ハチミツ・ポップコーン 初めて”ハチミツ・ポップコーン”なるものを見たのは1年前のディズニーランドにおいてであった。しかし本当に”見た”だけであり、人の行列が凄く、残念ながら味わう事は出来なかった。 「うーん。さすがマジックキングダム!ポップコーンを買うのも命がけだ!」 やはりポップコーンよりも、アトラクションやショーを見た方が良いと思ったのである。しかし未練は残った。そして二度目にディズニーランドを訪れた際、旦那が1時間以上必死に並び、黄色いぷーさんのプラスチック・バケツに入ったハチミツ・ポップコーンを買ってきてくれた。 「またいつまでも”食べたかった””食べたかった”と騒がれたらたまらない」 少しこげたハチミツと塩気が程良い味わい。あっという間に家族3人でバケツ一杯のポップコーンを食べ尽くしてしまった。 空になったバケツを持ってディズニーランド内を回る。どうやら又並びさえすれば、ポップコーンをバケツに有料にて追加できるようだが、高いのでそのような事はしなかった。以前、ハチミツポップコーンの謎という計算式を掲載したが、 ポップコーン計算式 東京ディズニーランド営業時間 9:00AM〜 10:00PM → 13時間 → 780分 ポップコーンが一つ売れるまでの時間 1ヶ売れるまで=2分 ポップコーン1つ(バケツ+ストラップ)の値段 1100円 ポップコーンスタンドの数 8ヶ(推定) 各land 1ヶに1台は出ていたと推定 780/2=390ヶ ・・・1台のスタンドが1日販売する数 390*1100=429000円 ・・・1台のスタンドの1日の売り上げ 42.9(万円)*8=342.4万円 ・・・東京ディズニーランドポップコーン一日売り上げ 342.4(万円)*30=10272万円!・・・1ヶ月のポップコーン売り上げ 1(千万円)*12(ヶ月)=1億2千万円 ・・・1年間のポップコーン売り上げ!!! コラム 東京ディズニーランドに掲載 http://www.office-ikeda.com/column/backnumber4.htm 味は確かに美味しいのだが、とにかく高すぎる!というのが私の意見である。更に近所のアウトレットモールにおいてもハチミツポップコーンが大型の紙コップ一杯380円で売られていたり、スーパーにおいてもバケツ一杯で980円で売られていた事で怒りは爆発した。もう少し消費者の為にも安くならないものか・・・ という上記の理由により、今回はハチミツポップコーンの作り方について考えてみたい。食べたことが無い人は是非最後まで読んで作り方を会得して下さい! (◎o◎)(◎o◎)(◎o◎)(◎o◎)(◎o◎)(◎o◎)(◎o◎)(◎o◎)(◎o◎) まずポップコーンとは何かと言うことを考えてみたい。大概のスーパーには置かれていると思うが、大体100円程度で250g程の”ポップコーンの素”が手に入る。原材料は何のことはないただの”乾燥トウモロコシ”である。大体この一袋でバケツ5杯程度のポップコーンを作成が可能である。 一番ノーマルな作り方としては、サラダ油にポップコーンの素を浸し、蓋をしたフライパンをガス台の上で振りながら温める方法である。たったこれだけで簡単にポップコーンはできあがる。ぽんぽんぽんという音がしなくなってきたら、蓋を開けて塩を振る。パパのお酒のおつまみにも最適な”塩ポップコーン”がこれである。 少し上級者?になると更に塩ポップコーンに溶かしたバターをまぶす技が使える。バターは電子レンジなどを使ってドロドロに溶かしておくことがコツの一つである。こうすることにより単純なポップコーンに芳醇なバターの香りが付き、美味しいお菓子へと変貌して行く。 さて、簡単なポップコーンの作り方は分かったので、ハチミツポップコーンの作り方を・・・とインターネット上にて探してみるも、一世代前に流行った”キャラメル・ポップコーン”についての記述はあっても、ハチミツ・ポップコーンについては全く見つからない。