May 27, 2004

粗食の教え

関東地方は暑い日が続いている
そろそろコタツも片付けなければ……と
これは迂闊に片付けるとコタツ大好き人間の旦那に「新たな嫌がらせか?」
と言われる可能性があるので注意が必要である

とは言え最近は朝食も机で食べるようになってきたし
明日あたりそろそろ本当に片付けても良いのかもしれない

本日赤ちゃんはお昼ご飯、一口も食べずにドンブリを投げた
ちなみにメニューはウドンだったのだが
びちゃんと飛び散るウドンとその汁の具合に
流石の私もぷちっと切れた

「ハヤト!! ご飯を乱暴にしちゃいけないって何度言わせる!」

最近新聞で「旦那が子育てを手伝わない」「母親の負荷が高い」と言った
記事を読んだけれど
子育てと言うのは第三者の手伝いよりも
子供本人に自立して貰った方が
明らかに母親は楽だし、効率が良いのだ

お昼ご飯ぐらい自分できちっと食べる。
飲み物は座って飲む。
ごみは出たらごみ箱へ。

現在赤ちゃんに与えられた使命はこの三つだけである
とは言えお菓子大好き人間としては
真面目にお昼を食べる気にはならなかったらしい。
張り手を二発喰らい、赤ちゃんは廊下に移動させられた

「もうお部屋入ってきちゃ駄目! 少し反省しなさい!」
「びーーーー」

悪い事をしたら悪い事をしたと言う事を教える。
中途半端に「分かったならいいよ」と言う事は口が裂けても言わない
あなたは悪い事をしたのよ、と言う事をできるだけ少ない回数で教える。
私とて声を荒げ、子供を叱り付ける事等
好きでやっている訳では無く
一日笑って居られるのならそうして居たいと思うからだ。

とは言え一日中独楽鼠のようにぐるぐる働きまわり
ストレスを溜め、爆発させる事はもっての他であろう
とにかく一日でも早く赤ちゃんに成長して貰わなくてはナラナイ
ナラナイ、ナラナイのだ。

「びーーーー」

無論今日は三時のオヤツはナシ。
机に何度もお菓子が並ばない事を確認し
赤ちゃんは何度も冷蔵庫をあけようとしたが
流石にまだ一歳では戸を開ける事はできない。

お昼抜きなのでお腹が空き相当辛かったらしい
本日の夕食は普段なら一口でやめてしまうシシャモを頭から
バリバリと齧り
普段なら投げ飛ばす麦茶を美味しそうに飲んでいた

「ハヤト君今日大人しいね」
「やっぱりオヤツは暫らく無しかな。今日も色々大変だったのよ」

我が家の娘はそうした教育をずっと受けているから
まずいと文句は言っても
毎日の食事は黙っていても全部食べるし
母親の手を煩わせるような事はめったにしない
旦那が居る時は甘えているけれど
私と二人の時は自分でスプーンを取りに行き、カップをとりに行き
自分の事は自分でする習慣が自然とついているのだ

「早くハヤト君もみきちゃんみたいになって欲しいです」
「だよねー。アチャパピ生命体にも困った物です」

今日もまたため息が一つ。
とは言え高望みをしては駄目ですよね
徐々に、徐々に
頑張って行きたいと思います
ではまた

Posted by Penguin at May 27, 2004 08:20 PM
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