June 10, 2005

たまにはピアノのネタでも

ここ数日気が抜けております。
あきませんねえ……
メルマガを書こうと思って居るのに
気がつくと子供と一緒に夜沈没しております

「昨日も寝ちゃったんだろ」
「うん。ついうっかり……」

仕事が無い時こそ頑張らないと本当に駄目だ
忙しい時は空いた時間を有効活用して
結構色々な事をしているというのに……
かえって時間があると何もやらない。
やっているのは……ピアノぐらいだろうか

ピアノを買ったのは二年前。
同時に娘も教えだして
今娘は右と左別の旋律を六度まで弾くことができるようになった
(つまりドからソではなくドからラまで指が動く)
端から見るとこれで二年? と思うかもしれないが
普通の子供は右と左別々に動かす事ができない
しかも楽譜に「ド」や「レ」などは書かない状態で
初見で音符を読むのである

「良く進歩したね! がんばるんだよ」

一日三十分のレッスンを二年間。
一緒に教えている子供は気がつくと週一度位しか来なくなった
そうなってくると進歩に格段の差が出来てくる
娘に言わせると現在娘の特技は「ピアノ」なのだそうだ
「へーそうなんだ」と馬鹿にするように言うと
娘は涙を浮かべながら怒ってきた

「とはいえ、ママはその上を行くけどね」

娘が弾く程度の曲であれば
私は一回聞けば覚えてしまう。
一度「線路は続くよどこまでも」という曲を
弾いてくれと頼まれたけれど
初級者の弾き方、上級者の弾き方と順を追って説明すると
やっぱり驚いて聞き入っていた。

初級者の弾き方というと
右と左が同じ、ソ・レ・ソレ……という旋律だけなのが
中級者になると左が和音で、右が旋律を弾くようになる
上級者になると旋律を弾く右も音階を押さえて
より複雑な和音を奏でる事ができるようになる
(つまり ドの音を一つだすにも 親指と小指を使い
 二重の音で音を表現するのである)

「更に上の技術って言うとね、こんなのもある」

最終的に右手は左右羽をばたつかせる蝶のように
コンマのスピードで
上級編では同時に押していたドをずらして押して行くようになる
こうなってくると私でも弾くのは大変。
「線路は続くよどこまでも」が恐ろしく難解な曲に
変貌を遂げる事となる

「ま、ママは先生だから当り前なんだけどね」

冷たい視線を投げかけ立ち去る娘
オイオイあんたが弾けって言ったんじゃないか……

その後必死に楽譜を作ろうとする娘がリビングにはあった
どうやら、中級者編の楽譜が欲しいらしい

「教えてあげないよーーーー」
「そういうこと言わないの。はい。この後どうやって弾くの!
 教えてくれないと怒るからね!」

そろそろ自分用の新しい楽譜が欲しいなと思う今日この頃
今日から入る筈だった仕事は来週に延びたそうです
土曜日は打ち合わせが急遽入って忙しくなりそうです
皆様も良い週末をお過しください
ではまた

Posted by Penguin at June 10, 2005 08:37 AM
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