August 17, 2004

メールマガジン発行しました

-------------------------------------------------------------------------
*可愛い天使の作り方
http://cgi.mag2.com/cgi-bin/mag2books/vote.cgi?id=0000007011
↑クリック!
まぐまぐBooksアウオード参加中です。
現在65位、365票です。
一日一善、是非ワンクリックをお願い致します。
-------------------------------------------------------------------------
*:・'゜☆。.:*:・'゜☆゜'・:*:.。.:*:・'゜☆。.:*:....:*::・'゜☆。.:*:
I Make Pretty Angel . 可愛い天使の作り方 . No.282. 2004.8.17. 
Presented by home ikeda . 発行部数 699+182+879+76 部
*:・'゜☆。.:*:・'゜☆゜'・:*:.。.:*:・'゜☆。.:*:....:*::・'゜☆。.:*:
-------------------------------------------------------------------------
目次

1.可愛い天使の作り方 エピソード2 
2.激闘! おばさん道! 1 〜おばさんを感じる時

------------------------------------------------------------------------
"夏休みの宿題"(1歳8ヶ月) & (6歳6ヶ月)

 夏休みは長い……それは良く分かっていたつもりなのだけれど。
 娘は日中友達と遊んだり遊ばなかったり。昨年よりも自宅に駐留する時間は
少なくなったのだが、何しろもう体重は二十キロを越えるのである。「遊べー」
「暇ー」と騒ぐ声は恐ろしく煩くまたしつこく止まらない。

 普通ならここで「宿題でもやりなさい!」と言いたい所であるが、娘はまだ
小学一年生。宿題として出たのは絵日記一枚のみである。こんな物あっという
間に終ってしまう……困った私は娘に一冊のドリルを買い与えたが、これまた
あっという間に終らせてしまい更に手におえない。「勉強したんだから遊べー」
「言う事聞いたんだから!」やむなく小学校から貰ってきたプリントを確認し
「希望者」対応の宿題をやらせる事にした。

「ポスター書こうか。ポスター大きな紙に絵の具でさ」
「絵の具で! やるやる」

 ポスターを書く目的は「娘の体力をホドよく抜く事」である。画用紙に書く
前に構想を練り、下書きを書かせ……と間を持たせるよう頑張ったのだが結局
三日ほどで完成。残念あまり効果は無かった……次に読書感想文を書かせよう
と生まれて初めて絵本以外の「本」推薦図書を買ってきたのだが、これは「読
む」事はかなり簡単に出来たのだが、「本の感想を書く」という事は今までし
た事がないので非常に困難を極める作業となった。

「いい。まずこの順番で答えてくれる。

 1.どんなオハナシでしたか
  はじめての人にも分かるように書いて下さい。
 2.本を読んでどう思いましたか?
 3.この本を読んで変だなと思ったことはありますか?
 4.ミキがコダヌキだったらおじいさんはどうして葉っぱのお金を使えるよう
にしたと思いますか」

「えっと……」

 支離滅裂。さて、どうしようという文章が次々と出来上がる。
 この年代話す事と書く事は別の脳みそで処理されているらしい。
 やはりこの子も私同様理系だったのね……

 没、没、没……絵日記はこうした「下書き作業」を抜かして渡してしまった
為文章はすべて「それから」で繋がれ訳分からない状態であった。確かにそれ
が良いという人も居るかもしれない。しかし折角時間の取れる夏休み。教われ
る人間が側に居るのだから、教わった方が絶対にお得であろう。

「優勝カップがもらえるんだからね! もう一息頑張ろう!」
「はい! 優勝カップルは私の物よ!!」

「カップル」じゃなくて「カップだ」……といっても多分また間違えるだろう
から特に指摘はしない。もしかしたら彼氏と一緒に受賞して壇上に登るつもり
で言っているからかもしれない。

 結局は娘の回答を元に模範読書感想文を作成し、何気なく娘の机の上に置い
ておく事にした。題名は三マスあけて、行の頭は一マス下げて……文章が決定
した後も没は続いた。字が私同様キタナすぎる……思い出せば私も小学校の頃
良く「あいうえお」の書き取りをやらされた物だった……

