February 04, 2004

我が家の節分

関東地方本日は晴れ
洗濯物がサクサクと乾きそうな予感
娘のオモラシ布団も外に元気に靡いています

子供と言うのは不思議で
親が喧嘩をして居ると
アトピーが悪化したり、ぴったり止まっていたオモラシが復活したり
身体の目に見えない部分が過敏にぴりり、ぴりりと反応する

「今日もやっちゃった……」
「はいはい。お布団干しましょうね」

ここの所ご無沙汰となっていたオモラシシーツも
こう続くようでは復活させなければならないかもしれない

昨日は娘が幼稚園から帰って来てすぐ
近所の神社に「福豆」を拾いに出かけた
これは「鬼」に豆を投げるのではなく
年女や自治会のお偉いさんたちが
クジの入った豆の袋を皆に投げ福を受け取ると言うイベントである

私は初めての参加。
時間ギリギリに出かけた所神社は黒山の人だかり
一番後ろに並んだ私は「本当に福豆を取れるのかしら……」と
悩む事しきり

待つ時間が長かったので辺りを見回すと
「祈祷費一万円以上」と書かれた看板が目に付いた
そう、厄年の御祓いをしに来ないといけないのだけれど……
こちらの神社は一万円ですか……
更に小さく書かれていた文字を読むと
一週間前に予約が必要で、実施は土日のみだと言う
近いうちに厄払いをしなければ分からないのは重々分かっているのだけれど
一万円と言う数字を見ると
何故か腰が引いてしまった

「寒川神社に行こう。確かあそこだったら二千円位でやってくれた筈……」

待つ事数十分。
数回に分けて行われた福豆拾いの私の番となった
危険? と言う事で娘と赤ちゃんは枠の外で待機である。
え、何故危険なんだ? という私の物思いは
豆が上からまかれた瞬間に判明した

「きゃあああああ……」
 
叩き落される自慢の帽子、回る張り手、そして拾おうと地面に手をやると
豆を先に拾おうと足で踏みつけられる始末
駄目だ。私が代表で来て居るんだから頑張らないと……せめて一つ拾わねば

動体視力を使って空中でキャッチしようにも
身長が足りない。
私のはるか上空でキャッチされて行く福豆達。
駄目だやっぱり。多少危険でも地面に落ちた奴を拾った方が早い。
かくして二ケようやく拾った私は早々に場を後にし娘の下へと戻った

「ママ取れた! 頑張ってくれた?」
「頑張った。ママとみきのだけは何とかキープしたよ」

確かにこれは危険だ。子供は入ってはいけない。
家に戻った後も娘はお面を用意し
更なる豆まきの準備をしていたけれど
私はそれは遠慮させて貰う事にした。
夜旦那が家に戻って来た後
楽しく家の中と外で豆を撒いていたけれど
翌日片づけをするのは無論私である

「豆だらけじゃ……」

流石に大きな豆粒は大分拾ったらしいけれど
踏みつけられボロボロになった豆はそれでも大量に飛び散っていた。
ま、これで我が家の厄が鬼が落ちれば安い物
久々大量に食べさせられた入り豆の味を思い出しつつ
我が家の節分は無事終了致しました
ではまた

Posted by Penguin at February 4, 2004 02:43 PM
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