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東京ディズニーランド

東京ディズニーランド、http://www.tokyodisneyland.co.jp/3歳の娘が好きで、今年は既に2回行きました。今月も1日、娘の幼稚園の創立記念日があったので、夫婦共々有給を取って行って来ました。6/1から夜のパレードが”東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ”に変わった事もあり、平日なのにかなりの盛況振り、今回の夜のパレードは”悪役”が出てこない事もあり、小さな子供がライトチェイサー(1600円)をくるくる回しながらパレードに見入ってた。

夢と魔法の王国東京ディズニーランド、大阪にユニバーサルスタジオ・ジャパンhttp://www.usj.co.jp/pre_index/pre_open_img/pre_index_f.htmlがオープンし、顧客限が叫ばれる昨今ではあるが、今回はこの”東京ディズニーランド”に迫ってみたいと思う。

現在東京ディズニーリゾートにてオープンしているのは

東京ディズニーランド
;http://www.tokyodisneyland.co.jp/

ボン・ボヤージ
ディズニーキャラクターショップである。ディズニーランドがオープンする前から空いているので、朝の待ち時間などに利用すると便利である。
店員はディズニーランドの同様非常に親切。アイテム数も多い
;http://www.tokyodisneyland.co.jp/bonvoyage/index.html

イクスピアリ
大人向けのショッピングモール。ディズニーキャラクターとは全く関係ないアイテムが売られている。非常に高価な物が多いので、奥さんに最近プレゼントをあげていない人は近づかない事をお勧めする。お勧めはハンドバッグのキタムラ。映画館も併設
;http://www.ikspiari.com/

3/1よりパスポートやその他チケットが無くなり一律入場料だけの料金体制となった。(大人5500円、中人4800円、小人3700円)実質値上げであるが、このお陰でアトラクション毎のパスポートチェックの時間が短縮される事になり、チケットホルダーが不要となった。しかし反面今まで発売されたAチケットやEチケットなどのアトラクションチケットは使用が不可となってしまった。”残ったチケットは次に来たときにいつでも使うことが出来ます”という宣伝文句はどこへ行ってしまったのか、換金他これらの使用不可となったチケットについての対策は現在発表されていない。

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細かい点は抜きにして、東京ディズニーランドは現在大きな転機を迎えている。1テーマパークとしてではなく日本初の”大型リゾート”への転換。9/4にはディズニーシーhttp://www.tokyodisneysea.co.jp/のオープンが決まっている。現在オークション等において株主優待チケットが高額にさばかれているが、オープン前のすいている状態(8月中)にアトラクションを楽しむことが出来るというのは非常に魅力的な話である。相場は現在大体ペアチケットで4万円位。http://list.auctions.yahoo.co.jp/jp/2084039901-category-leaf.html 興味のある人はチェックをしてみると良いだろう。ある程度金額を出す覚悟があるのであれば、相当数出回っているので、手に入れることは十分に可能である。

このチケット、オリエンタルランド(東京ディズニーランド運営母体)の株主に配られた物であるという。なるほど、ではオリエンタルランドの株を持っていれば・・・と取らぬ狸の皮算用をする人は私を含めて多いであろう。では実際に購入を目標に色々と調べてみよう。

まずyahooファイナンスhttp://quote.yahoo.co.jp/q?s=4661.t&d=t にて株価をチェックしてみると現在3月辺りからじりじりと上がり始め、6/22時点で始値9400円となっている。購入単位が100株であるから、もし本当に購入を考えるのであれば、最低でも94万円!は必要な計算になる。無料チケットの為だけに購入するには非常に敷居が高そうである。(無料チケットは100株毎、半年後とに貰える。500株までがその対象)実際株価が60円下がると、ディズニーランドのチケット代になってしまうから、(100株*60円=6000円マイナス)こうした考えはあまり正しくないと言えるのかもしれません。

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東京ディズニーランドと言うと、思い出すのはアトラクションの他に長い待ち行列であろう。あの待ち行列を作る技術は本当に一級品。”後少し!”とアトラクションに近づくと、又ぐるぐる・ぐるぐるとあちこち回されてしまう。平日でも30分程度でアトラクションに入ることが出来るのは本当にラッキーな事である。