「ミキ。文章はもうこれでいいから綺麗に最後仕上げよう。そうしたら優勝間
違い無いよ!」
「本当に!」

 人間生きていく上で妥協する事も必要である。といって消しゴムで全部消さ
ないで欲しい……原稿用紙位たくさんあるのだから……本日時点で三回ほど書
き直したが、まだ読書感想文は完成していない。また騒ぎ出したらやらせよう
か……それとも二枚目のポスターを書かせるか……

 気がつけば庭先に置かれた朝顔の花から種が出来ていた。娘にそれを知らせ
ると慌てて成長日記を書き始める。種は来年の一年生に回す事になるらしい「
私が大切に育てた種です。大事に育ててね」と既にケースには油性ペンで書か
れている。どうやらこれは今年貰った種の袋に書かれていた文章と同じらしい。

「来年も朝顔育てようか」
「うん」

 騒がしい夏の日々。
 少なくともこんな事があと六年は続く事になる。なんとかコツを覚えなけれ
ば……

「あちゃぱぴ!」

 すっかり存在を忘れ去られ、ふて腐っている赤ちゃん。
 まあ夏休みが終ったらまたゆっくり相手をしてあげるから。
暫らくは我慢していらっしゃい。とりあえず今年はあと二週間、ありとあらゆる
手を使って何とか頑張りたいと思う今日この頃である。
-------------------------------------------------------------------------
激闘! おばさん道! 1 〜おばさんを感じる時

 我が家の上の娘は六歳。下の息子は一歳。

 何故これほどまで年齢が離れてしまったかと言うと、私が二人目を産む気に
なるまでに時間がかかったからである。一人目を産んで人生が変るかと思った
けれど実際何も変わらなかった。小さいながらも一軒家を手に入れた、趣味の
ピアノも取り戻した。もし次に望む事ができるのならば……年齢的・体力的な
限界は感じたが、とりあえず自然分娩で二人目を出産する事が出来た。

「もうちょっと早く二人目を産む気になっておけばよかった……」
 
 一人目も可愛いけれど二人目も勿論可愛い。とは言え二人目は男の子なので
「可愛い」というカテゴリからは少々外れるような気がする。諸事において娘
よりも乱暴であるし、愛情表現も激しく、甘えん坊。食に関しては娘は本当に
「小食」であったけれど、息子は完全なる「ムラ食い」で、好みの物があれば
腹が一杯であっても、奪い取って暴れて喰いゲリをする。

「あれだよね。レストランで子供が三・四品頼んで豪食しているのに、親だけ
塩焼きそば食べているの見ると、何だか嫌だよね」

 独身男性や子供の居ない親などはこうした食事風景に違和感を感じるらしい
が、それは少々違う。子供は店の味付けによっては「食べられない物」と言う
物が存在する。子供は多めに頼むのは「少しでも子供が食べられる物」を探す
為で、親が少なめなのは、そうして残った子供の料理を食べなくてはならない
という使命が残っているからである。

「いや違うね。どうも親は食べ残しを食べるのを喜んで居るように見える」
「大体、別に残したっていいじゃないか。好きな物喰えば」

 それは無理である。独身の場合は「自分一人分」のみ支払えばその他の責務
は発生しないが、家族の場合常に人数分倍数で支払い費用が発生する。豪食す
るのは構わないが、そうした場合やはり外食する回数は限られてしまうように
なる。無論これは我が家の理論であり、他の家庭がどうなっているかは知らな
い。

 ちなみに六歳の娘は幼稚園の教育もあり、「頼んだ物は全部食べなければな
らない」と理解している。もう品数多く頼む必要は無い人間ではあるが、例え
ば親が気張って「コース料理」などを頼むと責任感に追われてパニックを起こ
してしまう。一生懸命手を前に広げ、これ以上料理を運んでこないようアピー
ルする。

「いい。ミキはもう料理要らないから。ミキがいいって言うまで料理は絶対に
運んでこないで」

 しかし六歳位まで成長して来るとソフトクリームも一人一個食べられるので
心情的には楽になる。が、子供が小さい時はやはり親と半分づつ……となるの
で端から見れば

「気持ち悪い! 子供の口に入れたアイスを親が喰ってるぜ!」

 となるのかもしれない。

 子供が一個食べられない。事がある。と分かっていても、ついつい自分の分
も頼んでしまった時はその時は良くてもその後は地獄である。「食べ物は大切
だから捨ててはいけない」と言う教えが仇になるのだ。私自身はそれ以外にも
「折角人様が作ってくれたものを捨てるわけにはいけない」と言う気持が全身
を襲う。目を白黒させながらアイスを一度に二個食べると、暫らくは「大人し
く子供の残りを食べよう」と言う気持ちになって来る。何しろ子供とは二十四
時間、ウンチもオシッコも見た仲である。今更何を遠慮する必要があるのだろ
うか。

