May 21, 2004

夢が誇りに変わる時

今日は午前中寒かったけれど
十時のオヤツを過ぎた辺りで肌がカサカサ乾燥を始めた。
はっと気がつけば外は真っ青な五月晴れ。
やった! とばかり日焼け防止の化粧をして
赤ちゃんを連れて外に出た。

桜の枝についた緑色の葉が丁度公園全体を覆い
日差しはそれ程では無く時間にすると一時間位だろうけれど
公園を赤ちゃんと二人散歩して歩いた。
もう外に出るとなると楽しくて止まらないらしい。
たったったと走ってはベンチによじ登り、滑り台にチョッカイを出し
見知らぬ若い人が通れば駆け寄って挨拶する事を忘れない。

「あら可愛い」
「あちゃぱぴ!」

一歩間違えると一般道に駆けて行くので注意が必要である
ポカポカと言う春の陽気ではなく
五月らしい刺すような日差しの水色の空
ふと見上げれば道の向こうから娘が戻ってくるような
そんな錯覚を覚えた

「小学校行くようになって、本当ミキと遊ぶ時間が減ったなあ」
「あちゃぱぴ」→僕がいるじゃないか。と言いたいらしい

成長する娘に負けぬ為、では無いのだけれど
ここの所続けて居るのは
早朝の「中国語講座」に夕方の「ピアノのレッスン」である

AM 8:20〜8:40までのラジオを使っての中国語講座を始めてから
何が大きく変わったかと言うと
中国語の夢を見なくなった事だと思う

大体発音はできるつもりであったけれど
勉強を再開すると、意外と単語を忘れていた事に気がつく
留学していた時も勉強を始めてすぐ位は
英語しか話せなくて、中国語を話す事はできなかった

話せるようになったのは中国語の夢を見てからで
それから後は堰を切ったように話せるようになったのを良く覚えている
何かがふっきれたのか?
今の私の状態はほぐれた糸をゆっくり解いている状態で
中国語について、前ほど自信が無くなっている状態なのだと思う

以前は酔っ払うと中国語で騒いで暴れていたそうだが
最近はそうした事は無いらしい。
無論私の記憶に無い事なので、それが真実であるかは分からないが

勉強すればする程分からなくなるという感覚は無い
ただ毎朝中国語に向かい合って
勉強する時間がすごく楽しい。
あ、これ昔やった。これも……あ、知らない単語だ……
最近は私の勉強タイムに赤ちゃんが邪魔をしなくなった
一日たった20分の事だけれど
今はこの時間がとても良いリフレッシュ、気分転換の時間になっている

夕方のピアノは相変わらず
難曲を弾くと疲れるので
中級程度のソナタをノンビリ弾いて練習を楽しんでいる状態だ

「ミキ、ママみたいに上手になりたいなー」

と先日言われてちょっと鼻高々。
娘にしてみると楽譜を見ないで平気で曲を弾く私の姿は
驚嘆に値する物であるらしい

「練習すればできるわよ。もうこの曲はママのコンピューターに入っているから
 何時でも取り出せるの」
「へー」

誇り高い時間。
今この二つの趣味に関しては「頑張ろう」等々思っては居ない
ただ楽しもう。
続けようと思って居るだけである。

いつしか思いが夢に、そして誇りに変わる時まで

単純にピアノを続けて今考えているのは
将来的に娘とピアノの発表会をする事。
である

実現は来年かな……
もっと先になるかな……
でも続けていれば、いつか叶うはず。

それは今は想像もつかない夢ですが
私のピアノの音を聞いて、弾きたいと思う子供が集まり
いつの日か実現できたらなと思っています
ではまた

Posted by Penguin at May 21, 2004 10:19 PM
コメント
コメントする









名前、アドレスを登録しますか?