「でもやっぱり待つのはイヤ」

という人の為に「ファストパス」が導入された。1パスポートに付き1枚発券(発券時刻が過ぎれば再び取得することが出来る)実際導入されたのは「ビッグサンダー・マウンテン」「スペース・マウンテン」「プーさんのハニーハント」「ミクロアドベンチャー!」であるが、一歩間違えるとこの”ファストパス”を取るために何時間も行列をする事になるから恐ろしい。本末転倒。でもファストパスが欲しいという人は多い。行列に並ぶこと無く、特別の入り口からすっと正面入り口に入ると、”ずるいーーー”と長時間並んでいる人の視線を受けながら、たまらない優越感と快感を与えてくれる。

先日早朝、オープン前の8時から正門前に並び、プーさんのハニーハントのファストパスを取るために必死に走ったが、入り口から距離が離れている上に、そう考える人が余りにも多いらしく、オープンしたてのパーク内は本当に”必死に走る”大人の嵐。とにかく普段”走る”という行為をあまりしなくなった大人のする事、ファストパスのスタンドに到着するまでに何人もの行き倒れの大人を発見した。息を切らせ、フラフラの足で子供の為に走るパパとママ。いかにも辛そうである。見向きもされないキャストの皆さんは笑顔でそれらの行列を見送っている。「頑張って下さいー」とは言ってはいなかった。ファストパスの発券機を入り口の側に置いてくれれば、こうした苦労は相当量減るであろうに・・・

しかしそんな事はとりあえず現時点ではあり得ない為、皆ファストパスの為に体が動く限り、走る!走る!走る!!!

途中で何の為のファストパスだか分からなくなってしまったのも事実である。

とにかく現時点ではあまりファストパス導入の成果は出ていないと言えるのでは無いだろうか。アイデアとしては非常に面白いと思うのですが・・・

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毎年必ず新しいアトラクションがオープンする。今年は前述したプーさんのハニーハントが大盛況で、アイテムも多彩に用意されている。こういったアイテムを集めるのも又楽しい。先日行った時は皆携帯用の扇風機(霧付き)と、プーさんの”ハチミツポップコーン”のバケツ(ストラップ付き)を持って歩いていた。こちらの”ハチミツポップコーン”は東京ディズニーランドのスナックでもダントツの売り上げを誇っているのだという。今回30分以上(アトラクション待ち時間よりも長い!)待ちようやく購入、食べてみるたが、ハチミツが程良くポップコーンに焦げて美味しい。このハチミツポップコーンを求めての行列は朝から晩まで絶えることなく続く。「儲かるだろうな・・・」下世話ながらちょっと計算してみた

東京ディズニーランド営業時間 9:00AM〜 10:00PM → 13時間 → 780分
ポップコーンが一つ売れるまでの時間 1ヶ売れるまで=2分
ポップコーン1つ(バケツ+ストラップ)の値段 1100円
ポップコーンスタンドの数 8ヶ(推定) 各land 1ヶに1台は出ていたと推定

780/2=390ヶ        ・・・1台のスタンドが1日販売する数
390*1100=429000円      ・・・1台のスタンドの1日の売り上げ
42.9(万円)*8=342.4万円  ・・・東京ディズニーランドポップコーン一日売り上げ
342.4(万円)*30=10272万円!・・・1ヶ月のポップコーン売り上げ
1(千万円)*12(ヶ月)=1億2千万円 
              ・・・1年間のポップコーン売り上げ!!!
        
何と!ポップコーンだけで1ヶ月1千万円、1年間で1億円以上も売り上げてしまうのです!さすがドリームキングダム。気が付かない所で恐ろしい事をしています。他の遊園地ではなかなかこうは行かないでしょう。たかがポップコーンやさんとはいえ侮れません。おそらくこれらのポップコーン資金が回り回ってディズニーシーの新しいアトラクションの原資になって行くのでしょう。

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東京ディズニーシーが出来ることにより動員数は更に3万人増加し、おそらく株価は上がるだろうと予想されている。しかし最近公開された期待の映画「パール・ハーバー」が低迷し、米ディズニー社では現在リストラが断行されている。日本においてもパーク内のアルバイトの社会保険未支払い問題が発生し、新聞の紙面を騒がせました。又7月からは園内のガイド代など一部のサービス料金を値上げする事も発表している。デフレスパイラルの日本経済においてまだまだ強気の東京ディズニーランド。今後、”リゾート”の名に恥じないような場所に生まれ変わるのでしょうか?そうなることを多大に期待しつつ、コラムを終わりたいと思います。

来週のテーマは”アトピー”です。どうぞお楽しみに






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