December 18, 2003

ハヤトのよる

関東地方寒さが段々酷くなってきました
幼稚園から戻って来た娘は自分の部屋が温まっていないので
騒ぐ始末である。

「ママヒーター付けていい?」

明日からは帰る時刻にはヒーターの電源を入れておく事を約束する
我が家は二階のリビングは温かいのだが
一階一番真中の娘の部屋は
特に冬場は日光が入らず
一番寒さの直撃を受けるのだ

「冬なんだねえ」

現在三冊の本を年末に向けて執筆しているのだけれど
昨日ようやく一つの目処が立って来た。
「文章量が多すぎる!」とクレームを受けた点を
大幅に書き改め、画像を追加した

締め切りに向けて、完成した原稿を何日か置いて
確認ー修正ー寝かせの工程を繰り返す
時間があれば一番なのだが、
娘は幼稚園半日、赤ちゃんは相変わらずあちゃぱぴなので
そう簡単に作業は進まない

「じゃ、みきちゃんお願いしますね」

夜八時から大体十時頃迄。
赤ちゃんの添い寝をするのは娘の仕事だ
娘のお陰で夜の時間は大分取れるようになった
赤ちゃん的にも隣に誰か寝ていればどうでも良いらしく
二人で二段ベッドに仲良く寝てくれる

「びーーー」

しかしそれも二時間もすれば
娘のケリが赤ちゃんにあたり、布団がはげ
夜泣きが始まる。
この時点で旦那が戻っている場合は
赤ちゃんは丁重に旦那の部屋へと運ばれて行く

「ごめんなさい。あと二時間位どうしてもやりたいんだけど……」
「いいよ。ここ置いて行け」

キューキュー言う赤ちゃんは
こうして旦那の布団へと移動する
これから旦那が寝る十二時過ぎ頃迄
(休日はもう少し長く預かって貰える)
執筆作業を続けるのだ。

大体書いている文章が乱暴になってきたなと思ったら
その日の作業は終了。
赤ちゃんを迎えに旦那の寝室へと向う
一応実験的にベビーベッドに置いては見るが
無事にベビーベッドで寝てくれるのは三十パーセント位
大概怒り狂った赤ちゃんは
私の布団へと移動して、
夜明けを迎える事になる。

「びーーーー」

一緒の布団に寝ていれば夜泣きの対応も楽だ
私の布団でも大体一・二回夜泣きをする
私の体力がヘロヘロとなり
携帯電話の目覚ましが鳴り響く頃
赤ちゃんはスッキリと目を覚ます
無論私は体力困憊、動けない状態である。

「あちゃぱぴ!」 → 起きろ! と言いたいらしい

私の顔を叩いたり、舐め回したり
酷い物である。
母親と言うのは赤ちゃんが泣けば身体が自動的に動くのだけれど
暴力には滅法弱い。
やられるがまま、
ボコボコにされた時点でようやく私は布団から這い出る事になる

「おはようハヤト君。良く寝れたかい」

ムッキーと威嚇して抱っこをせがむ。
現在生後十一ヶ月。
しっかり甘えん坊に? 成長しているようです
ではまた

Posted by Penguin at December 18, 2003 09:55 AM
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