June 11, 2004

ハヤトの使い分け、娘の苦悩

昨日は妹が仕事の面接に出かけた
お陰で午後は久しぶりに赤ちゃんと二人きり……
普段はそんな事をしないのだけれど
妹に強制され? 赤ちゃんの昼寝の添い寝をした。

「寝なさい!」
「あちゃぱぴ!」

妹曰く「眠くてイライラしているから寝かせてあげて」と言うけれど
どう見ても元気満タン。
ベッドで暴れまわって手がつけられない
妹は一体昼寝をどうやってさせていたのだろう……
夜寝かしつける時は
時間が無い私は大体赤ちゃんを押さえつけて
心臓の音と母親の匂いを使って
大体分殺してしまうのだけれど
昼寝は楽しみながら、遊びながら寝るのが最近のセオリーであったらしい

「あちゃぱぴ!」
→昼寝はお姉ちゃんとすると決めてるの!
 と言いたいらしい

結局寝かせつけるのに手間がかかり
娘が家へと戻って来る迄私も昼寝をしてしまった
ちなみに夜はやはり私と寝る事に決めているらしい。
夜中目が覚めて、旦那の部屋に移動させられた際
慌ててパソコンの部屋に私を探して駆け出したそうだけれど
そこに寝ているのが妹であった事を発見し
「ぎゃーー」と言って逃げ出したのだと言う

「昼は愛人と、夜は正妻と一緒に寝るの!
 それが日本人として僕の正しい赤ちゃん道!」
「失礼しちゃうよね。本当に悲鳴をあげて逃げてったんだよ」
「夜は私そこに居ると思ったんでしょ」

半日家に居なかっただけで
赤ちゃんは急に妹の言う事を聞くようになった
「悪い子にしていたらまた居なくなってしまう……」と思ったのだろうか
いつもは追い掛け回して食べさせている朝食も
今日は一人大人しく椅子に座り
パクパク笑顔で食べていた

しかしこうした傾向は赤ちゃんだけでは無く
昨日は娘にも妹が我が家に居る理由を説明した
妹は次の仕事が見つかるまで臨時的に居るだけであり
見つかれば即この家を出て行ってしまう事を

「合格したら居なくなっちゃうの?」
「その時泣かないのよ。お休みの日に遊びに来てねってミキの口から言えば
 もしかしたら来てくれるかもしれないから」
「でも失敗したらずっとこのお家に居るんだよね」
「そらまあそうですが」
「ママお外にお仕事行きなさい。ちいちゃんにはお家のお仕事をして貰います」

本当にそんな事が可能なら大喜びだけれど
世の中娘の思い通りに回る事は無い
万が一、今取り掛かっている仕事がベンチャーとして成功すれば
可能な話かもしれないけれど
現時点では法人化もされていないから
成功したとしても大分未来の話となる筈だ

妹が戻ってきて娘が最初に聞いたのは
「試験失敗した?」と言う事であった

「ミキそう言うこと聞かないの」
「え、じゃないとちいちゃん居なくなっちゃうじゃない!」

薄情な赤ちゃんに自己中の娘
週末はそれら皆でセサミプレイスに行く予定です
お昼は焼きたての黒糖ライ麦ブレッドを使ってサンドイッチを持っていく予定です
ではまた

Posted by Penguin at June 11, 2004 09:01 AM
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