これは困った・・・残念ながらレシピは無い、あるのは、あのハチミツ・ポップコーンを食べた記憶とぐるぐると回っていたポップコーン製造器の動きだけである。 「レシピを完成させれば、もしかしたら英雄になれるかもしれない!」 という思いこみはさておき、試行錯誤ながらハチミツ・ポップコーン作りが始まった キャラメル・ポップコーンの作り方 http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Cosmos/9612/cooking.html キャラメル・ポップコーン(電子レンジで作る事もできるようです) http://www.geocities.co.jp/HeartLand/2887/cooking/o09.html ポップコーンパレス(ポップコーン専門店・通信販売可能) http://www.rakuten.co.jp/popcorn/index.html (◎o◎)(◎o◎)(◎o◎)(◎o◎)(◎o◎)(◎o◎)(◎o◎)(◎o◎)(◎o◎) まずキャラメル・ポップコーンの製造方法を参考に、一度ハチミツに浸した後のポップコーンに熱を入れてみる。これはコゲて大失敗。黒いススのようなものが付いてしまい食べれた物ではなかった。 次に考えたのは出来立てのポップコーンに直接ハチミツをかける方法だ。かけた後フライパンを振りながらハチミツをまんべんなくポップコーンに振りかけ、最後に塩を振る。思ったよりもハチミツが全体に行き渡らず、まずくは無いが、味わいがどうしても違う。 「それに、ポップコーン自体にくっつくね」 ハチミツがノリのようにべたべたと、くっついてしまう。次にハチミツを別の容器に一度取り分け、加熱してからポップコーンに振りかけてみることにした。ポップコーンが熱い内にさささっとふりかけフライパンを振る。直接かける方法に比べハチミツ自体の量も少なくて済むし、今度は大分調子が良さそうだ。 「駄目だ。これでもくっつく」 しかしハチミツ自体は少しこげて、風味はディズニーランドの物に近づいて来た。やはり専用の機械を用意しなければ、美味しいハチミツ・ポップコーンを作ることは出来ないのか・・・更に数日試行錯誤する。作るとすぐ無くなっていたサンプル・ポップコーンも段々回数が重なるにつれ、バケツの隅にちらほら残るようになってきた。 「わかった!」 くっつかなくする為にバターを少量溶かしてポップコーンに加える。すると不思議だ。あれほどべたべたしていたポップコーン同士がくっつかなくなって来たのである。大成功!!!できたてのアツアツをを貪るように口に運ぶ。これは美味しい。大成功である。 ディズニーランドで貰ったぷーさんのバケツに成功したハチミツ・ポップコーンを詰め、娘と共に公園に向かう。皆に味見してもらう為である。結果は”大好評!!!”非常に美味しいという評価を頂いたのでありました。 (◎o◎)(◎o◎)(◎o◎)(◎o◎)(◎o◎)(◎o◎)(◎o◎)(◎o◎)(◎o◎) 最後に作り方を簡単にまとめます。是非ご参考に ハチミツ・ポップコーンの作り方 材料 ポップコーンの素(ドライ・コーン) ハチミツ 適量 バター 適量 塩 サラダ油 1.ポップコーンの素をサラダ油に浸し、熱を加える 2.ハチミツを電子レンジで温める(とろとろに溶ける程度) 3.ポップコーンができあがったら、熱い内にハチミツをかけ、フライパンを振る 4.バターを電子レンジにて温める(とろとろに溶ける程度) 5.ポップコーンにバターを振りかける 6.ポップコーンを更に振り、バターをまんべんなくなじませる 7.完成した所で軽く塩を振る (塩ポップコーンよりも、少量である方が美味しい) 8.完成! (◎o◎)(◎o◎)(◎o◎)(◎o◎)(◎o◎)(◎o◎)(◎o◎)(◎o◎)(◎o◎) ハチミツ・ポップコーンどうだったでしょうか。来週は真面目に”狂牛病”です。どうぞお楽しみに |