March 12, 2004

世界豚征服計画

関東地方本日は肌寒い
今日も公園はお休み……と玄関を見ると
早くもハヤトはガタガタと自分の靴を履こうと暴れていた

「あちゃぱぴ!」 → ほらママちゃんの靴も用意しておいたから
           ここね。置いておいたよ
           と言いたいらしい

本日はいつもと少し作戦を変えたらしい
私の靴を幾つも一生懸命玄関の上に並べ
奇声を上げ必死にアピールをする。
なるほど。ママも靴を履かないと公園に行かれない事を理解したのだな。

「あちゃぱぴ!」 → 僕も今履いている所
           ママもほら急いで急いで! 
           と言いたいらしい

とは言え小雨もぱらつくのでそう簡単に外に出る訳にはいかない
今日もまたペアルックで一日を過ごした
後何年一緒に着られるか分からないけれど、今日もまたカナリ幸せである。

収集当時は眉を潜めていた旦那も
「あれ? パジャマには豚は居ないのか?」
と軽いジャブを出すようにまでなった
最初は本当に小さい豚のトレーナーから始まって
徐々に慣れて来た旦那は現在子供の顔よりでかい豚のついたトレーナーでも
平気で着る事が出来るようになっていた

睡眠学習の成果? 単なる慣れの問題?
呆れ返ってもう相手をしてくれていないのだろうか?

ともあれ、現在我が家で唯一豚を着てくれないのは娘だけである

「豚のお洋服買って来ても着ないからね!」

昔は喜んで着てくれたのに……
これまた旦那同様徐々に慣らして行くしか方法は無いだろう
ではどうやったら……

一計を案じ、私は娘を除く家族全員に豚の服を買いまくった
(ただ単に買いたかっただけと言う説もある)
そして三人ペアルックを着ている時娘にこう言ったのだ

「あ、みきちゃんの服にだけ豚がついていない!」
「え!」

慌てて私の服、ハヤトの服、パパの服をチェックする
洗脳? が程よく進んでおり
私の身体には四匹、旦那とハヤトには一匹ずつ豚のプリントがされていた

「あ、みきちゃんだけ豚が居ない!」

ここまで来ると「豚を着なくては仲間ハズレ」になると思うらしい

「買ってあげようか。豚お洋服。だったらほら同じだよ」
「えーーー」

娘的にその時大きく悩んだらしい。
その後交渉の結果

「大きな豚は駄目、小さなかくれ豚はok」

と言う事で豚の服を買う許可が出た。
こうなれば作戦勝ちである。
オークションで検討した結果
水色の水玉のついた豚スモッグを購入した。
これからの季節役に立つ筈である

「ミキ来たよーーー明日これ着てね!」
「はーい」
「ほら、豚は肩とポケットに居るだけだから、言われないと分からないと思うよ」

こうして徐々に豚に対するアレルギーを取って行き
いずれは……
完全豚お洋服化計画を実行に移すべく、地道な活動をする昨今

誤解の無いように、こうした趣味の服は
自分の小遣いから出して居る事だけは
明記しておきたいと思う。
娘の卒園式も豚スーツで出ようかしら……
と言うよりもそんなのあるのかしら……

ドラッグストアーズ春夏カタログを片手に

「クククク……いずれみんな豚にしてしまうのだ!」

と今日もまた作戦を練る日々が続いている。
明日は久しぶりに娘とペアルックを着て歩けそうです
ではまた

Posted by Penguin at March 12, 2004 08:39 PM
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