June 17, 2005

いしかわう「彼女は花のようだ」発売!

一週間遅れでデザインが到着した。
が、サーバー設定が遅れ、書類が遅れ……
全部揃わないとやる気が出ない私がそこに居て……

「でもまあ、ここで私が折れないと進まないからねえ」

セコセコと作業を進める
人喰い本の最終ゲラもようやく到着。
発行日を見ると来月になっていた
今月末にはサンプルが届くというけれど
届いたのはネット友達の最新刊「彼女は花のようだ」
であった。
全然知らなかったのだけれど
クロネコヤマトで本を頼むと、合計1500円行かなくても
送料無料で本を届けてくれるのだ。ありがたい



著者: いしかわう

タイトル: 彼女は花のようだ

「すごいよねえ。一年一冊。ぴったり出してるもんね」

一冊目の編集は僭越ながら
ペンギンに居た時の私が手伝わせて頂いた
丁度季刊誌の編集をしていた時に初稿ゲラを読んだのだけれど
徐々に濃くなって行く男性の官能の世界に
ドキドキ、本を読みながら赤くなってしまったのを覚えている

「え、これのどこが官能なんだ?」
「私にとっては十分官能です!」

二冊目の表紙は「いしかわう」氏自身が書かれたという
書き出しはどこかぎこちなさが伺えたが
中盤からラストまで、
一見奇想天外に見えながらも
地に足のついた、人間臭い匂いを感じる終り方であった

「えーこうなっちゃうんだ!!」
「初恋の人とエッチするって、確かに女の夢だよなあ〜」

読み終えた後、もうちょっと長くても良かったかなあと思いつつ
書棚、雨のドライブの隣にそっとそれを並べた。
関係無いけれど、夜私の夢には中学生時代の初恋の人が出て来た
大人にとっては、懐かしい思い出が触発される本であります。

もしインディーズ作家の作品に興味がある方
是非是非手にとって読んでみて下さい
言い回し等々は妙に飾るような方では無いので
文面読みやすく、誰でもきっと楽しめると思います。

自分の世界に浸る私を尻目に
大魔王はオシッコ失敗を繰り返し
私のスカートにビチャ。ジーンズにビチャ
等々迷惑を繰り返しては私の膝の上で暴れていた

娘の時もそうだったけれど
何で万難排して私の膝の上に座ろうとするのだろう?
不思議だ……
ということで
ではまた

Posted by Penguin at June 17, 2005 11:42 AM
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