれた娘が逆切れし
赤ちゃんの頬を力一杯「バシッ、バシッ」と往復ビンタしていた。

「びーーー」

こちらは効果覿面。
見事に音声が響いたから相当痛かったろう。
大粒の涙を浮かべ逃げてくる赤ちゃん。
うーむ。
一連の動きを見ていて怒ってよいのか
笑ってよいのか分からなくなってしまった

赤ちゃんも娘も基本的に私には暴力を振るわない
それは振るった場合確実に三倍返しされる事が分かっているからだ。
が、旦那に対しては違う。
特に赤ちゃんは旦那の頭をバシバシ叩くのがライフワークである。

「ハヤト! やっちゃ駄目だ!」

と言う程度でやめる筈も無く。
おそらくは近い将来今回会得した技も旦那にふるう事になるのだろう
やはりそうなると最終的な犯人? 伝承者? 
の私が怒られる事になるのだろうか。

「ま、私にやらないのなら良しとしましょうか
 よいよい。君達はどんどん強くなって成長して行ってくれたまえ」

勝手に結論付け子供達を寝かしつける。
苛められて泣かされてばかりの娘も
最近はいじめっこに勝って帰ってくるようになりました
これも兄弟効果でしょうか?
いやいや。母ちゃんの教育が良いからですね。うんうん。
と、言う事で
ではまた

Posted by Penguin at July 13, 2004 08:51 PM
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