March 26, 2004

夜の帝王

夜泣きと夜遊びでは似ているようで
実は全然違うのは当り前の事であって

「びーーー」

風邪で調子が悪いからか
ただ単に姉ちゃんと日中過ごすようになり
スキンシップが足りないせいなのか
昨夜もまたハヤトは夜泣きをしていた……
手におえなくなりリビングで一頻り子守唄を歌う
昔は娘が寝なくて毎日良くこんな事をしていたけれど
これでもハヤトは手がかからない方なのだろうか

五分、十分、三十分と経つ内に
旦那が家へと戻って来た
ぐずりモードのハヤトの目つきが変わる。
ターゲットが増えた。ママだけでなくパパも居る……
おまけにご飯まで食べているじゃないか!

「あちゃぱぴ!」 → 次はパパへと移動する! 
           と言いたいらしい

確かに始めは夜泣きだった筈なのに
気がつけばハヤトの行動は「夜遊び」に変わってしまっていた
ヨーグルトを食べレーズンを齧り
しまいに怒り抱き上げた私を見て「ヒイイイ」と騒ぐ有様である

「ハヤト君それはどう言う事だい」
「あちゃぱぴ!」 → お前邪魔、食事中!
           と言いたいらしい

結局無理矢理ベッドに隔離し
鬼婆扱いされ、腹が立ったので、
寝かしつけずベッドの上でくすぐり、舐め、悪戯をしてやった

逆に喜ぶかなーーーなどとノンキにくすぐっていると
本人実は寝たかったらしく
逆切れ? して私の顔を叩き始めた

「あちゃぱぴ!」 → お前は優しく寝かしつけるのが仕事だろう!
           と言いたいらしい

あらそうかい。
かあちゃんはそう言う扱いかい……
仕方なく趣旨を変え腕枕をし布団をかけ、身体を摩り始める

程無くして聞こえて来るハヤトの寝息
甘えん坊なんだから……わがままなんだから……
結局昨日は私もそのまま息絶えてしまった
一日って本当にあっという間ですね……
ではまた

Posted by Penguin at March 26, 2004 09:52 PM
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