 外に出、ジュースを買う時も自然と「赤ちゃんが飲める物」に手が伸びる。
自分の意志としては「アイスコーヒー」が飲みたくてもついつい「ジュース」
を頼んでしまうのだ。無論子供にはオレンジジュースを人数分頼んでいたとし
てもである。

「もしかしたら足りないと騒ぐかもしれない」
「濃すぎて飲めないかもしれないから……リンゴジュースの方にしておいてい
ざとなったら入れ替えるか……」

 ポケットには子供が粗相をした時の為に常にハンカチにティッシュ。バッグ
にはオムツに着替えを常備なのでどうしても大型の肩掛けかリュック、いざと
いう時に両手があくような物となる。

「私はすっかり若い人間とは違う生命体になってしまったのね……」

 重い荷物を常に持ち、がしっと太った足をしげしげと眺める度に思う。それ
でもまだ私は子供を連れないで一人外に出ると独身に見えるらしい。嘘でもそ
う言われると嬉しいのはなおさら自覚をしている証拠なのかもしれない。

 外に出れば名前はおろか、苗字でさえも呼ばれず「ミキちゃんのお母さん」
と指差される。会話をする相手が自分より遥かに年下(子供)が中心……

「一般人に戻りたいよう……」

 口では偉そうに言っても、戻るに戻れぬ「キャリアウーマン」への道。悔い
が残っていないといったら嘘になる。だから、おばさんを一番感じる時は一人
外に出て、喫茶店でLサイズのアイスコーヒーを飲む瞬間だろうか。ああ、静か
だ。自分の好きな物が好きなだけ飲める……それってこんなに幸せな事だった
んだ……

 得た物は何だろう。そして失った物は……現実逃避を月に何度も繰り返しな
がら、今日もまた私は子育てに、仕事に、ちょこっと家事に頑張っている。

-from Mama---------------------------------------------------------------

 まぐまぐBooks健闘しています。先だって配信の際は皆様クリックして頂き
ありがとうございます。順位が徐々に下がるにつれ

「これはせめてアウオードの期間だけでもまじめに配信しなさい」

 という思し召しかもしれない。と思うようになりました。
 読者投票終了まであと三日。お手数かと思いますがクリックの方していただけると
とても嬉しいです。

*可愛い天使の作り方
http://cgi.mag2.com/cgi-bin/mag2books/vote.cgi?id=0000007011

 目標は五十位以内でしたが、もうそんなのには拘りません。最後まで戦い抜きたい
と思います。どうぞ宜しくお願い致します。

-------------------------------------------------------------------------

池田@ママの裏でコソコソ日記(復活)
http://penguin.oops.jp/mama/index.html

私どこからサービスを受けているんだろう・・・
そう思った方は送られてくるメールマガジンのサブジェクトを参照して下さい。

まぐまぐの方は I am making Pretty Angel xx . ( ID 7011 )
Macky!の方は I am making Sweet Angel xx ( ID 1001 )
メルマの方は I am making Pretty Angel xx (ID m00010045)
メロンパンの方は I am making Pretty Angel xx (ID m00010098)

となっております。どれもホームページにて登録及び解除を行うことができます。
解除依頼メールは一切拒否致します。
Presented by home ikeda
HomePage http://www.vector.co.jp/authors/VA014203/

(遊びに来てね!現実のみきたんがあなたを待っています)
(BackNumberも公開しています。途中から購読の方はご利用下さい)
E-Mail : angel-miki@jcom.home.ne.jp
営利・非営利に関わらず無断での転載、再配布、全文および
一部の引用等を禁止します。
なにか不都合が生じても、当方はなにもできません。


-------------------------------------------------------------------------

Posted by Penguin at August 17, 2004 12:28 PM
コメント
コメントする









名前、アドレスを登録しますか?