池田＠ママの裏でコソコソ日記

ママは大事な生き物？　なのだろうか

昨日娘の小学校の宿題で
「私の大切な物」という宿題が出た
自分が持っていて、誰も持っていない物の絵を書いて学校に持って行く
というものなのだけれど
娘にその相談を受けた時
私は迷う事無くティンティン大魔王を指差した。

「やっぱりこれでしょう。ママがどれだけ苦労して生んだから」
「それだけはイヤダ」
「なんですとーーー」

といって娘がいそいそと用意を始めたのは
幼稚園で作った手作りのペンギンの置物だった。
ぬー。私のティンティン大魔王がペンギンの置物に負けるのか……
それは絶対許してはならない

「それは絶対駄目。ティンティン大魔王にしなさい
　他の子は絶対持ってないから」
「いやだ。それだけは絶対いや」

もめること数十分。
結局この二つは喧嘩の種になるからやめようと言う事になり
それ以外から大切な物を探す事になった。

「他に持って居る大事な物って言ったら
　パパが買ってくれた真珠のネックレスじゃない？」
「あ、真珠。そう言うものもあったね」

慌てて自分の机に真珠の裸石を取りに行く娘。
買ってもらったネックレスの事はもう記憶に無いらしい
しかし本人これは納得がいかないらしい

「これは買った物。もしかしたら誰かが持って居るかもしれない」

というのがその理由である

「真珠を持って居る小学生がそう居るとは思えないけど」
「えーでも」
「あ、じゃあ水晶の「リドリーナ」ちゃんにしたら？　
　あれはミキが川で拾った水晶だからきっと誰も持っていないと思うよ」

慌てて玄関へと駆け出す娘。
そう、先日昇仙境で拾った水晶である。
リドリーナという名前はポケモンのキャラクターから取ったらしいけれど
以前のように「いちごうちゃん　にごうちゃん　さんごうちゃん」
という語彙レベルからは大分良くなって来た

「あ、じゃあ宿題の絵はこれにするね。ママありがとう」

昨夜旦那が帰ってきた時この話をしたら
「一番大事なものはパパじゃないのな」
と一人ひねていた。
そう言われてみれば……ママといっても良かったのよねえ……

今更気がつく呑気な私
気がつけば今週ももう終わりです。
来週もまた宜しくお願い致します